善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

十和田市と三沢市の旅・十和田市現代美術館

2014年09月28日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

バス停十和田湖温泉郷で十和田市行きのバスに乗り十和田市で下ります。

(十和田市行き十和田観光電鉄バス)

十和田市までおよそ30分です。

バスが十和田市の市街地に入ると形の良い松並木が高層建築の無い市の景観を引き立てます。

ほぼ市内の中心に十和田市現代美術館があります。

(バス停 十和田市現代美術館前)

バスを降りると、美術館は多くの小さめの無機質の建物を回廊でつないだ構造になっています。

エントランスホールに入る前に、ホールの前にあるフラワーホースと呼ばれる作品の洗礼を受けます。
この馬は韓国生まれのチェ・ジョンファ作のアートで、主要展示物野中では例外的に撮影自由な作品の一つです。

十和田市現代美術館は一歩館内に入るとほとんど全てが撮影禁止で、この美術館をネットで紹介するのは至難の業ですが、この作品(フラワーホース)が内部の各展示物を象徴しているような感じを受けるのです。

また、エントランスホールで購入する入館料(¥500)は一度館外に出てまた入ることが出来ます。ですから、後で紹介する、道路の向こう側の作品群を見てもう一度入ることも出来るのです。

以下はほんの一部のみの紹介です。

(美術館前庭のフラワーホース-チェ・ジョンファ作)


(別角度のフラワーホース-チェ・ジョンファ作)

この展示場の外壁も撮影自由です。当初は「オクリア」だけだったそうですが、2012年に奈良美智の夜露死苦ガール2012が追加されたそうです。

(ポール・モリソンの「オクリア」  左側の壁面は奈良美智の「夜露死苦ガール2012」)


(椿 昇 の「アッタ」)

カフェのある建物(売店を兼ねる)の内部には休憩スペースとハスの花びらが動くアートがあります。
湖の花びらは羽ばたくように動き、ガラス張りの外からもよく見え、この美術館の名物の一つです。

(休憩所内のハスの花のオブジェ)

一方、現代美術館をはさんで道路の反対側にも多くのアートが展示されており、無料で楽しめます。

このキノコのアートは「愛はとこしえ十和田でうたう」-作 草間彌生(日本)という呼び名で、昨日同じ旅館で一緒になった新潟からの家族がモデルになってくれました。

(愛はとこしえ十和田で歌う)

こんなアートもあります。

(「ゴースト」 インゲス・イデー(ドイツ))

館内で唯一撮影可能なのはエントランスホールです。

入場券を買ったり、ロッカーに荷物を入れたりして、何回でも出入りが出来ます。

エントランス・ホールの床を彩るイギリス生まれの ジム・ランビー の「ゾボップ」 も撮影自由でした。
カラフルな床に幼児が戯れていたのが印象的でした。

(エントランスホールの床-ジム・ランビー の「ゾボップ」)

ともかく十和田市現代美術館は不思議な空間と不思議な世界を提案していました。

十和田市現代美術館へリンク

モダンアートとは何か?。
回答を得られないままかなりの時間を費やして見て回りました。

十和田市はこの投資に見合ったリターンがあったのかどうかわかりませんが、多くの観客を引き寄せていました。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・野の花 焼山荘の朝食

2014年09月25日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

翌朝、朝食も昨夜と同じ食事処でした。
席も同じです。

(食事処)

朝食は竹籠に収まっていました。

(食卓には竹籠が)

竹籠のふたを取ると中は以下のような朝食です。

(竹籠の中身)

他にイカ刺しとサラダが付いていました。

(イカ刺し)


(サラダ)

結構な朝食でした。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・野の花 焼山荘の夕食

2014年09月21日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

さて、野の花 焼山荘の夕食です。

今回の予約はインターネットで同旅館のウイークデイのスタンダードプランでした。

夕食は食事処です。
食事処は椅子席で卓上は火が使えます。

(食事処)

前菜は見事な細工でした。涼しげでおいしそうでした。

以下、料理長の創意工夫が目立つ品が並びました。

(前菜 季節の彩り10種)


(お造り)


(揚げ物)


(酢の物 カルパッチョ仕立て)


(茶碗蒸し)


(ウニとホタテの炊き込みご飯)


(炊き込みご飯を茶碗に盛る)


(煎餅汁)

純米酒は別料金でしたが旨口のお酒でした。

(お酒は純米酒)

奥入瀬渓流ホテルと比べてかなり安くしかも満足のいく宿泊でした。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・野の花焼山荘のお風呂

2014年09月18日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

二軒の共同浴場を楽しんだあと、野の花 焼山荘に戻りました。

(野の花 焼山荘)

部屋に入って一息ついた後この旅館の温泉を楽しみました。
焼山荘の温泉も日帰り温泉として公開しています。

焼山荘の温泉は、露天風呂と内湯の組み合わせが二組あり、宿泊客は日替わりで楽しむことが出来ますが、日帰り温泉はその日の割り当てでどちらかに入浴することになります。
ひば風呂と露天月映しの湯

(ひば風呂脱衣場)


(ひば風呂浴槽)


(ひば風呂洗い場)


(露天月映しの湯)


花映しの湯

(花映しの湯脱衣場)


(花映しの湯浴槽)


(花映しの湯洗い場)


(露天花映しの湯)

