善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ローソク

2011年03月29日 | 鎌倉

大震災から2週間以上が経ちました。

この間、昼間の計画停電を3回、夜間の計画停電を2日間経験しました。
震災当日と合わせると、夜間は3回ということになります。

土日の計画停電は回避し、週日も回避してくれる日が増えるかも知れませんが、一方長引きそうな様子なので夜間の照明について考える必要があります。

(3日間使ったローソク)

戸棚から、日東油脂という会社のスーパーキャンドル(15号)という箱が見つかり、長さ22センチのローソクが4本入っており1本あたり7時間という燃焼時間が書いてありました。
この会社を Web で調べてみると現在はローソクを製造していないようでした。

(戸棚から見つかった日東油脂のスーパーキャンドル)

また、長いローソクは転倒して火災の原因にもなりうるので、他のローソクを見つけなければならないと、さらに検索すると、カメヤマローソクという会社が見つかりました。

カメヤマのお奨めは、長時間燃焼で転倒の危険性の少ないピラーキャンドルか、ポリカーボネイトのカップに入ったボーティブキャンドル(ティーライトとも?)です。

いろいろと実験が必要と思っていると、横浜に勤めに出ている娘がピラーキャンドル(直径7.5センチ×高さ15センチ)とヤンキーキャンドル(香り付き)を横浜で購入してきてくれたので、ポリカーボネイトのカップにに入ったボーティブキャンドルをカメヤマの Web ページで購入しました。

ピラーキャンドルは85時間燃焼で、ボーティブキャンドルは1個あたり4時間の燃焼だそうです。
(24個×4時間=96時間)
また、ヤンキーキャンドルもカメヤマが発売元で、アメリカからの輸入品で、燃焼は15時間とのことです。

明るさ、安全性、経済性などをいろいろと試してみたいと思っています。

(ピラーキャンドル)


(クリアカップボーティブキャンドル)


(ヤンキーキャンドル)

娘の子供時代のクリスマスの飾りだったのでしょうか?
戸棚から雪だるまのキャンドルも見つかりました。

(雪だるまキャンドル)

鎌倉市の中では賑わいのある大船の仲通りの店頭には、ピラーキャンドルとボーティブキャンドルが売られていました。

(鎌倉市大船の店頭で)

ローソクと呼ぶかキャンドルと呼ぶか判りませんが、今のところ品物は豊富です。
ローソクにまで買いあさりが及ぶ前に何とか夜間の停電だけはしないで済むよう節電に協力したいです。

さあ、
東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!


鎌倉身辺雑記・季節の花2

2011年03月26日 | 鎌倉

鎌倉市の北部、植木には貞宗寺の他に龍宝寺という曹洞宗の寺院があります。
このお寺も季節の花に事欠きません。

(キブシ1)


(キブシ2)


(ボケ)


(ミツマタ)

下の写真は北鎌倉の明月院のサンシュユです。
明月院は紫陽花で有名ですが、他の花も多く、また紅葉の名所でもあります。

(サンシュユ)


春よ来い、早く来い!!!

さあ、
東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!


鎌倉身辺雑記・ようやく判ったこと

2011年03月24日 | 鎌倉

東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!

東北関東大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。

日夜復旧に努め、復旧を支援し、心をいため、立ち上がり、何とか立ち上がろうとしている方に心から敬意を表します。


ところで、東北関東大震災を体験し様々な世の中の動きを見て、10日ほど過ぎたこの頃になってようやく判ったことがあります。


  1. 政治家の中には、何でも政争のネタにする政治家と、日夜与えられた職務をこなし国民に安心感を届ける政治家がいるということ。

  2. こういうときに目立たないで、選挙の時だけ目立つ政治家がいるということ。

  3. 評論家、専門家、マスコミのコメンテーター、キャスターの中には、不用意な発言をし国民の不安をあおり立てる種類の人間と、報道に徹し聞く人見る人に落ち着きを取り戻させる種類の人がいるということ。

  4. 民放のコマーシャルの中には、騒々しいコマーシャルなので、このような時期に自粛せざるを得ないとスポンサー自らが判断する質の低いコマーシャルと、いつでもスポンサーの会社を信頼する事が出来る少数の良質のコマーシャルと、ここぞとばかりに繰り返し繰り返し放映する意味のないコマーシャルの三種類があるということ。

