(山梨湯巡りに戻ります)
昼食後、駅の北口に行き甘草屋敷を見学しました。
甘草屋敷とは旧高野家住宅で、外観は切妻屋根の三階建ての大きな住宅です。
(甘草屋敷)
高野家は長百姓を務めるこの土地の有力者で、幕府に納める甘草を栽培していたので、その住居が甘草屋敷と呼ばれたとのこと。
(甘草屋敷・石の案内碑)
甘草は現在でも中国などから輸入され、甘味料と薬用にしようされているとのこと。
高野家で栽培されていた甘草は、幕府の小石川植物園の補給源とされたとのことで、高野家の一反十九歩(約1055㎡)の甘草栽培農園は免税とされたとのこと。
(甘草の説明板)
住宅の中に入りました。
広い座敷があり、奥の座敷に人形や甲冑のレプリカが展示されています。
(一階の展示)
黒光りする大黒柱の脇の階段を上ると二階は食器類が大量に保管され、また養蚕用の器具が保存されていました。
(二階の階段と大黒柱)
(二階の展示-食器類)
(二階の展示-養蚕の器具)
このような建物が往時のまま保存されているのは結構なことです。
外に出ると売店もあり、お土産を購入して塩山駅に戻りました。
例によって新聞とビールを買い、かいじ号の予約席に座りました。これでともかく無事に家に着くでしょう。
(塩山駅のかいじ号)
(新聞とビール)
この新聞と発泡酒が帰宅ルートの定番グッズなのですが、この新聞は最近どこかの党の御用達とかで、なにか敷居が高い気がします。
国会で読め読めと云わなくても、適切な報道をすればみんな新聞を読みますよ・・・