善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・シュウメイギク 2020

2020年08月26日 | 鎌倉
シュウメイギクが咲き始めました。
夏から秋へ季節が変わるサインのように感じます。

まず、シュウメイギクのツボミです。

(シュウメイギクのツボミ)

このシュウメイギクは狭い庭に所狭しと植えている一角にあります。

次はシュウメイギクの花です。

(シュウメイギクの花1)


(シュウメイギクの花2)


(シュウメイギクの花2)



(シュウメイギクの花3)

次の写真で、ネットで学んだシュウメイギクの花の構造を説明してみます。
シュウメイギクの花で白く見えるのは花弁ではなくガクだそうです。
また、真ん中にある緑色に見えるドームはメシベが球状になったものだそうです。
黄色のオタマジャクシ状のものがオシベだそうです。

(シュウメイギクの花4)

シュウメイギクの花を拡大してみました。

(シュウメイギクの花5)


シュウメイギクの花言葉は

「薄れゆく愛」
「忍耐」

だそうです。
由来は調べてありません。



鎌倉身辺雑記・盛夏の庭の花 (2)

2020年08月22日 | 鎌倉
さて、盛夏の花のその2は、オミナエシ、ハマユウ、ユリオプスデージーなどです。



オミナエシ


オミナエシは、秋の花と言うより夏の花で、満開時は昆虫たちがよく集まります。
主にハチとブヨの仲間たちです。


(オミナエシと虫1)


(オミナエシと虫2)



(オミナエシと虫3)


ハマユウ

ハマユウは日差しの強い時期の花で、海岸などの砂混じりの場所でよく見かけます。
一つの大ツボミから20本近い花が咲きます。

(ハマユウの花)

ハマユウの花の構造は複雑に絡み合っているので見分けが付かない場合がありますが、一つの花は白い6枚の花弁と六本のオシベ、中央にメシベがあるという構造です。

(ハマユウの花2)


(ハマユウの花のオシベ)

ハマユウが受粉すると、ピンポン球の大きさの種が稔ります。


ユリオプスデージー


ユリオプスデージーもよく虫の集まる花です。
かなり長い期間黄色い花が次々と咲きます。花が終わったらすぐに切り捨てると次の花が出やすいようです。
晩秋や早春に咲くのですが、今年は暑い最中も休眠しません。

(ユリオプスデージーと虫1)


(ユリオプスデージーと虫2)


(ユリオプスデージーと虫3)


こうして、狭い庭に賑やかな花たちに囲まれているわけです。



鎌倉身辺雑記・盛夏の庭の花 (1)

2020年08月18日 | 鎌倉
今年の盛夏は長く厳しい暑さです。
ただ、猫額の狭い庭では、比較的上手く花が咲き、日々楽しんでいます。
オクラ、キバナコスモス、キンカン、オミナエシ、ハマユウ、ユリオプスデージーなどです。
これらを二回に分割して紹介します。


オクラ


初めはオクラです。
オクラの花が見たくて、4月に二株の苗を買い狭い庭の中に植えて見ました。気温の関係かなかなか育たずあきらめかけていたところ、しばらく高温が続きどうやら二本とも育って、今では週に二度ほどそれぞれが開花し、きれいな花を付けてくれます。実も稔り食卓に登場することもあります。

(オクラのダブル開花)


(オクラの実)

オクラはストレスがあるとナイキ(スポーツメーカー)の商標のような曲がった実をつけるという説があります。そんな実がみのりました。

(オクラのストレス)


(オクラの花)



キバナコスモス

(キバナコスモスは2株)


(キバナコスモスの花)


(キバナコスモスにハチ)



キンカン


キンカンは5月頃一度咲いて実を付けましたが、7~8月の暑さで再度開花し、小さな実と花が混在の状態です。ここ数年こういう状態が続いています。
昨年は正月料理のキンカンの甘露煮が出来ませんでした。

(キンカン-8月の花)


(キンカン-実と花の混在1)


(キンカン-実と花の混在2)