  5. そろそろと戻ってきたバラエティー番組の芸能人には、あえて種類を云わないが、二種類の芸能人がいると云うこと。

  6. 論説委員なのに芸能人化してバラエティー番組にばかり出ている論説委員と、自分の理性と感性を磨き、役立つことを新聞に発表する論説委員の二種類の論説委員と呼ばれる人がいると云うこと。


  7. 天気予報には、役に立ちそうなことを的確に伝える民法の天気予報と、毎日同じようなことを時間いっぱいぐだぐだと伝えるが天気については何一つ記憶に残らない非民放の巨大放送局の天気予報の二種類があるということ。

  8. 被災地のルポなのに、上から目線で被災者を見下ろす放送局があるということ。

  9. 避難場所にいる被害者に対して、原因の一つになった自社の設備について謝罪をするのに、立ったままで、上から見下ろして謝罪する某大会社の副社長がいるということ。

まだまだ数多く判ったことがあります。

国民も賢くなって本物と偽物の区別つけるようにしないと偽物がはびこります?

さあ、
がんばれ東北!!!  がんばれ東電!!!


鎌倉身辺雑記・季節の花

2011年03月22日 | 鎌倉

それでも季節は進みます。

がんばれ東北!!! がんばれ東電!!!


例年咲く花は多少の時間差がありますがやはり咲きます。

このページでも何回かご紹介した鎌倉市の北部の植木という場所にある貞宗寺には大きなハクモクレンがあります。
鎌倉にはじめて出来たコーナンというホームセンターからも望めるハクモクレンです。

(ハクモクレン1)

ハクモクレンは開ききった花は華麗ですが、開く寸前のつぼみの段階は力強く勇気を与えられる気がします。

(ハクモクレン2)


(ハクモクレン3)

でも、3月21日の気温で一気に満開状態です。

ジンチョウゲは甘い香りが付近に漂い春を思わせます。

春よ早く来い。
東北にも早く春よ来い!!!。

(ジンチョウゲ)


さあ、
東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!

● 戻ってきた陳列棚
今日の近くの大手スーパーの陳列棚には、
  • お米
  • 食パン類
  • 牛乳

    などが、かなり多く陳列されていました。
    お米は、新潟米、秋田米、宮城米の他、千葉米など。
    他に、兵庫米、福井米、岐阜米などです。
    つまり、物流が戻ったのと、買い増しが治まったのとの二つの相乗効果があったのでしょう。

    お一人さま1点限りというレジの規制も生きています。

    さあ、
    がんばれ東北!!!  がんばれ東電!!!

  • 鎌倉身辺雑記・車の行列は沈静化

    2011年03月21日 | 鎌倉

    ここ数日、車の行列は見かけません。

    行列をしても買えないと云うことが分かったのですね。

    (ガソリンスタンド1)

    下のような張り紙を見て納得したのでしょうか?

    ともかく、東北の被災地優先です。

    鎌倉で車を運転する皆さん。
    協力しましょうよ。

    (ガソリンスタンド2)


    さあ、
    東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!


    鎌倉身辺雑記・震災後の買いだめ

    2011年03月20日 | 鎌倉


    ● スーパー

    毎日、家人のお供で買い物に出かけます。
    散歩を兼ねて、荷物運びを分担し、しかも、献立コンサルタントという役割でしょうか?

    近くの大手スーパーの開店前の行列は長くなっているそうです。
    (私たちの買い物は開店後30分~50分頃の到着です)

    17日にお米が売り出され、整理券が配られ、開店と同時に売り切れとなったそうです。売り出されたお米は岐阜米でした。
    通常、鎌倉では東北か新潟、少なくとも関東のお米が多いのですが、岐阜米と云うのははじめてかもしれません。大手スーパーなので地方店と融通しあったのでしょうか?。

    通常、その日の特売品に人々が殺到します。
    開店すると、弁当売り場とパン売り場に人垣ができます。弁当も食パンも直ぐに無くなり、菓子パン類も時間とともに少なくなります。

    生鮮食料は牛乳以外は結構遅くなっても買うことが出来ます。
    牛乳はテレビで当分品薄が続くと放映すると直ぐに買いあさりの対象になるようです。

    テレビは、こういった時期の譲り合いという精神を説くことを忘れ、買いあさりの扇動役になっています。

    このブログは、写真を中心に鎌倉の風物を掲載しようとはじめました。

    大手スーパーに棚の状況も写してあります。
    これを掲載するかどうか悩んでいます。決して決して買いあさりを助長するつもりはないのですが、見た人はあわてて買いあさりをするかと思うと躊躇します。

