善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鹿児島湯巡りの旅(32)・城山公園

2010年10月29日 | 温泉

さて、今回の湯巡りの旅も終わりに近づきました。

良い温泉の公衆浴場が点在する鹿児島市にはまた来なくてはなりませんが、前回も含めて城山公園に足を運んでないので、最後にタクシーで城山公園に向かいました。

(城山公園1)

城山公園はうっそうたる樹木に覆われた公園でした。

車の入れる場所はバスターミナルまでで、後は徒歩で人の後に付いていくと桜島を望むのに絶好なポイントがありました。

(城山公園2)

この日の桜島ややかすんで見えましたが、噴煙は上がっていませんでした。

(桜島を望む)


(市街地を望む)

鹿児島市内にこんな高い場所があるのは驚きです。

天文館に戻るのにタクシーを探しましたが見つからず、人に聞いてみたら、城山観光ホテルの入り口前にタクシーが客待ちしているとのことで早速行ってみました。
数台のタクシーが客待ちしていたので天文館のアーケード裏でタクシーを降りました。

東横インで荷物を受け取り、リムジンバスで空港に向かいました。

短い旅でしたが温泉を堪能しました。

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鹿児島湯巡りの旅(31)・春日温泉

2010年10月27日 | 温泉

今村温泉を出て甲突川を渡ると、今回の公衆浴場巡り最後の春日温泉です。

春日温泉は下荒田にあり、朝一番で入れてもらった錦湯に結構近い公衆浴場です。

鉄筋二階建ての小振りな公衆浴場で、湯船などの撮影許可を受付で取り、脱衣場に行くと折良く誰も入って居ないので浴槽から撮り始めました。

(春日温泉)

ところがその直後に撮影可能な状態ではなくなったので即座に撮影を止めました。

(メインの浴槽)

浴室はタイル張りで縦に長く、左側にサウナ室と浴槽が並び、浴槽は手前から、冷水槽、漢方湯、一番奥にメインの浴槽と並んでいました。
メインの浴槽は電気湯、超音波湯の間仕切りがあり、一部気泡湯にもなっていました。
このメインの浴槽の壁に源泉の湯口が付いていて源泉が流入していました。

浴室右側にはカラン付きの洗い場が並んでいます。

源泉は含食塩重曹泉です。
メインの浴槽でのぬるぬるすべすべ感は強く良いお湯でした。


(脱衣場から浴室を望む)

春日温泉の特徴はお湯の良いこともさることながら、薬湯を漢方湯と名付け各種の漢方薬を選んで投入していることです。
説明によると「宝寿湯」「麗参湯」「八漢湯」「健美泉」の4種類があり、この日は茶褐色の「健美泉(けんびせん)」とのことです。

お客を楽しませる工夫はここでも見る事が出来ました。

(脱衣場内の掲示)

鹿児島市の公衆浴場が他の都市に比べて比較的廃業しないで営業を続けている裏では、営業時間が長く顧客にとっての利便性を尊重している他にも、顧客の健康に配慮するような日々の努力があったればこそという気がしてなりません。

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鹿児島湯巡りの旅(30)・今村温泉

2010年10月24日 | 温泉

かごっま温泉を出てタクシーで今村温泉に行きました。
運転手さんは大の今村温泉ファンで、昔はこのあたりに住んでいて、今でも週に一回ぐらいは今村温泉に入りに行くのだそうです。

(今村温泉)

今村温泉は木造のまま残っている公衆浴場の一軒です。

今回の湯巡りでも木造のまま残っている公衆浴場はかなり少ないので貴重な存在です。

下足箱は鶴亀錠。
これも数少ない錠前です。

(下足箱は鶴亀錠)

脱衣場は広く、板の間の上にリノリウムを張ったのでしょうか?
もちろん昔なつかしい番台も残っていました。

(脱衣場)

浴槽は浴室中央に縦に二槽が並んでいて、両サイドは洗い場でカランとシャワーが並んでいました。

(メインの浴槽)

奥の方がやや熱めで、湯口が付いており、手前の方は適温のお湯でした。
湯口からは大量の源泉が流入していました。

源泉はうす透明、飲んでみると薄塩味。
コクのある塩味で、とろろ昆布をお湯に溶いたような味です。
ぬるぬる感のあるお湯でした。

(奥の浴槽)

