善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ギボウシ2018

2018年06月28日 | 鎌倉


今年もギボウシの季節です。

梅雨に入るとギボウシの淡い紫が雨に良く似合うのです。

(ギボウシ)
 

擬宝珠は毎年同じようにブログに上げているのですが、昨年とほとんど変わらない写真の連続です。

このギボウシの根は二宮の友人から頂いたのですが、その友人とは近年音信不通のままなのでどうしているのかなァと思い出します。

証券会社に勤めていた彼はリタイアすると急に農業に目覚め、近隣の年配者から農地をあずかって農業を始めました。たまの休日に手伝いに行くと帰りに農作物や花の種や球根などを頂いて帰るのです。

が、今は、このギボウシがこの友人との唯一のつながりになってしまいました。

(ギボウシ2)


(ギボウシ3)


(ギボウシ4)


(ギボウシ5)


(ギボウシ6)


(ギボウシ7)

ギボウシの花を活けると意外に様になり、存在感があるのに驚かされます。
花の付き方は一本の穂先に対してリング状に各方向につくので、花瓶に活けても偏らないから面白いのかも知れません。


ギボウシは手間いらずの花で季節を知らせてくれる貴重な花です。


鎌倉身辺雑記・くちなしの花(八重)

2018年06月25日 | 鎌倉


いつも散歩する、鎌倉女子大学と鎌倉芸術館の間の道の植え込みの中に7~8本のくちなしの小木を見つけました。
八重のくちなしの木で、日陰なのに数個の蕾を付けています。
大輪キンシバイの陰にあって見つけにくいのでなかなか気がつきませんでした。

そして、花が開きました。あたりに芳香がただよいます。

(散歩道)


(くちなしの木)


(くちなしの花)

八重咲きのくちなしの木は昔自宅にも小木があり、梅雨時には花を付け、オオスカシバがホバリングしたりして蜜を吸いに来ていましたが、何時しか枯れてしまいそのままになっていました。

(別のくちなし木)


(別のくちなしの花)


(別のくちなしの花2)

そして、そのころは、サラリーマンで、日々忙しく過ごしていて、やれゴルフだ、やれ接待だ、やれカラオケだと飛び回り、下手な歌は渡哲也の「くちなしの花」だったことをなつかしく思い出しました。

(くちなしの蕾)

もう帰らない日々です。花を写しながら思い出したのです。




鎌倉身辺雑記・くちなしの花

2018年06月20日 | 鎌倉


近所の小公園でくちなしの花が咲いています。甘いにおいがただよってきます。

一重のくちなしです。

(くちなし1)


(くちなし2)


(くちなしのつぼみ)

昔、自宅の庭に八重咲きのくちなしの小木があり、梅雨時に花を付けました。
今は八重咲きのくちなしはあまり見かけなくなりました。ご近所さんの庭も見て回ったのですが見かけません。

(くちなしの花1)


(くちなしの花2)


(くちなしの花3)

ところがお気に入りのいつもの散歩道の植え込みの中に7~8本の八重のクチナシを見かけました。
植木屋さんが大輪キンシバイの下草を刈り徒長枝を切り詰めたりしたら、隠れていたいた八重のくちなしが散歩道から見られるようになりました。
ちょっとしたおどろきでした。

八重咲きのくちなしは次号で報告します。


小学校以来の友人のリサイタル

2018年06月17日 | 鎌倉


小学校時代の友人のリサイタルがありました。同い年ですが彼は81才です。
今年は18回目だそうです。

場所は杉並区高円寺のジロ吉というライブハウスです。

鎌倉から高円寺までは一寸した小旅行で約2時間かかる計算です。

大船発12時33分の湘南新宿ライン高崎行きをつかまえました。

新宿駅での乗り換えはたいそうな混雑です。コンコースの端から端まで歩き、中央線の三鷹行きをつかまえました。
中野止まりも結構多く舌打ちしました。

(新宿駅の時刻表示)

高円寺駅着が13時45分頃です。開演の14時にようやく間に合った感じです。

高円寺は北口に出てジロ吉は直ぐです。

(高円寺駅北口)

ジロ吉の階段は急なので慎重に下りました。

(ライブハウス ジロ吉)

最前部の席には、小学校の同級生が一人と他のクラスながら高校で野球部が一緒という顔見知りの友人が一人いました。

さて、伝ちゃんの歌は、今回も昭和の歌が中心のリサイタルでした。

(うたう伝ちゃん1)


(うたう伝ちゃん2)

客室の様子はプライバシーのこともあり遠景にとどめます。

(内部の様子)


さて、動画を Youtube にアップしたので、このページから聞けるようになりました。

以下の3曲です。

遠くへ行きたい


湖畔の宿


水色のハンカチ


伝ちゃんは80才を過ぎても甘い声でいつも勇気をもらいます。



鎌倉身辺雑記・緒形光琳の世界

2018年06月13日 | 鎌倉


尾形光琳の燕子花の図が好きです。

狭い庭の1メートル四方に区切った場所に、燕子花図絵に因んで青色のショウブを植えて季節が来ると楽しんでいます。

根津美術館
ホームページ


(ショウブ1)


(ショウブ2)


(ショウブ3)

いろいろと角度を変えて写真を撮ったりしていますが、狭い場所なのでどうも奥行きが出ません。

また光の具合で花も葉も背景も色が変わります。

(ショウブ4)


(ショウブ5)


(ショウブ6)

で、 JTrim というフリーソフトを写真を使って写真を合成してみたのですが、どうも緒方光琳の世界は無理だったようです。

(合成写真の出来は?)