    でも、今の風物詩は買いあさり現象が象徴的です。

    (食パンの棚)


    (ゆで麺の棚)


    (即席麺の棚)


    (粉と乾麺の棚)


    (なぜか納豆の棚)


    (牛乳の棚)

    ともかく、譲り合いの精神は忘れないでいたいものです。

    マスコミの皆さん、評論家とか専門家とか云われる皆さん。
    日本人の良さを今こそ取り戻す良いチャンスが来たと私は思います。
    戦後民主主義で失った譲り合いの精神を取りもどす絶好のチャンスが今です。

    あなたたちの影響力を行使しましょう。


    ● ガソリンスタンドと灯油

    ガソリンスタンドには長い行列が出来ます。
    早朝でも、何台か並んでいるスタンドもあります。
    早朝のマイカーの中で、即席麺をすすりながら、あるいは、タバコをふかしながら辛抱強くスタンドの開店を待つ車の列が続きます。

    灯油もほとんどありません。
    計画停電で電気系の暖房がとれないと、どうしても灯油ストーブに頼るということになります。

    スタンドで売る灯油も、町の燃料店で売る灯油も鎌倉ではなかなか手に入りません。


    ● お米

    町の米屋さんに聞きました。

    お米は十分にあるのだそうです。
    産地でも(このお米屋さんは福島県会津からも仕入れていて、いつでも出荷するという確約を受けているそうですが)供給を保証してくれているそうです。

    ただ、計画停電で精米が間に合わないとのことです。
    また、通電中に精米し袋に詰めたお米は、お米屋さんの日頃のユーザーの病院、保育園、老人ホームなどに優先して回しているそうです。

    今までスーパーで安いお米を買っていた人には余ったらお譲りするというスタンスなのでしょう。
    町の商店とうまくつきあっている人はこういった非常時には味方が現れるのですね。

    人間万事塞翁が馬というのでしょうか?。
    買いあさり現象は、町とつながりを絶った住民の象徴にような気がします。


    さあ、
    東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!


    鎌倉身辺雑記・鎌倉女子大の卒業式は中止

    2011年03月18日 | 鎌倉

    イトーヨーカドーの近くにある鎌倉女子大は、旧松竹大船撮影所の跡地にある歴史の古い女子大です。

    鎌倉女子大の卒業式は3月19日の土曜日に予定されていましたが、今回の一連の事態を勘案し中となった旨の掲示が張り出されていました。

    (鎌倉女子大)


    (鎌倉女子大2)


    (中止の張り紙)

    「3月19日(土)に予定されていた鎌倉女子大学大学院、大学、短期大学の学位記・修了証書授与式は、東北地方太平洋沖の発生による罹災状況並びに政府の計画停電の実施、諸般の現状に鑑み、中止することにいたします。」云々。

    女子大の卒業式は袴の姿が見られないのは残念です。
    学生さんの中には被災地から寄宿して勉強していた方もいらっしゃるのでしょうね。

    さあ、新しい未来に向かって立ち上がりましょう。

    がんばれ東北、がんばれ東電!!!

    鎌倉身辺雑記・計画停電時のNPOセンター大船

    2011年03月17日 | 鎌倉


    ● NPOセンター大船の停電時の模様

    鎌倉には2箇所のNPOセンターがあります。
    各市民団体が申し込み順に使用できる会議室を備え、コピー機や複写機がほとんど実費で使用出来ます。

    NPOセンターの会議室は使用料金が無料のため人気があり、通常は予約で一杯ですが、計画停電によってキャンセルが発生したそうです。

    現時点では、NPOセンターは停電時でも通常のように会議室などはお使い頂けるそうです。
    コピー機や印刷機は使えません。
    計画停電のグループ分けは、
    鎌倉NPOセンターは第1グループ、大船NPOセンターは第5グループです。
    厚着をしておいで下さいとのことです。

    (NPOセンター受付)


    (キャンセルがあった会議室)


