善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

山鹿温泉の旅・ぶらぶぜん散策2 金剛乗寺

2015年06月27日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
柏屋の先の左手に、立派な石のアーチがありました。

金剛乗寺の石門です。

護國山金剛乗寺(ごこくざんこんごうじょうじ)は、天長年間(824~834)に弘法大師によって開かれ、かつては建物が大きく西の高野山と云われたそうですが一時は途絶え、後鳥羽天皇の勅願で再建され、宝徳年間(1449~1452)に宥明法印住職によって復興されたそうです。

(金剛乗寺石門)

石門はアーチ型の石積み構造で、文化元年(1804)に石工・甚吉によって造られたもので、凝灰岩の切石を使った門で、昭和50年2月、山鹿市の「特別文化財工芸品」に指定されたそうです。

(金剛乗寺の山門と大銀杏)


(ガイドの説明を聞く大学生)


(金剛乗寺山門)


(金剛乗寺本堂)


(金剛乗寺由緒書き)



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山鹿温泉の旅・ぶらぶぜん散策1 柏屋の和装レンタル

2015年06月23日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)

山鹿灯籠民芸館を出ると直ぐ目の前に半分壁が崩れかけビニールシートで雨よけをしているお店がありました
柏屋籐右衛門というお店です。
和装のレンタルで人気のお店なのだそうです。

中に入ると、レンタルの他にもいろいろのコーナーがあり、販売もしているようでした。

(柏屋)



(和装のレンタル)


(小物の販売コーナー)


(アクセサリー類販売)


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山鹿温泉の旅・山鹿灯籠民芸館2

2015年06月17日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
山鹿灯籠民芸館では、単にできあがった名品だけでなく、作品作りを実演して見せてくれます。

この日は家造りの最中でした。

(家を造る)

家造りのため、実演しているお嬢さんは部品作りに専念しています。

(家造りのための部品の製作1)


(家造りのための部品の製作2)

この部品の名は「フスマ」か「障子」なのです。

(家造りのための部品の製作3)

こういった職人技は何時間見ていても飽きることはありません。

(くまもんも協力)

また、真上から山鹿灯籠を下ろす仕掛けがあり、女性が下に立っていて、頭上にくると手でおさえるコーナーもありました。

(山鹿灯籠を頭に載せるコーナー1)


(山鹿灯籠を頭に載せるコーナー2)

老いも若きも、心から楽しめるコーナーでした。

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山鹿温泉の旅・山鹿灯籠民芸館

2015年06月12日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)

昼食後、さくら湯の四つ角から豊前街道の散策です。
豊前街道散策は「ぶらぶぜん」と名付けられ、八千代座などの脇を抜け山鹿市街地の先まで続いています。 
また南側は、造り酒屋の「千代の園」まででしょうか?。

まず入ったのが、山鹿灯籠民芸館です。

(山鹿灯籠民芸館)

格式のある建物は元銀行の山鹿支店の建物です。(旧安田銀行山鹿支店)(平成14年 国登録有形文化財)

吹き抜けから天井を見ると、多くの山鹿灯籠が展示されています。

(吹き抜けの山鹿灯籠展示)

他に、多くの名人が制作した各種の有名建築が展示されており、例えばケース入りの置物として使える「山鹿灯籠」等もあります。

(鞠智城)


(宇佐八幡)


(八千代座)


(古式台灯)


(ケース入り山鹿灯籠)


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山鹿温泉の旅・温泉プラザのひろ瀬で昼食

2015年06月07日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
山鹿温泉プラザはさくら湯と並んで国道に面しています。
飲食店のほかに種々のお店、スーパー、地元産品の販売などを行っています。

(山鹿温泉プラザ)

ここで、ひろ瀬というお店に入りました。
女性二人で切り盛りしています。

(ひろ瀬)

特に理由も無かったのですが、昼日中から店内に二人の飲み助がいて、すでにできあがっている声が外に響いてきたからです。

(店内)


(巻き寿司 \450)


(チャンポン \450)

昨日の夜の馬肉づくしで食べ過ぎたため昼は控えめにしたかったから、上記のようなメニューになりました。

お二人から山鹿のいろいろな情報を仕入れました。

ただ、お店の売り上げ向上につながらなかったので申し訳ない気持ちです。

(ひろ瀬さん)


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山鹿温泉の旅・さくら湯

2015年06月03日 | 温泉

(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
平山温泉では二軒の共同浴場に入りました。

さて、昼食の件ですが、山鹿バスセンターにあった観光案内所で聞いた範囲では平山温泉にも有名なそばやがあるのだが、お店の評判は各人の好き好きなので、山鹿市街に戻って昼食を摂ったらどうだろうかということになり、すやま旅館のおかみさんにタクシーを呼んでもらい山鹿市街に戻りました。

戻った先は、この日泊まる予定の旅館「寿三」です。

受付で荷物を預かってもらい、さっそく山鹿市街の散歩ですが、旅館の位置から考えると「さくら湯」に入ることにしました。

さくら湯は旅館から5分ほどの至近距離です。

(さくら湯)

さくら湯は規模といい、復元後の姿といい半端ではありません。

さくら湯は江戸時代から幾多の変遷を経て平成24年に再生しました。
江戸期に創設されたさくら湯は、今回の再生により、外観は昭和48年の解体前の姿になり、•内観は昭和33年改修前の姿に再生 したとのとのことです。

詳しくは、 オフィシャルホームページで・・・
さくら湯

さくら湯は正面(県道側)からも裏面(公園側)からも入ることが出来る構造になっています。
通常は南側からの出入りが一般的らしいのですがこの日は国道側の玄関も開いておりここから入りました。
ちなみに、公園側の入り口は次のような唐破風屋根の玄関です。

(さくら湯-公園側の入り口)

脱衣場はどちらの入り口から入ってもそれぞれについています。

(脱衣場)

浴場は大浴槽が中央にあります。大理石の縁取りです。

床は滑りにくい鍋田石です。

(内湯浴槽)


(別角度の内湯浴槽-2)

お湯はアルカリ性単純温泉で、ヌルヌルスベスベの極上のお湯です。

源泉が、大浴場の中央にある半楕円系の内側からあふれて来ます。

浴場でお湯に浸ると、高い天井が見えますが、脱衣場から階段を下って浴場に届くわけですから浴場の場所は半地下ぐらいのレベルです。建物の湯気抜きが高い場所にあるので、大きな空間が浴槽の真上にあるわけです。湯気のこもらない、気の利いた設計です。

洗い場は二カ所あります。

(洗い場)


(別の洗い場)

玄関が二カ所あるので洗い場も脱衣場の位置によって選ぶことができるわけです。

ともかく、この壮大な共同浴場が山鹿市の再生につがっていることは間違いありません。
よくもここまで徹底した企画を実現したものと、関係者に敬意を表します。

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