昼食が終わってそば屋の伊豆の華から外に出ると、銀山川両岸に大正ロマンの香りあふれる木造旅館が立ち並びます。
旅館群の写真の紹介は後回しにして、共同浴場かじか湯について書いてみます。
(共同浴場かじか湯)
共同浴場かじか湯は伊豆の華から数軒先の建物の中です。
かなり前ですが、米国カリフォルニア州から藤屋という旅館の若おかみになった女性が何度かテレビで紹介されていましたが、その隣がかじか湯です。
かじか湯は、川のほとりの道を覆って内側に雁木のような通路を備えています。
男湯が向かって右側で女湯が左側です。
戸を開けるとトイレがあり、その先の突き当たりが脱衣場になっていて脱衣用の棚が備えてあります。
脱衣棚の数は8人分です。
ただ、浴場内は狭いので、8人が同時に入るとやや窮屈かも知れません。
(脱衣場)
裸になって中にはいると、洗い場と浴槽があるだけの共同浴場です。
先客は居ませんでした。
(かじか湯浴槽)
お湯をかぶって浴槽の中に入ろうとするとややあつめです。
硫黄臭がします。
流入する源泉が表層を流れているので良くかき混ぜるとさほど熱くはなく、入ることが出来ました。
また、水道の蛇口も源泉の湯口の脇にあるので、湯温は自分でコントロール出来ます。
洗い場はやや狭く、手前の入り口付近に確保出来ますが5人以上は窮屈です。
ケロリンの洗い桶が常備されています。
お湯は各旅館と同じ組合源泉で、掛け流し方式だからお湯に力があります。
(湯口)
源泉名は銀山温泉でナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で温度は63.8度とのこと。
(協組2号源泉 協組3号源泉 協組6号源泉)
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