    NPOセンターのホームページ


    鎌倉身辺雑記・東電の計画停電

    2011年03月16日 | 鎌倉


    ● 東京電力の計画停電

    東京電力は供給している各地を5つのグループに分け、計画停電を3月14日より実施し始めました。

    鎌倉市は市内が3つのグループにまたがっています。
    ここは第5グループです。

    3月14日、第5グループは 15:20 ~ 19:00 の予定でしたが、結局実施されませんでした。

    3月15日の第5グループは 12:0 ~ 16:00 の予定で、多少の前後の差はありましたが計画通り実施されました。

    さて、3月16日(今日)はどうでしょうか?
    第5グループの計画は 9:20 ~ 13:00  と 16:50 ~ 20:30 です。

    間もなく開始されそうです。

    私は計画停電に賛成です。理由はいろいろありますが、不意に停電し、もっと大きな被害が広範な範囲に及ぶよりは、計画的に管理されて行われる方が被害が少ないからです。

    報道関係者はいろいろと意見を言っていますが的外れも少なくありません。


    今日の第1回目の停電が終わりました。
    さてマスコミの東電批判に対する私見を述べたいと思います。
    私は電気も科学も全く駄目な素人ですから的外れもあるとは思うのですが以下のように考えます。

    この日、実際の停電は 9:50 ~ 12:50 の間約3時間でした。

    NHK 等の報道機関は、
    1.計画した以上はその通りに停電せよ、
    2.利用者へのきめ細かな説明をせよ、
    3.各行政単位と停電の場所が一致しないのはおかしい、

    というような東電批判の論陣を張っています。

    1.について、私は、計画より少しでも小規模、少しでも短時間のほうが良いと思います。

    2.については今回の第5グループは、232万戸以上の家庭の停電だと云うことなので、個別に通知するなどは論外で、マスコミを頼り、行政に頼るのが正解と思います。
    鎌倉市の防災に関する広報で止むを得ないと考えます。

    3.については、行政の単位と送電の単位が異なるのは当然で、送電の単位をエコの側面から見れば、近い家同市が同じ送電線で結ばれるのは当然です。

    マスコミの解説員は国民の事象への理解を助けることが仕事の筈ですが、東電の不慣れなことへの不手際さを非難することのみあげつらっているような気がしてなりません。

    さあ、
    がんばれ東北、がんばれ東電!!!


    鎌倉身辺雑記・東日本巨大地震発生時のメモ

    2011年03月13日 | 鎌倉

    未曾有の地震に見舞われ、特に東日本の太平洋沿岸は甚大な被害が刻々と明らかになっています。
    被害に遭った方々にお見舞い申し上げるとともに、救助活動を続けている方々、現状把握に努めている行政の方々に激励のメッセージを届けたいと思います。
    がんばって下さい。

    時間が経つとともに被害の大きさに目を覆うばかりで声もありません。

    でも、必ず立ち直ると信じましょう。
    日本人は目標が絞られれば何事にも歯を食いしばってやり遂げる国民です。

    与野党が国民をそっちのけで政争を繰り返すことにナマズが動いたのでしょうか?。
    ここはしっかりと政治をしてもらいたいものです。

    ● 3月11日のメモ

    比較的被害の少なかった鎌倉の身のまわりについて報告します。

    まず、地震の時は草むしりをしていたのでそれほど大きな地震とは思いませんでした。

    家人が家から飛び出してきて、その後立ち上がったら、ゆっくりとした周期の長い地震に気がつきました。振幅は大きく、時間も長いものでした。

    庭木につかまってしばらくしていると、門の前の私道から水が噴き出してきました。
    2時57~8分頃だったでしょうか。

    結構な水量が側溝を伝わって流れました。
    家に戻ってデジカメで写真を撮りましたが迫力がありません。

    (私道の水道管破裂)

    しばらくは、近所の人と雑談していると、家人が、近くに住んでいて小学校に通っている孫のことを心配し、小学校に向かいました。

    私道の水道管破裂は治まらず、相変わらず結構な水量でした。

    自宅の水道が出るか出ないかを調べました。水は出ます。水道メーターより下流の漏水はありません。
    停電であることを確認し、都市ガスが着火するかどうかを調べました。着きます。
    電気だけ停電です。
    ただ、従って光電話も通じません。

    家人が孫をつれて戻ってきました。

    コートはなく、ランドセルも持って居らず、上履きの白い運動靴のままです。
    小学校では、地震直後は机の下に入るよう先生から指示され、揺れが治まった時点で何も持たずに校庭に出たそうです。