奥の小さな浴槽は仕切りがあり、電気風呂と超音波風呂になっていました。
ややぬるめの設定です。

この他に水風呂とサウナがありました。


(湯口)


(外の看板)

今村温泉は創業八十年を越えるのだそうです。

長く続いてくれることを祈るばかりです。

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鹿児島湯巡りの旅(29)・かごっま温泉

2010年10月22日 | 温泉

中村温泉を出て一度東横インに戻り、朝食を済ませ、チェックアウト後荷物をホテルに預かってもらいました。

さて、最後の公衆浴場巡りは天文館から比較的近い、かごっま温泉、今村温泉、春日温泉の三軒を巡るつもりです。

かごっま温泉は市役所のそばなので市電で市役所前まで行くと、停留所からほんの近くにありました。

(かごっま温泉)

五階建てのビルの中央がかごっま温泉です。

10時一寸前でまだ開いていないので数分待ってようやく入れてもらえました。
10時開業で翌朝1時までやっているので昨夜は盛り上がったのでしょう。

脱衣場ではカラオケの演歌が流れていました。

(脱衣場)

浴室に入ると、周囲が洗い場になっていてカランがならんでいます。
浴室中央にはメインの浴槽と塩湯が並び、その左手にカラフルな薬風呂と電気風呂が並んでいます。

また、浴室右手には冷水風呂とサウナがります。

(メインの浴槽)

源泉はうす褐色で透明、薬風呂は緑色が濃く源泉に効能のある薬品を入れているとのことです。
源泉は金気味がしますが無臭で、お湯はぬるすべ感がある良いお湯です。

(薬湯と低周波電気風呂)


(洗い場)

塩湯は初めての体験でした。
粗塩が盛ってあり、身体にこすりつけて、そのまま(もしくは流してから)浴槽に入る(らしい)のです。

(塩湯)

かごっま温泉は、錦湯と並んで猛烈公衆浴場とでも呼べるお風呂でした。

さまざまな工夫がお客を楽しませています。

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鹿児島湯巡りの旅(28)・中村温泉

2010年10月19日 | 温泉

竹迫温泉から中村温泉に行くには少々歩くことになります。

中村温泉は電車通りを越え鹿児島大学方面に少し行った路地にあります。
堂々としたビルの中にあるのです。

(中村温泉)

ビルの中は受付方式になっていて番台はありません。

(受付)

脱衣場は入って居る人数に比べてやや手狭な印象を与えますが、決して狭いわけではなく入って居る人の数が多い人気のお湯だからでしょう。

(脱衣場)

メインの浴槽は浴室の右側にあり、突き当たりには熱帯植物と岩をあしらった岩風呂があります。
また、浴室左側にはカランが三列並んだ洗い場があります。

(メインの浴槽)

浴槽はタイル張りで大きく、メインの浴槽の中には電気風呂、寝湯×2、ジェット噴射の気泡湯×2、水風呂などがあり、客は順番を自分で決めて入り分けているようでした。

突き当たりの岩風呂は左側が高温で右の岩風呂はややぬるめでした。

(左側岩風呂)

岩風呂は掛け流しではないものの濃い源泉が楽しめます。
メインの浴槽などは源泉を循環使用している感じでした。

お湯はぬるすべ感のある塩化物泉で、岩風呂の飲泉場所で飲むと、とろろ昆布をお湯で溶いたみたいな塩味とダシの味を感じました。

分析表によるとナトリウム-塩化物泉で湯温は50.9度とのことです。

他に水風呂とスチームサウナ室があります。
ともかくいろいろとお湯を楽しむ仕掛けは手がこんでいました。

中村温泉を出て、一度食事のため東横インに市電で戻りました。
市電は鴨池の停留所が近いので鴨池駅で待つことにしました。

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鹿児島湯巡りの旅(27)・竹迫温泉

2010年10月16日 | 温泉

錦湯を出て、「かごしま温泉郷」のマップを頼りに6~7分歩きました。
竹迫温泉は八幡小学校の前にありましたが、入り口は小学校に背を向けています。

竹迫温泉は木造二階建ての大きな建物でした。

(竹迫温泉)