これら二種類のお風呂はどちらも高級仕様で、お湯も適温だし、浅めのお風呂で、くつろぐことが出来ます。

お湯は猿倉源泉の混合泉で、掛け流しです。

入浴料金は600円で、午後1時~6時の営業です。


ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・八戸市市民保養所 洗心荘

2014年09月14日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

「八戸市民保養所 洗心荘」は、十和田市市民の家と道路を隔てた真向かいにあります。

八戸市の宿泊所、研修所、保養所等を兼ねた施設ですが、部外者にも開放されています。
温泉施設もその一環で、八戸市民以外も利用することが出来ます。

入浴料金は訪問時は¥370でした。営業時間は午前10時30分から午後6時までだそうです。

(八戸市民保養所洗心荘)

長い廊下を伝わったあと、階段を下って浴場に着きます。

脱衣場には脱衣用の木の棚と籐製の脱衣籠がありました。

(脱衣場)

浴室に入ると、広いガラス窓に沿って大きな浴槽があり、お湯に浸ると窓から豊かな緑が心を落ち着かせてくれます。

お湯は猿倉混合泉と呼ばれる数カ所の源泉の混合泉で、十和田湖温泉郷の各旅館や施設にパイプで送られてきています。

(浴槽)

洗い場は背後に離れて設置されており、洗い場からの飛沫の飛散などは無く快適です。

(洗い場)



ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・十和田市市民の家

2014年09月11日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)
焼山で観光したあとまた十和田市行きのバスに乗って十和田湖温泉郷のバス停に戻りました。

十和田湖温泉郷には共同浴場が二軒あります。
バス停の上側の「十和田市市民の家」とその向かい側の「八戸市憩いの家」です。

先ず、十和田市市民の家に入りました。
朝9時からよる9時までの営業で入浴料金は300円でした。

(十和田市市民の家)

浴場棟は右側の建物で二階には休憩室があります。

(脱衣場)

脱衣場には鍵の掛かるロッカーと脱衣棚が混在しています。
旅行者は鍵のかかるロッカーがどうしても必要です。

(ぬるい湯浴槽)

浴室はタイル張りの堅牢な造りでぬるい湯の大きな浴槽と、あつい湯の小さめの浴槽があり、両方の浴槽は源泉槽を中心につながっています。

ぬるい湯に入りました。
温度は40度ぐらいの適温で、さらりとした浴感のお湯でした。

(あつい湯浴槽)

あつい湯の浴槽は先客が入っていて、湯温は43~4度ぐらいです。

猿倉温泉からの引き湯で、いくつかの源泉の混合泉だそうです。
温泉成分分析表によれば、単純温泉(中性低張性高温泉)で、湯温は56.0度とのことです。
開湯は昭和38年とのことです。

(洗い場)



ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・焼山では・・・

2014年09月07日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

焼山までバスで戻り、是非やりたいことを二つほど行いました。

岡本太郎の「森の神話」

一つは、この場所にある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」のロビーでお茶をして、岡本太郎の「森の神話」に出会うこと。

奥入瀬渓流ホテルは焼山のバス停よりやや上流なのですが、ほとんど地続きですから数分でたどり着けます。

(奥入瀬渓流ホテル)

立派なロビーで、左側に食堂があるのですがロビーの正面に大きな窓を背景にして森の神話が天井からつり下がっています。

(岡本太郎の森の神話)

お茶をしながらこの風景に溶け込んだすばらしいオブジェを見ることはこれだけでここを訪れた価値があるというものです。

焼山郵便局の風景印

次は、焼山郵便局を訪ねることです。

焼山郵便局は焼山バス停の前あたりにあります。
小さな郵便局です。
平日の5時までしか営業していないのですが、はがきを購入して風景印を押してもらいましょう。

(焼山郵便局)

風景印の絵柄は八甲田山の遠景と奥入瀬渓流の「銚子大滝」です。

(焼山郵便局の風景印)

旅行の記念品が52円で楽しめます。
(この旅は、2013年の旅だったので消費税が8%に上がるまえのはがきで50円でした。)


ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・奥入瀬を撮る2

2014年09月06日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

前回に続いて奥入瀬渓流の写真その2です。
夕方近くになったので、太陽が沈んだのか川の透明度は良くありませんでした。

シャッタースピードを遅くして水の流れをぼかしたいのですが良く表現できません。

(奥入瀬渓流2-1)


(奥入瀬渓流2-2)


(奥入瀬渓流2-3)


(奥入瀬渓流2-4)


(奥入瀬渓流2-5)


(奥入瀬渓流2-6)

でも、撮影スポットが多く全く飽きないのですね。

バスの時刻は気にならなかったのですが、とりあえず石ヶ戸を越して焼山まで戻りました。

(バスで焼山へ)

焼山には星野リゾートの渓流ホテルがあり、ロビーに岡本太郎のアートがあります。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013

十和田市と三沢市の旅・奥入瀬を撮る1

2014年09月03日 | 温泉

(この旅は2013年8月に東北を旅した記録です)

奥入瀬渓流の中程「阿修羅の流れ」でタクシーを降りました。
帰りは、路線バスで乗り継ぐつもりです。

阿修羅の流れは、中程に小さな岩があり両側を急流になって水が流れる有名な撮影スポットです。

カメラと三脚を持参したので、シャッタースピードを 1/4 ほどにして撮影しました。

(奥入瀬渓流1)


(奥入瀬渓流2)


(奥入瀬渓流3)


(奥入瀬渓流4)


(奥入瀬渓流5)


(奥入瀬渓流6)

奥入瀬渓流の魅力はいくつもありますが、

1.川の水位がほとんど変わらないので水面から出ている場所(岩など)には苔や草が生える
2.同じ理由から撮影する位置が水際になる
3.木が流れず倒れた場所にある
4.周囲の森が美しい

などです。
三脚を据えてもへぼはへぼなり写真しか撮れないのですが・・・

次も奥入瀬渓流の写真です。

ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→十和田市と三沢市2013