善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

銀山温泉の旅・旅館酒田屋のお風呂

2013年10月27日 | 温泉

しろがね湯から旅館酒田屋に戻りました。

ほんの徒歩数分の距離です。

(酒田屋玄関)

部屋で落ち着いたあと、酒田屋のお風呂に入りました。

普通の温泉旅館の普通の脱衣場です。

(脱衣場)

お風呂も、タイル張りのごく標準的なお風呂です。

(浴槽)

お湯はややあつめでしたが、かき回していると表面の底の方のお湯が入れ替わり適温になりました。
ところで、山形県の温泉地では温泉表示という書類が温泉成分分析書とは別に掲示されています。

(温泉表示)

加水の有無、加温の有無、掛け流しか循環濾過か、消毒剤の使用は?等を記して「山形県温泉協会」が発行しています。

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銀山温泉の旅・しろがね湯

2013年10月23日 | 温泉

銀山温泉にはかじか湯の他にもう一つ共同浴場があります。
しろがね湯です。

しろがね湯は温泉街の一番下の街並みの外れにあります。
しろがね湯は名建築家といわれる隈健吾氏の設計でも有名です。

(しろがね湯)

ご覧の通り土地の条件が良くなく、細い三角の土地に建っています。

(背後から見たしろがね湯)

背後から見た写真でも判るとおり、建築家は鉄筋の二階建ての設計をしました。

一階の浴場も二階の浴場もそれぞれ脱衣場を持っています。

どちらが男湯でどちらが女湯かは、管理人がその日になって決めるのだそうです。

この日は一階が男湯、二階が女湯でした。

脱衣場は廊下に仮設のような棚を設けその棚に脱衣籠が乗っています。

(脱衣場)

脱衣場の近くに戸があり、浴場です。石造りの浴場は二階まで天井が高く、従って二階の浴場はこの上には乗っていないようです。

(浴槽)

浴場は照明が暗く、二階の天井近くに窓があるようですが、外が暗くなると光は入らず、唯一の薄暗い電灯の照明一基だけでお風呂に入ります。

しろがね湯の終い湯の時間が午後5時という理由は照明の暗さの所為なのでしょうか。

(洗い場)

訪問した日は午後3時40分でこのありさまでした。

また、源泉は旅館やかじか湯と同じですから、供給されている湯温は60度ぐらいでしょうが、しろがね湯はぬるすぎて、一度入った人はなかなか出ません。

この日もかなり待たされたされたのですが、ぬるい鮮度を失った湯も気にかかります。

名建築家の設計でも、運営方法が適切でないと、客の満足を引き出せないモノですね。

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銀山温泉の旅・白銀の滝

2013年10月19日 | 温泉

銀山温泉の温泉街が尽きると道は川に沿って上流に向かいます。
白銀の滝の見物です。

この写真は滝見物を見終わって戻ってくる親子でしょうか。

(滝見物から戻る親子連れ)

白銀の滝に着く寸前に疎水坑跡という石造りの隧道の出口があります。

(疎水坑跡)

白銀の滝は落差が10メートルもない滝ですが紅葉など周囲の景色とマッチして美しい情景です。

(白銀の滝)

滝の脇の道を上ると左側に滝の不動尊の古い小さな社があります。

(滝の不動尊)

お参りを済ませ、更に元の道をたどると、渓流に橋が架かり、さらに上流には銀坑道跡などがあるそうですが、夕方になると「しろがね湯」が閉じてしまうのでここまでとして帰路につきました。

(せとこい橋)

往復10分~15分のミニ散歩でした。

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銀山温泉の旅・土産物屋

2013年10月15日 | 温泉

銀山温泉の旅館街に二軒の土産物屋があります。
亀屋と江戸屋です。

(亀屋)

温泉街のとば口にある亀屋は旅館酒田屋の隣です。
亀屋の名物は「亀まんぢう」ですが、亀屋の陳列は多くの山形県の地酒についやされています。

(亀屋2)

亀まんぢうは一個80円でばら売りもしてくれます。
茶色の皮がうすくて,中に上品な甘さのこしあんがたっぷり入っています。
ばら買いして旅館で食べてみました。
一個割ってみて餡の入り具合など写真を撮りたいと思っていたのですが、うっかりと食べてしまい写真をこのページに掲載出来ません。

一方、江戸屋は旅館街の一番奥で、かたわらには赤丸ポストがあります。

(江戸屋)

江戸屋はいろいろの品をそろえて売っています。

(江戸屋の店内)

