毎年11月の最後の日曜日に、鎌倉市収穫まつりがひらかれます。
今年は11月27日の日曜日でした。鎌倉市も農業や漁業を専業としている人たちがいてその人たちのお祭りです。場所は鎌倉女子大学のエントランスで、並木道の先に同大学の図書館が見えます。
(セレモニーの準備の様子)
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セレモニーは品評会を兼ね、優秀生産者は各賞で表彰されます。
(宝舟)
(鎌倉女子大学のエントランス)
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立ち並ぶテントのうち多いのは野菜栽培者のテントです。
野菜は「鎌倉野菜」と命名してブランドかを計るという仕組みです。
(野菜の即売のテント)
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野菜の即売とともに人気のあるのが「お米すくい」のテントです。
鎌倉市には田んぼがありません。ですから米栽培者はいません。が、JA相模の協力で、山北米の新米が持ち込まれ、毎年お米すくいが行われるのです。
(お米すくいのテント)
(お米すくいの列)
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お米すくいは、
まず くじを引く、
引いたくじに 1~3 までの数字が書いてある、
その数の回数まで、両手でお米をすくい取り持ち帰ることが出来る。
というゲームです。
両手のひらを上にして、なるべく広い面積でお米をすくって、係の人の持つビニール袋に手早く入れましょう。
もたもたしているとお米は手のひらからさらさらと落ちてしまうのです。
(たくさんすくえたかな?1)
(たくさんすくえたかな?1)
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他に、ミカンの詰め放題もあります。
このミカンもJA相模のご協力で、小田原産のみかんが手に入るのです。
また、腰越漁港には漁業をする人もいます。
(漁業者もいます)
生産者だけでなく、JA関係の各部会などは、来場者のために軽食やおつまみなどを作るコーナーを設けてくれています。
人気の高い食べ物コーナーです。
(食べ物コーナー1)
(食べ物コーナー2)
(食べ物コーナー3)
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さらに、花卉栽培の人は鉢植えや花々の即売もしています。
(花卉販売)
このように、鎌倉は単に観光客相手の職業だけでなく、農漁業など一次産業もあるということをアピールする場になっているのです。