(山梨湯巡り2017を一時中断し鎌倉身辺雑記を掲載します。)
鎌倉市の大船界隈には送電線が結構多いのですが、ある日珍しい光景を目にしました。
送電線の袋掛けです。
(送電線 → 鎌倉線手前から 8号 9号 10号)
袋掛けした送電線は以下の送電線(鎌倉線7号鉄塔)です。
(鎌倉線7号鉄塔)
そういえばこの送電線は数週間前に碍子(ガイシ)を交換していました。
(鎌倉線7号鉄塔袋掛け)
(袋掛けのアップ)
そして歩いていくと、8号鉄塔は人が上って鉄骨を交換しているではありませんか。
(鎌倉線8号鉄塔)
(鉄骨の交換作業1)
(鉄骨の交換作業2)
(鉄骨の7号鉄塔を逆側から見ると右側の電線は生きているらしい?)
道路で作業を見守っている人に話を聞くと、この鉄塔はかなりの年月が経過していて、新しく設置する時期に来ているのだとのこと。
新設は時間と費用がかさみ、素材や機材を置く場所も取れないので、以下の手順でリニューアルの最中とのこと。
1.鎌倉線は鎌倉市常盤と鎌倉市岩瀬を結ぶ送電線で全部で24本の送電線がある
2.送電線のリニューアルは、
a.リニューアルはガイシの交換を片側毎に(三相交流3本ずつ計9本毎に左右)行う
b.その後鉄塔の鉄の部材で取り替えの必要な部材を交換する
c.鉄の部材は塗装をし直す
約1年ぐらい時間がかかる男らしい作業が続いて行くらしいのです。
一週間ぐらい経ってここを通りかかると、7号鉄塔はペンキ塗り替えを終わったのか、真新しい鉄塔に生まれ変わっており、また8号鉄塔は取り替えたばかりの鉄骨の部材が他と違う色になっていました。
(7号鉄塔はペンキ塗り立てでした)
(8号鉄塔の一部部材は違う色をしていました)
大変な作業だなァ・・・。