また、江戸屋の店の外に赤丸ポストがあって、大正時代や昭和時代のロマンをかき立てます。

最近は、旅行のたびに赤丸ポストを探すのですが、今回はここ一箇所しか見つかりませんでした。

(赤丸ポスト1)


(別角度の赤丸ポスト2)




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銀山温泉の旅・木造の温泉旅館群

2013年10月12日 | 温泉

銀山温泉の魅力は数多くの大正時代もしくは昭和初期の建物群が未だに現役であるというところにあります。

どの旅館もそれなりの歴史を持っているでしょう。
そして、昔の温泉旅館の良さを今に伝えています。

(昭和館と古勢起屋別館)


(昭和館)


(古勢起屋別館)

中でも能登屋は銀山温泉の盟主とのことです。

(能登屋)


(能登屋玄関)


(永澤平八)

夜景の撮影も含めて、銀山温泉には良い性能のカメラが必要だと痛感しました。

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銀山温泉の旅・共同浴場かじか湯

2013年10月08日 | 温泉

昼食が終わってそば屋の伊豆の華から外に出ると、銀山川両岸に大正ロマンの香りあふれる木造旅館が立ち並びます。

旅館群の写真の紹介は後回しにして、共同浴場かじか湯について書いてみます。

(共同浴場かじか湯)

共同浴場かじか湯は伊豆の華から数軒先の建物の中です。

かなり前ですが、米国カリフォルニア州から藤屋という旅館の若おかみになった女性が何度かテレビで紹介されていましたが、その隣がかじか湯です。

かじか湯は、川のほとりの道を覆って内側に雁木のような通路を備えています。

男湯が向かって右側で女湯が左側です。

戸を開けるとトイレがあり、その先の突き当たりが脱衣場になっていて脱衣用の棚が備えてあります。
脱衣棚の数は8人分です。

ただ、浴場内は狭いので、8人が同時に入るとやや窮屈かも知れません。

(脱衣場)

裸になって中にはいると、洗い場と浴槽があるだけの共同浴場です。
先客は居ませんでした。

(かじか湯浴槽)

お湯をかぶって浴槽の中に入ろうとするとややあつめです。

硫黄臭がします。

流入する源泉が表層を流れているので良くかき混ぜるとさほど熱くはなく、入ることが出来ました。
また、水道の蛇口も源泉の湯口の脇にあるので、湯温は自分でコントロール出来ます。

洗い場はやや狭く、手前の入り口付近に確保出来ますが5人以上は窮屈です。
ケロリンの洗い桶が常備されています。

お湯は各旅館と同じ組合源泉で、掛け流し方式だからお湯に力があります。

(湯口)

源泉名は銀山温泉でナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で温度は63.8度とのこと。
(協組2号源泉 協組3号源泉 協組6号源泉)

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銀山温泉の旅・昼食は伊豆の華

2013年10月05日 | 温泉

酒田屋のそばにある橋を渡ると正面が伊豆の華というそば屋さんです。

このお店は旅館街唯一と云ってよいほどの食事処で、事前に調べておきました。

(伊豆の華)


(伊豆の華ののれん)

そばを注文したらすぐに出てきたのが自家製漬け物で、量の多さもさることながら、味の良さは抜群でした。
野菜が良く、漬ける塩加減も良いのでしょう。

(自家製漬け物)

舞茸そばと肉そばを頼みました。

(舞茸そば ¥950)


(肉そば ¥850)


(メニュー)

そばの味が良く、具もマッチしたので大満足でした。

(伊豆の華の窓からの眺め)

レジでのお勘定を待つ間に、窓越しの写真を撮りましたが、何でも絵になるのが銀山温泉なのですね。

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銀山温泉の旅・酒田屋

2013年10月01日 | 温泉

さて、宿泊予約していた旅館は酒田屋という旅館でした。

旅館街の入口近くにある鉄筋五階建ての建物で、銀山温泉唯一といって良いほどの高層建物です。

どうりで、かなり切迫した時点でも予約が取れたものと思いましたが、エレベーターがあり、個室にトイレが付くなどかえって良い面もありました。

チェックインタイム前なので荷物を預けて共同浴場巡りです。

(酒田屋1)

ご覧の通りのペンシルビルで、客室は8室と小ぶりの旅館です。
ということは家族経営で、肌理細かい心遣いもありました。

(酒田屋の玄関)

玄関前には観光協会の無料足湯があり結構客が入っていました。

(酒田屋前の足湯)

先ずは遅めの昼食を摂りたいので、酒田屋の前の橋を渡り対岸の伊豆の華に向かいました。

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