善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

三国街道の旅・雪ささの湯

2014年11月29日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

雪ささの湯は御宿本陣の手前にあります。

駐車場の奥に引っ込んでおり、建物はビジネスホテルみたいに見えますが、浴場はちゃんとした日帰り入浴施設で、しかも、この地域には珍しい源泉の温泉です。

(雪ささの湯)

また、雪ささの湯には休憩所や食堂もあるのです。

受付を通過し、廊下の突き当たりを左に折れるとその先に男女浴室ののれんがあります。

脱衣場はそこそこの広さで、コインロッカーと脱衣用木製棚が並んでいます。

(脱衣場)

浴室は、石造りで、水のはねる腰より上部は木目を生かした木造りです。
浴槽も檜の縁取りがしてあり、縁に座ると心地よい肌触りです。

湯口も木製でかなりの量の源泉が流入しています。

(内湯浴槽)

お湯の色はご覧のように茶褐色で、入るとキシキシ感があります。

源泉の温度は 47.3 度だそうですが、むしろぬるめのお湯です。

泉質は「カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」とのことです。
加水、加温、循環、塩素消毒のない掛け流しだそうです。

(洗い場とカラン)


露天風呂は巨石を積んだ中に木の縁取りのある浴槽で、露天風呂も湯口は木製です。

内湯よりさらにぬるめで、若干の植栽もあって、長湯が可能な良い露天風呂です。

(露天風呂)


雪ささの湯ホームページ

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・宿場の湯の食事処

2014年11月25日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

宿場の湯には食事処があります。
三国街道沿いでは唯一食事処併設の共同浴場です。
営業時間は午前11:00~午後2:00 と午後5:00~午後7:45ですが、品切れの際は早じまいしますという掲示もあり、割と自由な運営らしいと想像しました。

(食事処・うらじろ)

メニューはそば、うどん、丼類ほか結構多いのに驚かされました。

(メニュー)


(店内の様子)

たのんだのは、ラーメンと塩ラーメン。
太めの麺で美味しくいただきました。

(ラーメン ¥600)


(塩ラーメン ¥650)

店内は明るく、沿道沿いに食堂が少ないのか、人の出入りの多い食堂でした。

帰り際に、バス停までのアプローチをご主人に教わりました。
国道をトンネルで渡り、駐車場を横断するとバス停に容易に行くことが出来ました。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・宿場の湯

2014年11月21日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

貝掛温泉旅館から貝掛温泉バス停まで徒歩で10分ほどかかり、坂もあって結構きつい道です。

(貝掛温泉バス停)

バス停で待つと、苗場行きのバスが来て乗り込むと、二居宿のバス停まで5~6分の距離です。

(南越後観光バス)

宿場の湯があるバス停の正式名称は「二居田代スキー場」という名で、二居宿とは道を隔てた反対側に駐車場などがあり、ゴンドラでスキー場へ行けるようです。

宿場の湯は二居共同浴場・宿場の湯とも呼ばれ、町営の浴場として人気があります。
二居バス停で降りると宿場の湯はやや分かりにくい場所です。
国道沿いの三国峠寄りにあるのに、国道は交通量が多く歩道がないので、バス停からは一度二居宿に入ってもう一度国道側に出るしか方法が無いようです。

宿場の湯は寄せ棟造りの格好良い建物で、国道から見ると食堂も見え車でのアプローチは問題ないのですが、バス利用客はアクセスに要注意です。

(宿場の湯)

脱衣場はさして広くありません。
しかし清潔で好感が持てます。

(脱衣場)

浴室は、サウナ室、水風呂、ジャグジー風呂、内湯と洗い場がコンパクトにまとまっています。
ジャグジー風呂と内湯は窓に面しています。
ジャグジー風呂は使用停止となっていました。

タイル張りの内湯浴槽は7~8人が入れる大きさで、ぬるめのお湯が心地よい。

(浴槽)

ただ、若干のカルキ臭があります。
公共の浴場の場合、循環使用するケースが多いのでカルキ臭もヤムを得ないかも知れません。

料金は600円でやや高めの印象です。

(洗い場)

後から地元の人が入ってきたので話をすると、この人は、三国街道沿いのいくつかのお湯の内宿場の湯が一番好きでそのわけは空いていて落ち着くからとのことでした。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・貝掛温泉の露天風呂

2014年11月18日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

内湯を出るとすぐに露天風呂です。
景色の良い中で、周囲の山の樹木が美しく、巨石を配した趣のある露天風呂です。

(貝掛温泉の露天風呂)

露天風呂の右側に小さな露天風呂があり、ここは加熱された源泉が供給されています。

(露天風呂2)

一方、大きな露天風呂は、源泉小屋の近くから湧出したままの源泉が流れてきます。

お湯はナトリウム・カルシウム 塩化物温泉 弱アルカリ性低張性温泉で無色透明、まろやかなお湯です。

(露天風呂流入口)


(秋景色)

露天風呂は内湯よりさらにぬるめの印象です。

脱衣場にはこの温泉の由来が書いてありました。

(貝掛温泉の由来)


