善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・セイタカアワダチソウ 2020

2020年10月29日 | 鎌倉
セイタカアワダチソウが盛りです。黄色の美しい花で一本一本の姿は抜群ですが、評判が悪いのは放置すると手のつけようもないほど密集してしまい、向こう側が何も見えなくなるからでしょうか?。
しかし、花の咲かない時期はほとんど目立たない草でもあります。

かなり昔(20年ほど前?)は、砂利敷きの駐車場にセイタカアワダチソウを良く見かけましたが最近はほとんどそんな景色はなく、数本づつは咲いていても、見苦しいほど密集するのことはすくないようです。むしろ、持ち主不明の空き地がセイタカアワダチソウに入ってこられると数年で大繁殖の状態になるようです。

(数本づつ咲くセイタカアワダチソウ1)


(セイタカアワダチソウの花1)


(セイタカアワダチソウの花2)


(セイタカアワダチソウの花3)


(セイタカアワダチソウの花とハチ)


(セイタカアワダチソウの花とセセリチョウ)

セイタカアワダチソウに占領された空き地を紹介します。

(セイタカアワダチソウの多い空き地1)


(セイタカアワダチソウの多い空き地2)


こんな状態にならないようにお互いに注意しましょう。

セイタカアワダチソウの花言葉は

『元気』
『生命力』
『唯我独尊(ゆいがどくそん)』

だそうです。




鎌倉身辺雑記・ピラカンサ 2020

2020年10月25日 | 鎌倉
先日、最低気温が14度ぐらいだった翌日に一気に色づいたご近所さんのピラカンサ。毎日散歩の時楽しみにしている木でもあります。

この木は手入れが行き届かないのか、ピラカンサの方が行儀が悪いのか、ともかく写真写りが悪いのですが、ピラカンサの特徴が良く現れています。

(一気に色づいたピラカンサ1)


(一気に色づいたピラカンサ2)


(ピラカンサの実)


(ピラカンサの実2)


(ピラカンサの実3)


(ピラカンサの実4)

このように真っ赤な実が何時食べ頃になるのか?はついばみに来る小鳥に聞かないと分からないのですが、メジロなどは好んでピラカンサをついばむようです。当地ではまだメジロはほとんど見かけません。

ピラカンサの棘も一級品の鋭さです。

(ピラカンサの棘)

ピラカンサはバラ科なので枝の行儀が悪いのですが、刈り込みが良く実付きも良いお宅も近所にありました。

(手入れの良いお宅もあります)


ピラカンサの赤は秋を象徴する色ですね。






鎌倉身辺雑記・ユリオプスデージー

2020年10月22日 | 鎌倉
ユリオプスデージーは花付きが良く、病虫害も少なく、育てやすいキクです。
花期は10月~5月とされていますが、盛夏を除いてほとんど花をつけています。

ユリオプスデージーはコンパクトに仕立てる事も可能です。

(ユリオプスデージー)


(ユリオプスデージーのつぼみ)


(ユリオプスデージーの花)

さて、ユリオプスデージーの楽しみの一つは、花の少ない時期に咲いて季節の昆虫たちを呼び寄せることです。
他の花の時期が終わって昆虫たちも陰をひそめ始める時期に、この花を観察して虫たちを眺めるのは楽しいことです。


(ユリオプスデージーの花とアブ1)


(ユリオプスデージーの花とアブ2)


(ユリオプスデージーの花とシジミチョウ)


(ユリオプスデージーの花とセセリチョウ)


(呉越同舟)

というようにそのとき蜜をほしがっている虫たちを集める力があるのです。

時には、ホウジャクという蛾がホバリングしてくることもありましたが、ホウジャクは素早いことと薄暗がりの時間帯なので撮影できず、またホウジャクのサイズではユリオプスデージーの花は物足りないのか長居はしてくれなかったのでチャンスはつかめませんでした。


ユリオプスデージーの花言葉は

「円満な関係」
「夫婦円満」
「明るい愛」

だそうです。




鎌倉身辺雑記・サザンカとスズメバチ

2020年10月18日 | 鎌倉
大船中学校の東側のフェンス際にサザンカの木があります。
樹高はフェンスをやや越えた位の高さの小さな木ですが、20年以上も毎年花をつけてきました。
サザンカでは一番先に花を付け、遅くまでぼつぼつと咲き続ける木です。

今年の秋は残暑が厳しかったのですが、数日寒い日などがあったりして、10月半ばに咲き始めました。

(咲き始めのサザンカの木)


(サザンカのつぼみ)


(サザンカの花1)


(サザンカの花2)


(サザンカの花3)

サザンカの花を撮り終わり、木から離れようとしたとき、撮影し終わった花にハチが飛んできました。
結構大きなハチだと感じましたが、アシナガバチの仲間だと思い、ハチの挙動を撮影しました。

(オオスズメバチ1)


(オオスズメバチ2)


(オオスズメバチ3)

家に戻って、昆虫図鑑を調べたところ、アシナガバチのサイズとは全く違い、昆虫図鑑のスズメバチの箇所を見ると、何と「オオスズメバチ」ではありませんか。

サザンカの花の直径が7~8センチぐらいで、飛んできたハチはその半分か三分の二ぐらい(つまり4センチ程度)でした。
よく襲われなかったネとホットしました。
クワバラ 桑原。

サザンカの花言葉は

「困難に打ち克つ」
「ひたむきさ」

だそうです。



鎌倉身辺雑記・ホトトギス 2020

2020年10月13日 | 鎌倉
涼しくなってホトトギスが咲き始めました
花の模様がモダンアートっぽく、おもしろ花です。
沢山咲くとホウジャクがホバリングしながら蜜を吸いにきます。
今年はまだホウジャクの訪問はありません。

今年のホトトギスは暑さが続いた時期もあって葉の先が若干枯れかけています。

(咲き始めのホトトギス1)


(咲き始めのホトトギス2)


(ホトトギスの花1)

さて、ホトトギスの花について若干の勉強をしました。
どれが花びらなのか?
普通の花でいうオシベやメシベはどこなのか?

