善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・龍隠庵の餅つき 2015

2015年12月28日 | 鎌倉

北鎌倉にある円覚寺の中には数多くの塔頭がありますが、龍隠庵はユニークな存在です。

この龍隠庵で12月27日に恒例の餅つきが行われました。

例年、龍隠庵のご住職の人柄からか、多くの人が集まりますが、龍隠庵の本堂は民家風で、客殿らしい建物はビニールシート掛けです。
龍隠庵の場所は円覚寺の総門を過ぎ、山門(三門)・仏殿と進み、 その左手、選佛場と在家用の座禅堂居士林の間の石段を登りきった処です。

(円覚寺・選佛場)

選佛場と居士林の間には龍隠庵の道しるべになる石が置かれています。

(道しるべ)

ここから、石段を上り一度折れ曲がった後、階段の頂点に龍隠庵があります。
本堂は右側の林の中で、したの平らな場所はで、そこに客殿らしい建物が建っています。

(龍隠庵本堂)

この日は客殿の前に受付がありました。ここで記帳します。

(受付)

今年の受付には、ご住職が書いた「開運招福」の書と、ムクロジ(無患子)の実をつつんだ飾りがついていました。
御利益があるらしく、購入する人もちらほらとみかけました。

(開運招福のかざり)

ご住職は笑顔でむかえてくれました。

(ご住職)

さして広くない境内はもういっぱいの人たちで埋まっています。

(境内 - バックは客殿)

客殿の中では呈茶の催しがあり、今回参加の中では最高齢と思われる先生が例年通りお茶を振る舞ってくださいます。

(客殿の中では呈茶の催し)

さて、餅つきはかなり前から始まっており、2つの臼を並べて、搗き手が入れ替わり立ち変わり交代して、かけ声とともに、搗くことになっています。

大人も子供も、男性も女性も、時には外国の方も餅つきを楽しみます。

(餅つき1)


(餅つき2)


(餅つき3)


(餅つき4)


(餅つき5)


(餅つき6)

搗いたお餅は、まず参加者の正月用に供え餅にし、そのあと、絡み餅として全員で食べるのです。

この日は220キロの餅米を搗くそうです。かってご住職から伺った話では、餅米は奇特家が毎年贈ってくれるとのことで、この餅米を生かす方法として餅つき会を催そうと、いろいろの方が、自分の出来ることを手伝って成り立っているのだそうです。

以下、裏方の写真は次号に掲載します。


京町温泉の旅・嘉例川駅

2015年12月24日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

鹿児島空港を出て10分足らずで、肥薩線の嘉例川駅に着きました。

今回行き先の京町温泉へは、ここから吉都線に乗り換え京町温泉駅に向かいます。

(嘉例川駅)

嘉例川駅は1903年、肥薩線が開業して以来の駅ですから110年以上も続いて営業開いていることになります。

(嘉例川駅の扁額)

嘉例川駅には古い歴史がたくさん詰まっていました。
何もかもが物珍しく歴史を感じます。

(駅舎内の古時計)


(駅舎内のシャンデリア)


(国登録有形文化財記念碑)

改札口を通ってホームに出て線路を眺めます。

(改札口)

このホーム側からは駅舎の事務室に入ることが出来ます。

いろいろの遺品があって、昔を偲ぶのに十分でした。
近くの横川駅でのタブレットの交換風景は特に懐かしい写真でした。

(横川駅のタブレット交換風景)


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京町温泉の旅・鹿児島空港

2015年12月18日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

鹿児島空港に着きました。
空港から出ると各地に向かうバスの乗り場があり、隼人に向かう妙見バスのバス停は目の前です。

そこに、空港としては画期的な無料の天然温泉足湯があります。

今回は残念ながら足湯に浸かる時間はありません。

(天然温泉足湯 おやっとさあ)

糸井新聞

(天然温泉足湯 おやっとさあ2)

路線バスはまもなくやってきました。過去に妙見温泉に行ったとき乗ったことのあるバスです。

(妙見路線バス)

妙見路線バスは小型のバスです。

(妙見路線バス2)


(妙見路線バス3)


(車窓は霧島茶の茶畑でした)

