今年もギボウシの季節です。
梅雨に入るとギボウシの淡い紫が雨に良く似合うのです。
(ギボウシ)

擬宝珠は毎年同じようにブログに上げているのですが、昨年とほとんど変わらない写真の連続です。
このギボウシの根は二宮の友人から頂いたのですが、その友人とは近年音信不通のままなのでどうしているのかなァと思い出します。
証券会社に勤めていた彼はリタイアすると急に農業に目覚め、近隣の年配者から農地をあずかって農業を始めました。たまの休日に手伝いに行くと帰りに農作物や花の種や球根などを頂いて帰るのです。
が、今は、このギボウシがこの友人との唯一のつながりになってしまいました。
(ギボウシ2)

(ギボウシ3)

(ギボウシ4)

(ギボウシ5)

(ギボウシ6)

(ギボウシ7)

ギボウシの花を活けると意外に様になり、存在感があるのに驚かされます。
花の付き方は一本の穂先に対してリング状に各方向につくので、花瓶に活けても偏らないから面白いのかも知れません。
ギボウシは手間いらずの花で季節を知らせてくれる貴重な花です。