(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
豊前街道の散策に多くの時間をとられましたが、この街道沿いにかみの湯という共同浴場があり、また街道が北側の山鹿市西上町の信号で途切れた先の熊入町にもう一軒「熊入温泉センター」があります。
熊入温泉センターはのどかな田園地帯にあります。市の中心部から2キロほど北に位置します。
大きな公衆浴場で家族風呂もあり、煙突が目印になります。
(熊入温泉センターの煙突)
(熊入温泉センターの入り口)
脱衣場も広く、木の棚が並んでいて壮観です。脱衣籠に入れた衣服を棚に収めて浴場に入ると大きな浴槽があります。
(脱衣場)
手前の大きな浴槽の先にもう一つ小さな浴槽もあります。
「上がり湯は体を温めるだけのお湯です。くり出さないで下さい。」という看板が、小さな浴槽の湯口に掲示されています。
この源泉の湯口にある小さな浴槽は41~2度程度の適温で、この浴槽からのオーバーフローが大きな浴槽に注いでいるので、大きな浴槽はややぬるめです。
(浴槽)
お湯は極上のアルカリ性単純温泉です。無色透明で、肌触りがやさしく、ぬるぬるすべすべのお湯です。
湯口にあるコップから飲むことも出来るのです。
熊入温泉センターは昭和の名残の色濃い大衆浴場で、山鹿市内からは若干遠いのですが一浴に値する共同浴場です。
浴槽のたたずまい、天井の高さ、入っている人の多さとマナーの良さなどはただ驚くばかりです。
入っている人のマナーが良いとうれしくなります。
(熊入温泉の由来書)
是非訪ねて下さい。
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