善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・山茶花 2019(3)

2019年11月27日 | 鎌倉


#サザンカ #山茶花
山茶花の花の報告の第三弾です。

最低気温が10度を下回ると、山茶花に集まる虫は蟻だけになるようです。

飛翔するホウジャクや蜂の仲間は全く姿を消します。
いつも歩く散歩道のフェンスから毎年見ているピンクの山茶花の花の報告です。

(山茶花)

この木は15号台風の塩水で葉が痛みまた虫食いによって木の中までスカスカの状態でした。

(山茶花の花1)


(山茶花の花2)


(山茶花の花3)


(山茶花の花4)

(山茶花の花5)

この蟻たちも、晴天で昼間が暖かい日は顔を出すこともありますが、夜間の冷え込みがきびしくなると活動しなくなります。

落ち葉たきのたき火が欲しい日ような日はもう姿をみせることはありません。


鎌倉身辺雑記・ピラカンサ

2019年11月21日 | 鎌倉


急に寒くなって、センリョウやマンリョウが色づき始めました。
また、いつも散歩する道の途中にピラカンサの木があって、野放図に伸びてしまっている枝にはびっしりとピラカンサの赤い実が付いています。

で、生まれて初めてピラカンサを撮ってみました。

(ピラカンサ)


(ピラカンサの実1)

ピラカンサの実はよく見ると数センチのヘタによって房状に垂れ下がっています。
実の正面からは良くわからないことでした。

(ピラカンサの実2)


(ピラカンサの実3)

また、鋭いトゲが多く付いていて、やたらに触ったらちくりと痛い木ということもわかりました。

(ピラカンサのトゲ)



(ピラカンサの実4)

ピラカンサは春先に白い小さな花を付けますが、目立つ花ではないようです。
ですから、晩秋になって赤い実が急に目立ち始める訳です。

いよいよ冬間近です。


鎌倉身辺雑記・山茶花 2019(2)

2019年11月15日 | 鎌倉


#サザンカ #山茶花

白の山茶花を取材した十日ほど経って、隣の町内の甘粕屋敷に行ってみました。

鎌倉市大船は一丁目~六丁目の他に丁目の付かない番地のみの場所があります。
鎌倉街道の東側です。六国見山を背負ったその場所は昔から何代も住んでいる人が多く、大きな敷地の中の庭を拝見するのが散歩の楽しみの一つでもあります。

甘粕屋敷はこの地の名家で特に大きな敷地があり、長屋門と邸宅が現存します。

甘粕屋敷の下側のお宅にピンクの一重の山茶花を見つけました。

(山茶花)


(山茶花の花1)


(山茶花の花2)


(山茶花の花3)


(山茶花の花4)

花を撮っていると一匹のキアシナガバチがやってきて蜜を探している様子でした。

(キアシナガバチ)

かなり熱心に蜜を探しまわっていました。

ただ、昼間は暖かい日でも最低気温が10度を切ると、キアシナガバチでも飛んでくることは稀になります。

いよいよ冬間近なのです。


鎌倉身辺雑記・リンドウ 2019

2019年11月12日 | 鎌倉


#リンドウ #竜胆
リンドウが咲き始めました。

庭のツバキの下で、日の当たらない場所です。

むらさき色の地味な花です。

(リンドウ)

リンドウは春先に目を出し、茎は次第に立ち上がりますが、夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから、茎の先端が上向き、小さなつぼみを付けます。

(リンドウ2)

ツボミは渦状に巻いた状態です。
秋が深まると、青紫色で5裂した筒状の花が開きます。

(リンドウの花1)

リンドウの花は目立ちません。
毎日朝になっても直ぐには開かずかなり明るくなってから開き、夕方は暗くなる間に閉じてしまいます。
花は長持ちします。また数輪がかたまって茎先につき次々に開くので長く感じるのかも知れません。

(リンドウの花2)


(リンドウの花3)

(リンドウの花4)