番台や下足箱などが昔風のとても良い雰囲気です。
因みに下足箱の錠前はおしどり錠です。

脱衣場にはなぜかバス停にありそうなベンチが一つ置いてありました。

(脱衣場)

メインの浴槽は浴室の左側にあり、湯口から源泉がどばどばと注がれていました。

(メインの浴槽)


(湯口)

お湯は無色透明の塩化物泉で口に含むと塩辛く、ぬるぬるすべすべ感の強いお湯です。
かなり熱めで手前のジェット風呂なら多少長湯が出来そうでした。

他に気泡風呂があり、こちらは適温でした。

(気泡浴用の浴槽)


(古い新聞記事)

脱衣場の壁に新聞の切り抜きがあり、竹迫温泉の古さを証明していました。

木造の古いままの温泉は霧島温泉と二軒目でしたが、長く続いて欲しいものです。

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鹿児島湯巡りの旅(26)・錦湯

2010年10月14日 | 温泉

翌朝早起きして鹿児島市内の公衆浴場巡りを再開しました。

市電が動く前だったのでタクシーを利用して下荒田の錦湯に行きました。
広い敷地に建てられた二階建ての建物はまだ新しいようです。

(錦湯)

錦湯は午前5時から翌朝の2時まで営業するものすごい公衆浴場です。
受付前のロビーも結構広いのですが奥の脱衣場も広く、百円玉が戻る方式のロッカーも沢山並び、下にはロッカーの入らない人用の籠と棚がありました。

(脱衣場)

メインの浴槽は左から岩風呂とタイル張り浴槽が並び、奥の壁際に気泡浴槽、低周波風呂と電気湯などが小さく仕切られています。

(メインの浴槽)


(別角度から見たメインの浴槽)

お湯はぬるすべ感のある塩化物泉です。
淡い黄褐色で透明なおゆです。うすーい塩味で、源泉の温度は47.8度とのことです。

(広い洗い場)

お湯から出た後、受付の老婦人に大変広いと感想を言ったら、「二階の女湯はもっと広いよ」とのことでした。

見学が出来ないのが残念でした。

(受付と二階への階段)

いろいろ世間話をしていると、近くの竹迫温泉は鹿児島で一番古いので是非入って来て欲しいとの事でしたので竹迫温泉に向かいました。

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鹿児島湯巡りの旅(25)・菓々子横町

2010年10月11日 | 温泉

アーケード通りの出口近くに菓々子横町という駄菓子屋さんがありました。

駄菓子が数多く並べてあり片端から買ってみました。

(菓々子横町看板)


(駄菓子詰めあわせ)


(げたんは)


(黒糖せんべい)


(手焼せんべい)


(七福甘納豆)


(あん玉)


(味喜心)


(輪切ミックス)

主なものは以上の通りですが、この倍以上並んでいました。

駄菓子は文化のバロメーターだと思います。
鹿児島ってすごいな!!。

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鹿児島湯巡りの旅(24)・天文館のアーケード

2010年10月08日 | 温泉

東横インに戻るとき、天文館のアーケード通りを通りました。

全国でも類を見ないほどの見事なアーケードと驚くほどの人通りの多さでした。

(天文館本通)


(アーケード内部)


(ドーム)


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鹿児島湯巡りの旅(23)・吾愛人の夕食

2010年10月05日 | 温泉

霧島温泉で今日の湯巡りは終わりです。

妙見温泉から日当山温泉を経て桜島を見物し鹿児島市に着いてから公衆浴場を巡るという、年甲斐もない行いでした。

さて、東横インに戻って夕食の場所をフロントに聞くと、「吾愛人(わかな)」という郷土料理店がよろしかろうという推薦を受けました。

場所は天文館アーケード内ですが、東横イン寄りのところです。

(吾愛人天文館本店)

早速出向くと、大勢の人が空席待ちの状態でした。

(店先の有名人の色紙)

早速待ちの姿勢に入りました。
店先には、有名人の色紙が数多く飾られていました。
地方の名店に良くある図式ですが、あまり良い趣味とは思えませんね???

さて三階の大座敷に案内され、以下のメニューをオーダーしました。

(キビナゴの刺身)


(さつま揚げ)


(みそおでん)


(にぎり寿司三貫)


(めいた鰈唐揚げ)


(豆腐ステーキ)


(吾愛人サラダ)


(貝汁)




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