こうして8月に咲いた花の実と前の実とは異なった大きさのまま両方が育つのでしょうか?
でも、花は甘い香りなんだなア。

と猛暑の中で懸命に花を咲かせている狭い庭の現状です。


なお、オミナエシ、ハマユウ、ユリオプスデージーは次号をご覧下さい。


鎌倉身辺雑記・タカサゴユリ 2020

2020年08月15日 | 鎌倉
タカサゴユリが咲き始めました。
台湾からの帰化植物だそうです。主に、道路の植栽とか、民家と道路の境目に見かけますが、古刹常楽寺では境内にかなりの数のタカサゴユリを見かけます。切り花になりそうな品のよい花です。

ブロック塀の下のタカサゴユリです。

右側が初めて花を付けたタカサゴユリで、高さは50~60センチ程度。初めて花を一輪付けたタカサゴユリです。
左側はやや育って花が二輪になったタカサゴユリで高さは60~70センチ程度。

(ブロック塀際のタカサゴユリ)

次はマンションの植栽の中にタカサゴユリです。背丈は1メールは越えています。数輪の花を付けています。

(マンションの植栽の中にタカサゴユリ1)


(マンションの植栽の中にタカサゴユリ2)

お次は垣根の道路側のタカサゴユリです。
更に大きくなって、背丈は1メートルを超え、花の数も増えています。

(垣根の道路側のタカサゴユリ1)


(垣根の道路側のタカサゴユリ2)

このようにタカサゴユリは環境が整えば十分に養生しなくても大きくなり、花数も増えるようです。

繁殖は、花の中に小さな種が出来て勝手に飛び散り、翌年芽が出るようです。
さて、禅寺の古刹常楽寺では垣根の道路側にも見られますが、境内の中もタカサゴユリが咲いているようです。

(常楽寺の垣根の道路側のタカサゴユリ1)

山門から覗いてみました。
何本かのタカサゴユリが咲いています。

(常楽寺山門から覗くとタカサゴユリが・・・)

境内に入るとそこかしこに多くのタカカサゴユリが咲いていました。

(境内のタカサゴユリ1)


(境内のタカサゴユリ2)


(境内のタカサゴユリ3)


(境内のタカサゴユリ4)


タカサゴユリは50~60センチになると咲き始め、若干環境が悪くてもよく育つようです。
花はラッパ状に長く咲き、成長と共に花が数が多くなる。
花は白色で花弁は6弁。
内部からは6本のオシベ突き出し、中央からメシベが付き出す。
受粉すると秋に多くの小さな粒の種が周辺に落ちる

また、タカサゴユリは、周りかから支えられるなど、条件が整えば2メートルほどの高さにまで育つようです。


(境内のタカサゴユリ5)


(境内のタカサゴユリ-オシベとメシベ)


タカサゴユリの特性を知って付き合うのが良いようです。




鎌倉身辺雑記・ハマユウ 2020

2020年08月11日 | 鎌倉
梅雨明け頃咲く花の中にハマユウがあります。
ハマユウは幅広の長い葉の間から花茎が伸び先端に大きなツボミが出来て、やがて開花します。一つのツボミから多くの花が咲きます。花の形は複雑ですが、六弁のツボミから六本の雄しべ(オシベ)と一本の雌しべ(メシベ)がでます。その形はとても複雑です。

ご近所さんのハマユウです。

(ご近所のハマユウ)



(ハマユウの花1)


(ハマユウの花2)


(ハマユウの花3)


(ハマユウの花4)

ハマユウの花の写真にオシベ=赤丸を、メシベに青丸をつけてみました。

(ハマユウの花-オシベとメシベ)

次はオシベの拡大写真です。

(ハマユウの花-オシベを拡大すると1)


(ハマユウの花-オシベを拡大すると2)

