善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・キバナコスモス

2017年08月29日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
キバナコスモスが咲きはじめました。

キバナコスモスはご近所さんに種をもらい昨年から植えています。コスモスの種と一緒に蒔くのですが、庭が狭いのでどちらも数本しか植えられません。

(キバナコスモス1 - 6月頃のキバナコスモス)
 

一般にコスモスより丈が低く育ちますがこの種の場合は花の色が薄い黄色で存在感があります。

(キバナコスモス2)


(キバナコスモス3)


(キバナコスモス4)


(キバナコスモス5)


(キバナコスモス5)


(キバナコスモスの種子)

来年のために種が取るれているとよいのですが・・・。

鎌倉身辺雑記・はまゆう

2017年08月25日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
今年は天候がかなり異常で、ご近所の玄関先のはまゆうは花期が7月末と8月中旬と2回ありました。

(ご近所のはまゆう)
 

ですから、7月半ばに咲き結実した部分と、8月になってから咲いた部分とが混在しているわけです。

はまゆうの花は複雑で構造はよく説明出来ませんが、一本の花には雄しべが6本ある小型の花が数多く付き、一つの花を形成します。
これらが一緒に目に入るので、構造がよく分からなくなるのです。

(はまゆうの花1)

はまゆうの花の一単位を見ると雄しべが6本有り、中央には雌しべがあって花柱がつきだしていますが、花柱が見えない単位の花もあります。

(はまゆうの花2)


(はまゆうの花3)


(はまゆうの花4)

結実するのは、育成時の気候や天候などによって、各花柄の数分の一ぐらいと推定されます。

(はまゆうの結実)

海岸などの日当たりの良い場所でないと必ず結実するとは言えないようです。。

鎌倉身辺雑記・送電線のリニューアル

2017年08月21日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
鎌倉市の大船界隈には送電線が結構多いのですが、ある日珍しい光景を目にしました。

送電線の袋掛けです。

(送電線 → 鎌倉線手前から 8号 9号 10号)
 


袋掛けした送電線は以下の送電線(鎌倉線7号鉄塔)です。

(鎌倉線7号鉄塔)

そういえばこの送電線は数週間前に碍子(ガイシ)を交換していました。

(鎌倉線7号鉄塔袋掛け)


(袋掛けのアップ)


そして歩いていくと、8号鉄塔は人が上って鉄骨を交換しているではありませんか。

(鎌倉線8号鉄塔)


(鉄骨の交換作業1)


(鉄骨の交換作業2)


(鉄骨の7号鉄塔を逆側から見ると右側の電線は生きているらしい?)

道路で作業を見守っている人に話を聞くと、この鉄塔はかなりの年月が経過していて、新しく設置する時期に来ているのだとのこと。
新設は時間と費用がかさみ、素材や機材を置く場所も取れないので、以下の手順でリニューアルの最中とのこと。

1.鎌倉線は鎌倉市常盤と鎌倉市岩瀬を結ぶ送電線で全部で24本の送電線がある
2.送電線のリニューアルは、
  a.リニューアルはガイシの交換を片側毎に(三相交流3本ずつ計9本毎に左右)行う
  b.その後鉄塔の鉄の部材で取り替えの必要な部材を交換する
  c.鉄の部材は塗装をし直す

約1年ぐらい時間がかかる男らしい作業が続いて行くらしいのです。

一週間ぐらい経ってここを通りかかると、7号鉄塔はペンキ塗り替えを終わったのか、真新しい鉄塔に生まれ変わっており、また8号鉄塔は取り替えたばかりの鉄骨の部材が他と違う色になっていました。

(7号鉄塔はペンキ塗り立てでした)



(8号鉄塔の一部部材は違う色をしていました)

大変な作業だなァ・・・。


鎌倉身辺雑記・ツマグロヒョウモンとオミナエシ

2017年08月17日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
この時期は、オミナエシにタテハチョウなどが蜜を求めてやってくることがあります。

(オミナエシとツマグロヒョウモン1)
 

ツマグロヒョウモンは、オミナエシの花の上に止まると一つ一つの花に口吻管を挿し蜜を吸います。

(オミナエシとツマグロヒョウモン2)


(オオミナエシとツマグロヒョウモン3)

ツマグロヒョウモンの口吻管はゼンマイのように巻かれては伸ばされ、花の中央に差し込まれ、また引き抜かれます。
次々に頭を移動しながら、結構なスピードで花の上をたどります。

(オオミナエシとツマグロヒョウモン4)


(オオミナエシとツマグロヒョウモン5)

ほんのわずかな時間でした。


鎌倉身辺雑記・鳩の日

2017年08月14日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
鎌倉では、毎年8月10日は鳩の日として年配者が色めき立つ日です。