地味な花ですが好きな花です。


台風15号の後始末(電気温水器) 2019

2019年11月07日 | 鎌倉


#台風15号#後始末#深夜電力温水器

2019年9月9日、千葉県に上陸した台風15号は千葉県(特に房総半島)に甚大な被害をもたらし、その後茨城県を席巻し太平洋に抜けました。

神奈川県は台風の中心部から西側にあったため、水の被害は少なかったものの、風による被害は結構多く、9月9日の深夜から翌日の未明にかけては暴風が吹き荒れ、鎌倉市でもカテゴリー3レベルの避難勧告が出て一部住民の避難を促しました。
(この時のハザードマップはかなり詳細なものでした)

台風15号では、我が家でも築40年の住宅はほとんど被害はなかったものの、家屋の北側にある電気温水器のカバーに損傷を受けました。

電気温水器のカバーは鉄製で、骨組みのチャンネルに薄い鉄板をねじ止めしてある製品で、これも築40年の計算になります。
古いのでカバーの一部が錆びていて、もろくなっていた物と思われます。

中の電気温水器は3代目で、メーカーはT芝からM菱電機になりました。


補修は近所の電気店に頼みましたが、台風被害が多く補修を急ぐご家庭がかなりあるので遅くなると云う返事でした。BSのアンテナとか、受信の不具合などいろいろとあったようです。
電気温水器が使えるので、当方も急ぎませんと答えておきました。

台風の西側は風雨が比較的弱いと云われていますが、今回の台風は以下のようなコースを取ったようです

Wikipediaより
「9日3時前に三浦半島を通過した[3]。台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した[4]。台風が「非常に強い」勢力(JTWCの1分間平均風速ではカテゴリー3相当でJTWCではカテゴリー4レベルの風速と。。。」


その後、次々とやって来る台風の被害が多かったのか電気温水器のカバーの補修は未着手のまま台風19号が15号に近いコースを通ると報じられるました。
19号来襲の前日、応急処置をするからと電気店のおやじさんがやってきて、ブルーシートで覆い荒縄で縛るという奇手をやってくれました。
カバー内部の電気温水器は自立しており、温水器内部には370Lの温水が入っているので風ぐらいでは転倒しないだろうから、どんな風が吹いても荒縄で大丈夫だというロジックです。

(19号来襲の前日の応急処置)

19号台風の来襲の翌日、確かに電気温水器もカバーも無事でした。

そして数日後、カバーをどう補修するか電気店のおやじさんと協議をしましたが、現場が狭く、地中にガス管や排水管が通っていて、アンカーを打つスペースが限られるので、カバーの鉄骨を外側から補強する案は制約が多くあまり意味がないということになりました。
話をしているうちに思い出したのは、内部のM菱電機製の深夜電力温水器は「屋外型」ではないかと?と言うことで、カタログを探し確認しました。
おやじさんはメーカーに確かめるといって確認の上、今後はカバー無しで使うことに
決めました。
従って後始末としては鉄製温水器カバーを解体・撤去することだけでよいのです。
撤去の日を決めてこの日は終わりです。

(温水器カバー)


(温水器カバー裏面)


カバー撤去の当日、内部の電機温水器をブルーシートで覆い、鉄骨の裁断など解体が始まりました。

(カバーの解体1)


(カバーの解体2)

内部から現れた電気温水器はカバーの錆びが付着した以外は結構新しいという感じを受けました。

(現れた深夜電力温水器)

さて、温水器の点検と補修をどうしようか?という次の難問です。



鎌倉身辺雑記・山茶花 2019

2019年11月02日 | 鎌倉


#サザンカ#山茶花
今年の秋は遅まきながら11月から始まったようです。

山茶花が散ったのが10月末で、その落花を待っていたように山茶花が開花しました。

毎年標準木のように見ている、白の一重の山茶花の木は大船中学校のフェンス際にある小さな木です。

(山茶花1)


(山茶花のつぼみ)


(山茶花の花1)


(山茶花の花2)


(山茶花の花3)

写真を撮っていると、運良くキアシナガバチがやってきて蜜を吸い始めました。

(キアシナガバチ)

かなり熱心に蜜を探し、吸っているようです。

この時期は花が少ないのかなかなか飛んで行かないのでじっくり撮影できました。