狭い庭に菜の花が咲き始めました。
毎年種を採って、秋の半ば頃から育てた菜の花です。
植える場所が狭いので、玄関のブロック塀の際と庭の中央の二箇所に育てます。
今年の菜の花はいろいろと苦労しました。
芽が出たて頃(10~12月)は風が強いと芽が倒れて枯れてしまいます。昨年は結構風が強い日が多かったので、その都度植え直したり移植したりしてどうやら冬を迎えました。
(ネット越しの菜の花-3月4日)
今年の1月には、ムクドリの被害がありました。
ある日、ムクドリが20羽ほど押し寄せて、芽の中心部を残して周囲の葉っぱをついばんだのです。
ブロック塀の際の菜の花は丁度間引く時期だったので、間引いた芽を庭のほうに移植したりしてどうやら根着きました。
この時点で、ホームセンターでネットを購入し、蚊帳状に張り、ムクドリの被害に備えました。ネットのメッシュはどの程度がよいのかわからず、2種類のネットを購入しました。ネットは1メートル数十円の量り売りです。
(ブロック塀沿いのネット)
(庭側のネット)

そして、次は2月のヒヨドリの被害です。
かなり前から、冬になると庭木の枝にえさ場をつくり、ミカンの輪切りを置くのですが、このえさ場を根城にするヒヨドリが、花芽をつけた菜の花の葉っぱをついばみ始めたのです。
(ネットの内側からの菜の花)

もうミカンどころではなく、ミカンの輪切りは中止し、ネットを低くして自衛しました。
また、葉っぱをついばまれた場所に、間引いた菜の花を植え直し、ついでに鉢植えを二鉢つくりました。菜の花の鉢植えは初めての試みです。
一鉢は家の中に取り込みました。もう一鉢は縁先に置いたのですが、こちらは10分足らずの間に葉っぱを食いちぎられました。
下の写真はこれら二鉢の比較写真です。
(鉢植えの菜の花)

鉢植えも咲き、ネット内の菜の花も咲き始めました。
春よ来い、早く来いの心境です。
ヒヨドリの写真は今まで撮ったことがないのですが、このブログのためにチャレンジしました。警戒心が強く、外に出たり、窓を開けたりしたしただけでも一声啼いて飛んでいきます。
ガラス越しに居間のカーテンの陰から撮ってみました。望遠レンズの手持ちもなく、根気もないので,雰囲気がわかるだけの写真になりました。
(ヒヨドリ)
この冬の野鳥たちは餌集めにかなり苦労しているのでしょうか。寒暖の差の激しい日々が続いています。
さて、昨年(2014年)は菜の花はどうだったか?。菜の花の写真は2月2日と2月16日が残っていました。
(2014年2月16日の菜の花)

ご覧のようにこの日は二週連続の大雪の後の方の雪の日で、雪かきに汗をかいたのでした。