(鳩サブレのパッケージ)
 

というのは、鎌倉で唯一といっても良いほど定番となっている土産物「鳩サブレ」の豊島屋が感謝セールをする日だからです。
鎌倉の年配者は鳩の日に離れて住む子や孫たちに割引された鳩サブレを送ろうと店頭に並びます。

(北鎌倉豊島屋)
 


(2017年鳩の日の限定商品は三品です)


(人気の鳩の日の限定商品は缶入り鳩サブレ)


(店内の様子)


(鳩サブレ)

鳩サブレは上品な味のお菓子で毎年変わらぬ姿を提供してくれています。


鎌倉身辺雑記・クマンバチ

2017年08月10日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
この時期は、オミナエシにいろいろな種類のハチが蜜を求めてやってきます。

(オミナエシとハチ1)
 


(オミナエシとハチ2)

ある日、クマンバチがやってきました。

クマンバチは重いので、花の上に乗ると枝が垂れ下がります。
クマンバチは必死にしがみついて、蜜を集めます。

(オミナエシとクマンバチ1)

垂れ下がった枝にしがみついて、蜜を探す様は撮りにくいのですが、滅多に無いチャンスです。

(オミナエシとクマンバチ2)


(オミナエシとクマンバチ3)

やがて、羽が激しく動き、他所に飛んでいってしまいました。

(オミナエシとクマンバチ4)

ほんのわずかな時間でした。


鎌倉身辺雑記・今年の家庭菜園

2017年08月05日 | 鎌倉


今年の家庭菜園は、ミニトマト3本とキュウリ1本を植えました。狭い中での苦肉の家庭菜園でした。
キュウリがかなり大きく成長し、しばらくはキュウリの収穫ばかりでしたが、キュウリを取り除いてミニトマトのシーズンになりました。
当ブログ7月4日付けの「キュウリの報告」

(植え付けは5月の連休)
 

ミニトマトの開花は5月末で、順調に育ちました。

(ミニトマトの開花は5月末)

しかし、キュウリの成長がたくましく、ミニトマトに覆い被さるように葉っぱが広がります。
で、やむなくキュウリ中心の菜園が続きました。
そして、7月末にキュウリを抜き去り、例年のミニトマトの家庭菜園に戻りました。

(ミニトマトの現在は?)

ミニトマトは日陰で過ごしたので、結実などがやや貧弱です。

一方、いつも新鮮野菜を提供してくれる近所の農家(の卒業生)の野菜スタンド脇では、目下ミニトマトなどが盛期を迎えています。

(野菜スタンド)

トマト畑も立派に構築され、整然としています。

(プロの農家のミニトマト1)


(プロの農家のミニトマト2)


(我が家のミニトマト1)


(我が家のミニトマト2)

素人のトマト菜園ですが、赤く実るとうれしいものです。


鎌倉身辺雑記・セミのぬけがら

2017年08月01日 | 鎌倉


(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)

セミの抜け殻(ぬけがら)は意外な場所にあることがあり、セミの心境を勝手に推測しました。

常識的に考えると、木の幹などではないかと思いがちですが、いろいろと写してみると、思ったより多彩です。

庭から居間に上がるところにおいた踏み台の裏側を選んだセミがいます。
他に選択の余地がなかったのでしょうね。

(テラスの踏み台の裏側)
 

藤の木の枝を選んだセミはまあ常識的な選択です。ただし高さはかなり低い場所です。

(藤の枝)

ご近所さんのお宅の桜の木の葉の裏側を選んだセミは良い選択だったようです。
というのは、頭を下にしているので多分羽化が楽な姿勢になっただろうと想像されるからです。

(桜の葉の裏側)

花菖蒲の花殻の先を選んだセミはここから先がなかったので止むを得ずここで羽化したのでしょう。多分戻るという選択肢も無かったのではないかと思います。

(花菖蒲の花殻の先)

ここのお宅のセミはこの柿の木を目指して何匹も幹を上ったのではないでしょうか?。


(柿の木の葉の裏)


(柚子の葉の裏)


(マンリョウの葉の上)


(マンリョウの花の下側)

なぜ、こんな多彩なのか考えてみました。

地面から地表に出て、自分が掘った穴から近い場所にある草木を上に上り、適当な場所を探し、羽化しやすい場所を決める時に後戻りはしたくないという決意のほどを固めるのでしょう。

葉っぱの裏が多いのは、(逆さまの体位が)羽化した後に羽根が重力で伸びやすいことを本能的に知っているからでは無いかと思いました。

(セミの羽化についての勝手な推測です)