善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・コギク

2016年12月29日 | 鎌倉


12月も半ばを過ぎると花のあるお宅はめっきり少なくなります。

そんな中でコギクの花は貴重な彩りになります。
今年も、11月頃から散歩の途中で、垣根越しにコギクの花の写真を撮りました。

アイルランド民謡の「庭の千草」はバラの花だそうですが、日本語訳の「庭の千種」の歌詞は白菊です。
その歌の歌詞を思い出して、12月終わりに下の写真を撮りました。

(咲き残りの白菊)


以下のコギクは、11月~12月に撮った写真です。
コギクの花を集めてみました。

(コギク1)


(コギク2)


(コギク3)


(コギク4)


(コギク5)


(コギク6)


(コギク7)


(コギク8)


最後の一枚はノコンギクです。

(ノコンギク)




鎌倉身辺雑記・サザンカの二度咲き

2016年12月26日 | 鎌倉


今年サザンカを掲載したのは11月の11日でした。
サザンカの記事
今年のサザンカは10月ごろから花を付けたのでアップしたのですが、その後一度寒さが来て終わってしまったかと思いきや、12月になっても花が続いていました。
その後新たに、同じ町内会で庭木としてサザンカを植えているお宅を見つけたので、今年の締めくくりに紹介します。
最後の写真は臨済宗の古寺「常楽寺」の境内のピンクのサザンカです。

ピンクのサザンカ


(ピンクのサザンカ1)


(ピンクのサザンカ2)


(ピンクのサザンカ3)


白のサザンカ


(白のサザンカ1)


(白のサザンカ2)


常楽寺のサザンカ
常楽寺は臨済宗建長寺派の古寺で、大船にあります。
さして広くない境内ですが、多くの庭木があります。

(常楽寺のサザンカ1)


(常楽寺のサザンカ2)



鎌倉身辺雑記・セッッコクラン

2016年12月21日 | 鎌倉


セッコクランがの早咲きは昨12月21日にアップしましたが、ここに来て別種のセッッコクランも早咲きです。




(セッコクラン1)

この品種はご近所から頂いた物で、花が白く香りは鋭くはないが甘いほのかなものです。
くださった家では冬中も屋外で育てています。

(セッコクラン2)


(セッコクラン3)


(セッコクラン4)

セッコクランは手入れが簡単で、夏の間は日当たりが良い場所に置き、冬の数か月だけ家に取り込めばよいので手間いらずの花です。

不精者に最適のランといえます。

鎌倉身辺雑記・スケッチする人

2016年12月17日 | 鎌倉


12月になって、ある晴れた日のことですが、大船中学校の門前でサクラの木をスケッチする人を見かけました。

何をスケッチしているのかのぞいてみますと、大船中学校の校庭内にあった桜の老木をスケッチしているのです。
地面に大きな画板を敷き、スケッチブックではなく大きな画用紙を広げて、サクラの木の幹だけを描いています。

(スケッチする人1)

了解を取って写真を撮りました。

大船中学校は今年(2016年)の夏に新校舎と新体育館が完成しました。あわせて、校庭の一部を道路沿いに歩道を広げたので、サクラの木は道側に突っ立ています。
大船中学校新築完成の当時のブログ

(スケッチする人2)


(スケッチする人3)

このサクラの老木は、旧体育館の陰で、陽が差さない場所にあっててっぺんだけが陽が差すのか毎年きれいな桜の花を見せていた健気な老木です。新築の際は切られずに残されて今は歩道がわにあります。

(桜の老木1)

樹齢は60年以上でしょうが、幹は常に日陰だったのと、道路が近いせいか、サクラの木の肌が保てず黒くなっています。
(桜の老木2)

今陽光を浴びて、若い女性がわざわざスケッチに来てくれるなど、桜の老木はいったいどう感じているのかとしみじみ思いました。


鎌倉身辺雑記・皇帝ダリア

2016年12月14日 | 鎌倉


近年見かけるようになった花なのですが、皇帝ダリアという美しい見事な花を近所で見かけました。

南の方の花で、旅番組などでも、沖縄や九州、四国の番組で見かけます。

樹高は3~4メートルもあり、幹には節も見えます。竹かサトウキビのような幹です。
花の色は紫がかったピンクで、花の直径は15センチ~20センチになるものもあります。

(皇帝ダリア1)


(皇帝ダリア2)


(皇帝ダリア3)


(皇帝ダリア4)


(皇帝ダリアの幹)

