#台風15号#後始末#深夜電力温水器
2019年9月9日、千葉県に上陸した台風15号は千葉県(特に房総半島)に甚大な被害をもたらし、その後茨城県を席巻し太平洋に抜けました。
神奈川県は台風の中心部から西側にあったため、水の被害は少なかったものの、風による被害は結構多く、9月9日の深夜から翌日の未明にかけては暴風が吹き荒れ、鎌倉市でもカテゴリー3レベルの避難勧告が出て一部住民の避難を促しました。
(この時のハザードマップはかなり詳細なものでした)
台風15号では、我が家でも築40年の住宅はほとんど被害はなかったものの、家屋の北側にある電気温水器のカバーに損傷を受けました。
電気温水器のカバーは鉄製で、骨組みのチャンネルに薄い鉄板をねじ止めしてある製品で、これも築40年の計算になります。
古いのでカバーの一部が錆びていて、もろくなっていた物と思われます。
中の電気温水器は3代目で、メーカーはT芝からM菱電機になりました。
補修は近所の電気店に頼みましたが、台風被害が多く補修を急ぐご家庭がかなりあるので遅くなると云う返事でした。BSのアンテナとか、受信の不具合などいろいろとあったようです。
電気温水器が使えるので、当方も急ぎませんと答えておきました。
台風の西側は風雨が比較的弱いと云われていますが、今回の台風は以下のようなコースを取ったようです
Wikipediaより
「9日3時前に三浦半島を通過した[3]。台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した[4]。台風が「非常に強い」勢力(JTWCの1分間平均風速ではカテゴリー3相当でJTWCではカテゴリー4レベルの風速と。。。」
その後、次々とやって来る台風の被害が多かったのか電気温水器のカバーの補修は未着手のまま台風19号が15号に近いコースを通ると報じられるました。
19号来襲の前日、応急処置をするからと電気店のおやじさんがやってきて、ブルーシートで覆い荒縄で縛るという奇手をやってくれました。
カバー内部の電気温水器は自立しており、温水器内部には370Lの温水が入っているので風ぐらいでは転倒しないだろうから、どんな風が吹いても荒縄で大丈夫だというロジックです。
(19号来襲の前日の応急処置)
19号台風の来襲の翌日、確かに電気温水器もカバーも無事でした。
そして数日後、カバーをどう補修するか電気店のおやじさんと協議をしましたが、現場が狭く、地中にガス管や排水管が通っていて、アンカーを打つスペースが限られるので、カバーの鉄骨を外側から補強する案は制約が多くあまり意味がないということになりました。
話をしているうちに思い出したのは、内部のM菱電機製の深夜電力温水器は「屋外型」ではないかと?と言うことで、カタログを探し確認しました。
おやじさんはメーカーに確かめるといって確認の上、今後はカバー無しで使うことに
決めました。
従って後始末としては鉄製温水器カバーを解体・撤去することだけでよいのです。
撤去の日を決めてこの日は終わりです。
(温水器カバー)
(温水器カバー裏面)
カバー撤去の当日、内部の電機温水器をブルーシートで覆い、鉄骨の裁断など解体が始まりました。
(カバーの解体1)
(カバーの解体2)
内部から現れた電気温水器はカバーの錆びが付着した以外は結構新しいという感じを受けました。
(現れた深夜電力温水器)
さて、温水器の点検と補修をどうしようか?という次の難問です。