ハマユウの花が受粉すると、秋口にピンポン球大の白い実が実ります。
実を植えたことはありませんが多分発芽すると思います

ハマユウの花言葉は

どこか遠くへ
あなたを信じます
汚れがない

だそうです。





鎌倉身辺雑記・布マスク

2020年08月06日 | 鎌倉
新型コロナウイルス対策にマスクは欠かせないと言われています。
そしてその主流は不織布マスクです。おそらく世界標準といえるでしょう。不織布は目が細かいので自分の感染予防になり、対面する相手への感染も防げるという優れものです。50%以上の人が不織布マスクを使っているとお見受けします。
ただ、夏場は暑いので不織布マスクでは鼻と口の周りに汗をかき閉口です。
一方布マスクは汗を吸収してくれるので暑さ対策にはなりますが、コロナウイルスの感染予防という点では、対面する相手への予防はほとんど効果が期待出来ないのではないか?という疑問があります。単なる布なので、フィルター効果が薄いと思われるからです。では、どうするのか?。何と、布マスク内部に使う不織布フィルターがあるのです。ネットで探してみました。

先ず布マスクそのものの入手です。
布マスクの購入は以下が手頃とおもわれましたのでこの布マスクを購入しました。

(購入した布マスク)

次は、布マスクのインナー不織布です。
1 単なるシート
方式は単なる紙のシ-トと若干の加工をしてある不織布がほとんどでした。
単なる不織布のシートは自分で裁断して使う方式です。
購入例では、既に裁断してあるシートです。
これを四枚に裁断してシングルで使うか二枚に裁断して二重で使うかのどちらかを推奨しています。もちろん、四つ折りにして四重で使ってもよいのですが、布マスクの中ではモサモサ感がありすぎます。

(インナー1)


(インナー2 個別)

二枚折りの二重で使う場合は使っているうちにややずれる程度なので使う事は出来ました。
二枚を固定するにはどうするのか?。

2 次の例は、不織布インナーを加工して10個ずつ包装しており、布との固定方式も合わせて提案し、固定具を同封しているメーカーです
おそらく、いろいろの布マスクにほぼ合う形なのでしょう。固定用両面テープも袋に同封されていました。

(不織布インナー 縦写真)

写真を横向きにしました。
(パッケージの裏面です)

(不織布インナー 横写真)

中身の一枚を撮ると・・・・・・。

(不織布インナー 横写真 一枚中身)

3Mの両面テープで2箇所固定しました

(布、マスクに固定 2箇所を固定)

固定下場所は左右の上部(右と左各一箇所)です。
この固定の仕方で数時間は、ずれが発生しませんでした。

このメーカーの戦略は
1 不織布を切る
2 10枚ずつに個別包装する
3 固定のための両面テープを小さく切る
4 10枚ずつの包装に20個を同封する
というきめ細かなサービスが年寄りに向いていたのでしょう。

コロリと参りました。

次からは3Mのテープは自分で別買し、不織布もバルクの紙を別買いするという気は起きませんでした。



鎌倉身辺雑記・キバナコスモス 2020

2020年08月01日 | 鎌倉
キバナコスモスがようやく咲き始めました。

5月半ばに種を蒔き10日ほどで発芽してから約二ヶ月です。発芽に日数がかかり、その後の開花にも日数がかかりました。長梅雨とともに、暑さと涼しさが次々とくり返した結果と思われます。

発芽は例年種まきしてから一週間程度ですが今年は二週間近くかかりました。

(発芽)

発芽した芽は何株もあり、場所の都合で数株にしぼり、また、予備のためにブロック塀際にも3株ほど移植しました。

その後それぞれの芽は順調に大きくなりました。
こうなると記録を取る必要は無くなります。

で、ツボミに気がついてのでまた記録をはじめました。

(ツボミ1)

キバナコスモスの場合花茎がかなり伸びてから花が開きます。

(ツボミ2)

ツボミがついても日照が少なく気温が低いとなかなか花茎が伸びません。

さて、いよい花茎が伸びて・・・

(花茎が伸びる)

花茎が伸びて直ぐ開花といかなかったので、まるで桜の開花を担当する気象庁の係官みたいな心境で数日を過ごしました。

そして、遂に開花です。

(花開く)

キバナコスモスの花の色はいろいろあるようですが、この花は明るい黄色で好きな色の一種です。

今年は種を採って来年につなげたいと考えています。

(花開く2)


(花開く3)


(花開く-過去写真)


なんと、今年のキバナコスモスは気むずかしかったことか・・・?

キバナコスモスの花言葉は

野生美
野性的な美しさ
幼い恋心

だそうです。

ふむふむ