メキシコから中米が原産の木で、日が短くならないと花が咲かないそうです。

鎌倉身辺雑記・リンドウ

2016年12月11日 | 鎌倉


久しぶりに、庭のリンドウが花をつけました。
数株あるのですが、この6月に、プロの植木屋さんに覆い被さっている椿の枝を間引いてもらったのが良かったのか、花が咲いたのです。
咲き始めは11月初めで例年よりやや早めでした。

(リンドウ1)


(リンドウ2)


(リンドウ3)


(リンドウ4)

自宅のリンドウだけではさ寂しいので、近くにある臨済宗の禅寺の境内のリンドウも載せてみます。

ただし、撮影が午前中だったので花は開いていません。

(常楽寺のリンドウ)


(常楽寺のリンドウ2)

リンドウは律儀にも夕刻に陽が陰るとつぼみを閉じ、午前中も明るくならないと開いてくれません。
ですから濃い紫色が長い間楽しめます。

12月になっても、別の小さな茎から花をつけるなど花期が長い花です。

鎌倉身辺雑記・ご近所で菊花の栽培

2016年12月07日 | 鎌倉


同じ町内会ではないのですがご近所に菊好きがいて、いつも庭先を通るときのぞいて見ています。大船フラワーセンターの神奈川県菊花大会を見た後、勇気を出してこのお宅の菊を写真に撮らせてもらいました。

(玄関の五本仕立て菊)

玄関に飾ってある盆用五本立ては庭から持って来たもので、その他の菊は庭に面した軒下とカーポートの屋根の下に置いてあり、一本立て、三本立て、五本立てなどが所狭しと並んでいました。

(軒下の盆用三本立の作品)


(別角度の盆用三本立の作品)

どれも見事な花を付けていましたが、ご本人は、花の高さ、花の大きさ、花の大きさがそろっているか、咲く時期が個々の花でずれがないかなどについて、いくつか不満のある様子でした。

(管物の花の部分)


(管物の花の部分2)

筆者の住んでいる場所や趣味などを聞かれて、話が弾みました。

ドーム菊はここ近年に手がけ始めたとのことです。

(ドーム菊1)


(ドーム菊2)


(ドーム菊3)

ご主人の根気強さや来年にかける決意などに、もう、圧倒されました。

12月になってお宅の前を通ると、さすがに始末をはじめたようです。
どう越冬するのか、チャンスがあったら伺ってみたいものです。


鎌倉市秋の収穫まつり

2016年12月01日 | 鎌倉


毎年11月の最後の日曜日に、鎌倉市収穫まつりがひらかれます。
今年は11月27日の日曜日でした。鎌倉市も農業や漁業を専業としている人たちがいてその人たちのお祭りです。場所は鎌倉女子大学のエントランスで、並木道の先に同大学の図書館が見えます。

(セレモニーの準備の様子)

セレモニーは品評会を兼ね、優秀生産者は各賞で表彰されます。

(宝舟)


(鎌倉女子大学のエントランス)

立ち並ぶテントのうち多いのは野菜栽培者のテントです。
野菜は「鎌倉野菜」と命名してブランドかを計るという仕組みです。

(野菜の即売のテント)

野菜の即売とともに人気のあるのが「お米すくい」のテントです。

鎌倉市には田んぼがありません。ですから米栽培者はいません。が、JA相模の協力で、山北米の新米が持ち込まれ、毎年お米すくいが行われるのです。

(お米すくいのテント)


(お米すくいの列)

お米すくいは、
まず くじを引く、
引いたくじに 1~3 までの数字が書いてある、
その数の回数まで、両手でお米をすくい取り持ち帰ることが出来る。
というゲームです。

両手のひらを上にして、なるべく広い面積でお米をすくって、係の人の持つビニール袋に手早く入れましょう。

もたもたしているとお米は手のひらからさらさらと落ちてしまうのです。

(たくさんすくえたかな?1)


(たくさんすくえたかな?1)

他に、ミカンの詰め放題もあります。

このミカンもJA相模のご協力で、小田原産のみかんが手に入るのです。

また、腰越漁港には漁業をする人もいます。

(漁業者もいます)


生産者だけでなく、JA関係の各部会などは、来場者のために軽食やおつまみなどを作るコーナーを設けてくれています。
人気の高い食べ物コーナーです。

(食べ物コーナー1)


(食べ物コーナー2)


(食べ物コーナー3)

さらに、花卉栽培の人は鉢植えや花々の即売もしています。

(花卉販売)


このように、鎌倉は単に観光客相手の職業だけでなく、農漁業など一次産業もあるということをアピールする場になっているのです。