尾形光琳は遠くに存在します。



鎌倉身辺雑記・ホタルブクロ 2018

2018年06月09日 | 鎌倉


今年もホタルブクロの季節です。

ご近所にも結構咲いていますが雑草扱いの家もあります。

(ホタルブクロ1)

白い花のホタルブクロは、いつも利用する野菜スタンドの家のものです。

(ホタルブクロ2)

我が家のホタルブクロは薄紫です。

紫色の濃淡は昨場所の土質に影響を受けるようです。

(ホタルブクロ3)

例によって内部を覗いてみます。

複雑な構造ではないのですが、細い小さな毛が見られます。蜜を分泌する器官なのでしょうか?。

(ホタルブクロ4)


(ホタルブクロ5)


(ホタルブクロ6)

花が終わったら、実が稔る前につまんでしまわないと来年沢山発芽してしまいます。


鎌倉身辺雑記・大輪キンシバイ2018

2018年06月07日 | 鎌倉


昨年も取り上げたのですが、鎌倉女子大学と鎌倉芸術館の間の緑地は短いながらとても良い散歩道です。

(散歩道1)

年配者はもちろん、近隣の保育園の園児も、犬を散歩させる愛犬家も、ヨーカドーに買い物に行く客もこの道を通ります。

植栽はプロがかなり頻繁にメンテナンスをしており、多分鎌倉女子大学が自校の正門の植栽を維持する費用の一部としてここの部分も負担しているのではないかと推察します(感謝)。

6月になって木々の間の木漏れ日をあびて、大輪キンシバイが黄色い花を咲かせています。

ここの大輪キンシバイはおよそ20株ほどあります。
桜とか樫の木などの灌木の間に植わっています。

(大輪キンシバイ1)

花は枝の先に数輪ずつ咲きます。

(大輪キンシバイ2)


(大輪キンシバイ3)

葉は対生です。

(大輪キンシバイ4)


(大輪キンシバイ5)


(大輪キンシバイ6)

大輪キンシバイは次々と花が咲くのでおよそ1ヶ月は楽しめそうです。

(散歩道2)

この道が健全であるように、入り口に掲げてある注意書きを遵守して、長く市民に愛されるようにしたいものです。


鎌倉身辺雑記・アジサイいろいろ2

2018年06月05日 | 鎌倉


さて、ご近所さんの垣根のアジサイその2はガクアジサイです。

一番人気は「墨田の花火」。

(アジサイ1-墨田の花火)


(アジサイ2-墨田の花火2)

お次は墨田の花火の色違い版でしょうか?

(アジサイ3-墨田の花火の色違い?)


(アジサイ4-墨田の花火の色違い?2)


(アジサイ5-ガクアジサイ)


(アジサイ6-ガクアジサイ2)


(アジサイ7-ヤマアジサイ ベニガク)


(アジサイ8-ヤマアジサイ ベニガク2)

ともかく、アジサイの種類の多さに圧倒されます。

終わりに、ピラミッドアジサイと呼ばれて人気のある変わり種のアジサイもご近所の庭にありました。ノリウツギの仲間だそうです。

(アジサイ9-ピラミッドアジサイ1)


(アジサイ10-ピラミッドアジサイ2)


アジサイは手軽に楽しめます。
鉢植えなどで育てれば、大きくなりすぎないかも知れません。

育ちすぎに気を付けましょう。



鎌倉身辺雑記・アジサイいろいろ1

2018年06月01日 | 鎌倉


鎌倉市大船は鎌倉市の北の外れで横浜市に接しています。

それでも、鎌倉名物のアジサイが各家庭の庭の植栽に数多く見られます。

そこで、ご近所さんを一寸取材すると、色とりどりのアジサイがありました。
やはり、西洋アジサイが多く見られますが昔からのアジサイもありました。

まず品種名が判るアジサイから始めると、大船中学校のフェンス際にあるのは「白てまり」です。

(アジサイ1-白てまり)


(アジサイ2-白てまり)

そして、あとは名前もわからない西洋アジサイが多く、撮影順に紹介すると・・・。

うすピンク色の可憐な花のアジサイです。

(アジサイ3)


(アジサイ4)


(アジサイ5)


(アジサイ6)

花の色は紫陽花色ですが花の豪華さが昔と違うようで・・・。

(アジサイ7)


(アジサイ8)



(アジサイ9)


(アジサイ10)

お次は、赤い花のアジサイです。

(アジサイ11)


(アジサイ12)


とこんな様子のアジサイが見られました。