貝掛温泉ホームページ

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・貝掛温泉のお風呂

2014年11月15日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

さて、お風呂場に入ります。

木組みのがっしりした温泉で、床は十和田石みたいな滑りにくい石を使い、浴槽は石を張り、縁取りは赤御影でしょうか。

重厚な造りです。

(内湯)

メインの浴槽は生の源泉が使われ、ややぬるめの感じですが、長い間浸かっていると身体の芯から温まります。

メインの浴槽の内側(右側)は加熱風呂があり、加熱風呂は適温です。

(内湯の加熱風呂)

洗い場も広く、浴槽までシャワーに飛沫が届きません。

お湯はナトリウム・カルシウム 塩化物温泉 弱アルカリ性低張性温泉です。
無色透明でまろやかなお湯です。眼病に効くというのも頷けます。

(洗い場)


(加熱風呂から洗い場)


(洗い場の天井)

非常に良く配慮された浴場で、窓も大きいので内湯は明るく、すぐ外には露天風呂があります。

貝掛温泉ホームページ

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・貝掛温泉の脱衣場

2014年11月11日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

浴場は廊下の突き当たりを左に折れ、さらに右折した奥にありました。
同旅館の山側の端の場所のようです。

(浴場へ)

脱衣場は広く、木の脱衣棚には籐製の脱衣籠が整然と並んでいました。

脱衣場の天井がかなり高く、茣蓙敷きになっています。

(脱衣場)


(脱衣場2)

脱衣場に張ってあったお湯の利用状況は源泉が自然湧出で掛け流しで利用していることを示していました。

(お湯の利用状況)


貝掛温泉ホームページ

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・貝掛温泉

2014年11月08日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

越後湯沢駅で新潟新幹線を降りて、最初の湯巡り先である貝掛温泉に向かいました。
路線バスを利用する旅ですが、適切なバスがないためタクシーを利用しました。

タクシーでおよそ10分で貝掛温泉の入り口に着き急坂を下りて長い細い橋を渡って清津川の対岸に行くと小高い場所に貝掛温泉がありました。

一軒宿の温泉で、お湯の良さが自慢の旅館です。

(貝掛温泉)

旅館の歴史は比較的新しいらしいのですが、それでも昭和の伝統を守った評判の良い旅館です。

受付に宿泊客がおりご主人と話をしていました。

(受付)

受付近くの古民具のコレクションです。

(受付近くの古い民具)


(受付近くの古い民具2)

この固定電話は現役です。

(現役の骨董風電話機)


貝掛温泉ホームページ

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三国街道の旅・新幹線お掃除の天使たち

2014年11月05日 | 温泉

(この旅は2013年10月に三国街道を旅した記録です)

この年の締めくくりの旅は、三国街道を越後湯沢から三国トンネルまで路線バスでたどり、街道沿いの共同浴場巡りをするという旅にしました。
三国街道は、三国トンネルが開通した年(トンネルだけ開通した年)に、スキーをかついで、法師温泉から越後湯沢までスキーツアーをした思い出があります。
これからおよそ50年余が経過したわけです。


jR東日本の新幹線を乗る際に楽しみにしている事柄の一つに、東京駅で毎朝列車が到着する毎に繰り広げられる折り返し列車の清掃作業があります。

テッセイという会社のお掃除の天使たちの活躍です。

列車が到着すると発車までのおよそ15分間に、車内を清掃して椅子の向きを変え、枕カバーを点検して、乗客を迎え入れる必要があるからです。


(入構するつばさ号)

先ず全ての列車の入構時には列車出口でゴミを受け取り、ゴミを持たない人にも感謝のお礼をします。

そして、各列車に一人ずつ入り込むや、手際よく各座席を掃除するのです。

(テッセイ社員の清掃1)


(テッセイ社員の清掃2)


(テッセイ社員の清掃3)

掃除の時間はおよそ5~6分。遅れそうな車両は管理者が手を貸すようです。

そして、発車予定時刻の数分前に全員が戸口を出て、駅のアナウンスが乗車OKを放送します。

テッセイの社員は年配者や女性が多く、この人たちに仕事の動機付けをする人事管理をしたことがこのマジックの立派なところです。

excite ニュース 7分間で車内をピカピカにする「新幹線お掃除の天使たち」

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→三国街道湯巡りの旅

三沢市の旅・三沢市中央公園のデゴイチ

2014年11月01日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)
湯巡りの最中、通りかかったバスに乗って市の中心部に来てバスを降りたら、三沢市中央公園の中にデゴイチがありました。

三沢に蒸気機関車があるという予備知識がなかったので帰宅後にいろいろと調べてみました。

(三沢市中央公園のデゴイチ1)


(三沢市中央公園のデゴイチ2)


(三沢市中央公園のデゴイチ3)


(三沢市中央公園のデゴイチの説明板)

数年前、熊本県人吉市でSLを撮影し、由来をネットで調べたら、製造年月や製造した会社などが直ぐに見つかったので、三沢のデゴイチの「D51113」を検索したところいろいろのページで製造者や保存の様子が見つかった。

「汽車・電車1971~」の著者によると、1938年(昭和13年)に川崎重工業の兵庫工場で製作されたとのこと。

以下にリンクを張らせてもらった。
「汽車・電車1971~」→「保存車のページ」→「青森県」→「三沢市中央公園D51113」
汽車・電車1971~




ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013