(ホトトギスの花3)

先ず、花びらのように見える6片は
幅が広いほうは→外花被片
幅が細いほうは→内花被片
と呼ぶのだそうです。

別のペ-ジで調べると 
外花被片→ガク(萼)
内花被片→花弁(花びら)
というページが見つかりました

これなら分かりやすいと納得しました

上記をやや見苦しいのですが、花の写真の中に直接書いてみました。

(ホトトギスの花2)

別角度の花です。こちらの花で上記を見るともっとはっきり分かるかも知れません。
紫色に見えるのはオシベ、その内側がメシベです

(ホトトギスの花4)

空をバックにしたホトトギスの花です。

(ホトトギス5)

今年はホウジャクの訪問が無かったので過去写真でご覧に入れます。

(ホトトギス6)


ホトトギスの甘い香りと黄金色は秋を実感させます。

ホトトギスの花言葉は

「謙虚」「気高い人」

だそうです。




鎌倉身辺雑記・セッコクランの植え替え

2020年10月10日 | 鎌倉
2年ほどサボっていたセッッコクランの植え替えを行いました。秋の植え替えはリスクがあるのですが、これ以上植え替えないと枯れてしまうかも知れないので強行しました。このブログは備忘録のために作成しています。
(植え替えのプロセス毎の写真はありません。)

セッッコクランは三種持っています。
例年、セッコクランが咲く2~3月に咲き終わった品種毎に、植木鉢の植え替えをしていました。
2018年はこの時期に腰を痛めたのでこの作業をサボりました。2019年は植え替えをしなくても咲いてくれたので、花が終わっても、植え替えするということこと自体を忘れた結果、ついに2020年の春は花が咲きませんでした。

10月初め、全植木鉢の植え替えしました。来年咲かせたいという一心でした。
現在のバルブの状況なら花が咲く栄養分は蓄えているに違いないという見立てです。

(植え替え完了)

植え替えの手順
1.鉢から根ごと引き抜く
2.鉢を洗う
3.黒くなっている水苔類を掻き落とし水洗いする
4.鉢の底に新しい水苔を敷く
5.水苔を根に巻き付けながらハチに植える
6.鉢と蘭の根との間に水苔を更に押しこむ
これで一鉢の作業は完了です
(当然ながらこの間の写真はありません)

水苔はホームセンターのコーナン商事で購入してありました。


(水苔)


(植え替えた白のセッコクランの鉢)


(2018年の白のセッコクランの花-過去写真)


(植え替えた他の白のセッコクランの鉢)


(2018年の他の白のセッコクランの花-過去写真)


(植え替えたピンクのセッコクランの鉢)


(2018年のピンクのセッコクランの花-過去写真)


さて、来年2~3月に咲いてくれるのだろうか?
新しい水苔に蘭が慣れるまで屋外で管理し、11月になって寒い時期が来たら家の中に取り込みたいと考えています。

さてさて結果はどうなるでしょうか?



鎌倉身辺雑記・キンモクセイ 2020

2020年10月06日 | 鎌倉
キンモクセイが薫ってきます。花が十分咲かないツボミの段階でも一二輪咲くと薫るモノですね。

咲きはじめのキンモクセイはやや薄緑色のツボミが開いて花になります。花の色は淡いダイダイ色です。

(咲き始めのキンモクセイ)


(咲き始めのキンモクセイ2)

その後、太陽光が照ってからはだんだと黄金色が濃くなってきます。

(キンモクセイの花1)


(キンモクセイの花2)



(キンモクセイの花3)


(キンモクセイの花4)

ご近所さんのキンモクセイの花の付き方は?・・・・・・。

(ご近所さんのキンモクセイ1)


(ご近所さんのキンモクセイ2)


キンモクセイの甘い香りと黄金色は秋を実感させます。

キンモクセイの花言葉は

「謙虚」「気高い人」

だそうです。




鎌倉身辺雑記・ハギ 2020

2020年10月02日 | 鎌倉
暑かった夏もようやく終わりを告げようとしています。ハギの花が咲き始めました。ハギには気温と晴天が必要なようです。

ハギは大木にならずに、地面から数多くの幹がでて自重で垂れ下がるので、広い敷地に大きなハギが育つようです。自重で垂れ下がるので高さは2メートルぐらいで1本の木の長さはその数倍ぐらいでしょうか?。

(咲き始めのハギ)

咲き始めのハギはまだ上の方に伸びきっていない枝もあります。
花が開きながら情報に伸び、やがて自重で垂れ下がる枝も多いようです。

(ハギ2)

ハギの花は単純なようです。ただ、オシベとかメシベは見当たりません。

(ハギの花1)


(ハギの花2)


(ハギの花3)

花が開くと晴れていれば蝶やハチ、アブなどが飛来します。

(ハギの花4)

このブログは、主として鎌倉市大船五丁目の禅寺常楽寺の参道のハギとその近くの民家のハギの写真から構成しています。
常楽寺の参道のハギはこの時点では十分咲きそろっていませんでした。
しかし、咲きそろっていなくても、晴れてさえいれば、昆虫たちは蜜を探しにやってきてせわしなく動き回ります。
その活動に感動した次第です。

(ハギの花5)


(常楽寺山門)


(常楽寺参道のハギ)

ハギは初秋を代表する花ですね。