    余震もあるようなので、保護者が来た家族からそのままの服装で帰るよう云われ、帰宅したわけです。

    孫が来てからも大きな余震がありました。

    しばらくして治まってきたのですが、1時間位の間はしょっちゅう大きな余震で家が揺れました。

    都市ガスが着く間に、風呂をわかし孫を風呂に入るように言いました。
    同じく、炊事も都市ガスが通っている間に済ませ、次に自分で風呂に入りました。
    その後、炊事を終えた家人が風呂に入りました。
    この時点で、風呂場にローソクを灯しました。

    懐中電灯は3つあり、電池を取り替えました。
    ラジオは2つあり、これも電池を入れました。
    水道は、私道での破裂にかかわらず良く出ます。
    物置のミネラルウオーター一箱は賞味期限が2009年でした。
    ローソクは4本ほどあり、2日ぐらいは持ちそうです。

    買い置きの電池が全て無くなったので、孫と近所のコンビニに出かけました。
    ローソンとセブンイレブンは営業をしていましたが、ミニストップは営業していません。
    ローソンは真っ暗な中、電卓をレジ代わりに計算して、お金を回収していました。
    セブンイレブンは、予備の電源が2~3時間保つのでその間は営業するとのことでした。会社の方針とのこと。

    (セブンイレブン店内)

    どちらも30人以上の人が並んでいて、パンやおにぎり、飲み物、電池は売り切れ状態とのことなので家に戻りました。

    星空が美しく、オリオンや他の星がよく見えました。

    その後、一人で自転車で外出。

    信号機がつかないので道路は大渋滞ですが自転車はスイスイと通れます。

    イトーヨーカドーと西友は閉店、ライフも閉店。

    ライフの前の公衆電話に多くの人が並んでいるので、自宅方向に戻り、3等郵便局前の公衆電話で娘(孫の母親)の横浜の会社に電話を入れました。

    これが通じました。
    コインの数が少なかったので、必要事項のみ話している内に切れました。
    1.孫は善人宅に泊まる。
    2.ライフラインは電気のみ停電。
    3.町は、信号機が消えていて車は大渋滞。
    4.家の被害はない。
    などです。

    電話とメールを善人の処に入れたが通じないので、かなり心配していたらしいのですが、上記情報で安心したらしい雰囲気でした。

    東海道線も横須賀線も京浜東北線も不通なので、会社に泊まり明日帰るとのこと、会社が東京にある孫の父親(娘のつれあい)もそのような行動を取るとのことでした。

    ところで我が家のリビングの暖房はエアコンと都市ガスのクリーンヒーターです。
    昔流行ったFF暖房機というのでしょうか?。
    ところがガスは通じているものの、電気が停電のため着火せず、止むを得ず灯油ストーブを引っ張り出しました。
    40年ほど前のパーフェクションという会社のストーブで、耐熱ガラスがほのぼのとした雰囲気を持っています。

    (昔の我が家の暖房・パーフェクション)

    孫はアンティークストーブに大喜びでした。

    さて、夕食です。
    午後7時をまわったところだったでしょうか。
    ガスが使えるので通常と変わりない食事でした。

    (ローソクで夕食)

    一家が無事だった幸せをかみしめました。

    食事を終え、食事の後始末をし、9時前に寝ようとしたその時電気が突然復旧しました。
    明るい世界が戻りました。

    電話で娘の横浜の会社に電話しました。
    パソコンに娘からのメールも入っていました。

    後は水道局です。
    鎌倉営業所に電話しましたが長い間話し中で通じたのは午後9時45分頃でした。
    水道管の破裂を伝え、床につきました。

    夜中の午前1時半頃、玄関のチャイムが鳴り、水道局から派遣された工事の人が、これから復旧工事を始める旨を伝えてくれました。
    工事は明け方まで掛かったらしく、静かになったら直ぐに夜が白み始めました。

    (夜中に復旧)

    以上が東日本大地震の際の、鎌倉の身辺の顛末です。


    大地震発生後2日も経ちました。
    まだまだ多くの方が行方不明だと云うことに心が痛みます。
    時間が経つにつれ、被害の大きさがテレビでビジュアルに流れてきます。

    被災した方の無事を祈っています。
    亡くなられた方のご冥福をおいのりします。
    救援の方のご苦労を察しています。

    日本を何とか立て直しましょう!!!。
    きっと立ち直れるよ。
    きっと、きっと、きっと。