空港から出てすぐ山の中を下ります。車窓の両側には茶畑が続きます。
J鹿児島も小雨模様でした。

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京町温泉の旅・羽田の進化

2015年12月12日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

宮崎県で唯一の温泉場と云われる京町温泉の共同浴場を訪ねる旅を企画したのですが、ただ、あまりにも宮崎空港からは不便そうなので、鹿児島空港から行ってみることにしました。

鹿児島空港へのJALのフライトの搭乗口は31番ゲートでしたが、ゲートに着くと、その前の売店が小洒落た飲食店に変わっていたのに驚きました。
年に一度しか乗らない航空機だですから、昨年の変わっているのは当たり前でしょうが、土産物屋から都内に店を持つ一流の飲食店店に衣替えしていました。サラリーマンが朝食を摂っていました。

(三合庵 そば店)

白金に本店のあるそば屋さんで、そばで酒を飲むのが通だとか?いう話です。
糸井新聞

(五穀豊穣 蔵一 味噌汁とおにぎり)

五穀豊穣 蔵一 味噌汁とおにぎり

(又こい家 鮨店)

恵フード
築地のまぐろ店ですが鮨紀文・松葉寿司・又こい家・おかめなどを経営しています。

(銀座 木村家総本店 ベーカリー)

云わずと知れたあんパンの老舗です。
木村家総本店
これらのお店は2011年頃からの出店だそうですが、軒を連ねている姿を見ると、お土産屋さん一辺倒の羽田も進化したものだという気がします。

(JAL機は整備中)

JAL機は小雨の中を整備中でした。
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三沢市の旅・帰路は八戸から

2015年12月08日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

太郎温泉のおかみさんにタクシーを頼み、三沢駅に向かった。

三沢駅では八戸行きの普通列車に乗り、八戸へ。

(三沢駅のあおい森鉄道)

八戸では若干の時間があった。

駅のエスカレーターを下るとコンコースでつながった「八戸地域地場産業振興センター」があり、一階は大きな山車が展示されていた。

(八戸地域地場産業振興センター入り口の山車)

このセンターは地元産品の土産ものなどが展示即売されている。

(展示即売会会場)

センターで土産物を買い、屋外に出ると店舗の看板に朝市のマークがあった。

(屋外の朝市の店舗)

焼き鯖の寿司を買った。これで、駅の中のコンビニでサンドイッチが買えればいつもの昼食と同じメニューになる。

(焼き鯖寿司)

というわけで、東北新幹線の中はいつもの昼食になった。

(遅い昼食)

毎度進歩がない画面だが上出来だと思った。

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三沢市の旅・太郎温泉

2015年12月04日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

三沢パークホテルをチェックアウトして、タクシーで太郎温泉旅館に行きました・

太郎温泉旅館は県道254号に面していて、スーパーのユニバース三沢堀口店の1ブロックほど東にあります。ですから木崎野温泉とも近い場所です。

(太郎温泉旅館)

駐車場も含めてやや奥まっています。旅館と公衆浴場の兼業で、創業者の名前から「太郎温泉」と命名したそうです。

(フロント)

脱衣場は木の棚と脱衣用籠が並んでいて壮観です。
脱衣場の一部は禁煙の張り紙があります。また、木のベンチが並んでいます。
ここからテレビの放映を見ることも出来る。

(脱衣場)

浴室に入ると、中央に浴槽があり、浴槽は真ん中に間仕切りがあります。この仕切りに、「高 42度」と「低 40度」と表示されていますが、入ってみて湯温はどちらもほとんど変わらない印象でした。
あつい方は一部が泡風呂となっています。
他にうたせ湯があります。

(浴槽と洗い場のカラン)

お湯は無色透明、無臭、味は薄塩味です。このお湯が掛け流しになっています。源泉の湯量が多いのだそうです。

若干のぬるぬる感があり、塩分があるせいか出た後の保温効果がつよいようです。

また、洗い場のカランからも源泉のお湯が出ます。

(シャワー室)

太郎温泉は、三沢漁港に近く、漁港から早朝に釣りに出かける人はここが定宿になっているそうです。

受付のおかみさんが、次に来るときはうちに泊まって三沢見物をすると良いと誘ってくれました。

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