2019年の桜は開花宣言が早かったもののその後の気候が安定した低温だったためか満開になるまで時間がかかり、何日間も花見が楽しめました。
(砂押川の桜1)
例によって、iヨーカドーの脇の花が見事なので、上流に行ったりやや下流に行ったりして桜を楽しみました。
気になったのは樹齢80年を過ぎた木がかなり傷んでいるという点です。
しかし、頑張って咲く姿は感動的でもあります。
(砂押川の桜2)
(砂押川の桜3)
(砂押川の桜4)
砂押川はいつからか、岸はコンクリートで覆われていますが、流れる水は汚れていません。
両岸に植えられた桜の木は、土の部分が十分な広さを確保されていない場所もあります。
松竹の旧撮影所だった場所は今は鎌倉女子大学が建てられていますが、土手に沿って土の部分が広いので桜はさして傷まずに特に多くの花を付けているように感じました。
(花びら)
これらの桜の木は昭和11年(1936年)に松竹から地元に寄贈されたたので樹齢は80年を越えているわけです。
(松竹から寄贈の記念碑)
条件の良くない場所に植えられた桜は、木によっては大枝が切られていたり、ビニールシートで養生されていたり、幹の樹皮が剥がれていた木もあったりするわけです。
でも、今年も健気に満開の花を誇っていました。
桜(ソメイヨシノ)の木の寿命については、100年以上あるという説も多々あるようです。
長く咲き続けることを祈っています。
さて、筆者が好きな「散歩道」と呼んでいる鎌倉女子大と鎌倉芸術館の間の小道には樹齢20~30年の若木が何本かありこちらも満開です。
(散歩道の桜)
また、2019年4月6日(日曜日)には、三菱電機大船の構内で春まつりが開催され、近隣住民も含めて大勢の人が桜を楽しみました。
(案内板)
(三菱電機構内)
三菱電機の桜の木は樹齢30年程度なので現役パリパリの桜でした。
その下を鎌倉女子大学中高等部の吹奏楽バンドが軽快に行進する様に皆大きな拍手をおくりました。
うららかな日曜日はあっという間に過ぎてしまいました。