ハギの季節です。
秋風にそよぐ枝にびっしりと付いた花ははかなく、すぐに散ります。
(常楽寺の参道のハギ1)
常楽寺は大船にある古刹で、建長寺とゆかりの深い寺院です。
大船から北鎌倉に向かう江ノ電バスで常楽寺下車、参道の先50メートルに山門が見えます。
そのかなり手前の左側に白いハギが風にゆれています。
(常楽寺の参道のハギ2)
(常楽寺の参道のハギ3)
北鎌倉の明月院は、梅雨時の紫陽花で名をはせていますが、実は花の手入れの良い寺院で、季節毎に花が見事です。
常楽寺のバス停から鎌倉行きの江ノ電バスに乗り、明月院で降ります。
JR横須賀線の踏切を渡って川沿いの路を5分ほどたどると、ひっそりとした明月院に着きます。
明月院のハギは方丈の脇の開山堂の庭に2株あります。
(明月院のハギ1)
(明月院のハギ2)
ここまで来たら、長寿寺の脇の道を亀ヶ谷に向かいましょう。
長寿寺はバス道を建長寺方向に5~6分進んだ右側にある寺院です。
亀ヶ谷坂の切り通しの道標に従って行きましょう。
長寿寺の脇の土手のハギも満開です。
(長寿寺のハギ)
そして、亀ヶ谷坂の急坂をくだって下に着いたら、右に道を取り10分も歩かずに海蔵寺に着きます。
海蔵寺のハギは鎌倉でも名所になっています。
(海蔵寺の山門)
帰りは、来た道を途中まで戻り、横須賀線の線路に沿って進むと右側に英勝寺があります。
このお寺もはぎの名所とされていますが残念ながら撮りためた映像が見つかりませんでした。
鎌倉駅はここから7~8分のところです。