善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

下諏訪温泉の旅(4)・昼食に困る

2009年12月30日 | 温泉

毒沢温泉の宮乃湯でタクシーを呼んでもらい下諏訪の温泉街に戻りました。

昼食を摂ろうと運転手さんに相談したら、そば屋の山猫亭か医者が始めた萩月庵がお奨めとのことでした。
ただ、運転手さんはどちらも入ったことがないということでした。

萩月庵は大社通りにありましたが、お店は奥の方にあり、店まで、行くのに気取った庭園かギャラリーを通るのですが、お店まで行くのに雰囲気が気取りすぎていました。

山猫亭は萩月庵のそばに支店があり、本店は下社の真ん前です。
大変混んでおり、何組も待た無ければ入れないということでした。

下社の周りには他の店が見あたりませんでした。

で、立喰そば「しぶや」という、山猫亭本店から数軒本陣寄りの店に入りました。

(立喰そば・しぶや)

結果的にはこの選択が良かったと思うのですが、この店には椅子もちゃんとあり、ただシステムが茹でたそばを温め、作り置きの天ぷらを置くだけといういわゆる駅のホームにあるそば屋と同じシステムなのでした。

(天ぷらそば ¥500)


(玉子そば ¥500)

萩月庵も山猫亭もそばを打ち、打ち立てを茹でて提供する方式だったのでしょうか?たいそう混んでいたようでした?

また、価格もしぶやの数倍で、「たかがそば」とは思えないようにみうけました。
観光地価格でしょうが、他に選択肢がなかったら困るところでした。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→下諏訪温泉公衆浴場巡り


下諏訪温泉の旅(3)・毒沢温泉宮乃湯

2009年12月25日 | 温泉

沢乃湯を出て、ぶらぶら歩いて宮乃湯に来ました。

沢乃湯と異なり高級温泉宿の感じです。
バリアフリーを標榜しており湯治の客も対象のようです。

(毒沢温泉宮乃湯)

案内された脱衣場は沢乃湯より高級で、浴室も大きな窓や屋外の植栽などよく手入れがされていました。

浴室内にはサウナの扉も見えました。

(宮乃湯浴槽)

お湯は、源泉が沢乃湯と同一のため浴感が同じでしたが、加水のためか透明度が落ち薄めの感じでした。

(宮乃湯冷鉱泉受け槽)

冷鉱泉の飲んだ感じは同じでこちらは薄めていないようです。

案内された以外にももう一カ所浴室があるようで、源泉不足から加水しているのでしょうか?。

ただ、宮乃湯も数多くの方から薬効を感謝する便りをもらっているようで神秘のお湯に変わりは無いようでした。

(宮乃湯浴室洗い場)


洗い場もこぎれいで、どちらを選ぶかは考え方の違いによるものでしょうか?

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国共同浴場→長野県の共同浴場→毒沢温泉・宮乃湯


下諏訪温泉の旅(2)・毒沢温泉沢乃湯

2009年12月22日 | 温泉

毒沢温泉は不思議な鉱泉です。
源泉の温度から言えば冷鉱泉といえるほどで、湧出場所の温度は2~4度だそうです。

毒沢温泉は、下諏訪温泉から和田峠に向かう途中にありますが、今では、諏訪湖が見渡せるこのあたり一帯は住宅地になっています。

沢乃湯は農家か、しもた屋のようなたたずまいで、神秘の湯の宿(国民宿舎)とはとても思えません。

(毒沢温泉沢乃湯)

玄関から案内を請うと誰もいないらしく、後から来た宅配便の運転手もケータイを玄関から掛けてみて誰も出ないのでお手上げの様子でした。

日帰り入浴料金を受付に置き、家人と共に中に入り、案内順路に従って男女別の浴室に行き入浴しました。

質素な脱衣場で棚に脱いだものを入れ浴室に入ると茶褐色のお湯があふれています。

(沢乃湯浴槽)

浴感は特に特徴のあるモノではありません。

ただ茶褐色が濃く、タオルは直ぐに色に染まってしまいました。
透明度も非常に低くお湯に浸けた手は10センチほどで見えなくなります。

浴槽の脇に源泉の蛇口があり、透明の冷鉱泉がプラスチックのコップにあふれていました。
飲用とあったので飲むと、レモン水の味でしたが後口はあまりよくありません。

(沢乃湯冷鉱泉)

このお冷鉱泉は、入浴用に暖めると茶褐色になり、堆積物が析出するようです。

薬効のあるお湯で、諸病に効くうえ、飲用でも人気があるようです。

ゆっくりと温泉に暖まった後、玄関先で待っていましたがまだどなたも戻ってきませんでした。

後日電話でお礼を述べた際、不在で申し訳なかったと謝られました。
何とものんびりした良い体験でした。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国共同浴場→長野県の共同浴場→毒沢温泉・沢乃湯


下諏訪温泉の旅(1)・下諏訪は御柱の町

2009年12月19日 | 温泉

さて、次の共同浴場巡りの旅は2009年9月に行った下諏訪温泉の公衆浴場巡りの旅です。

下諏訪町は諏訪大社下社の町として知られているほか、中山道の宿場町であり、甲州道(甲州街道)の終点でもあります。

また、下諏訪は温泉が豊富な町としても有名で、公衆浴場が数多くあります。

下諏訪はJRの場合、中央線の下諏訪駅下車ですが、2009年のJR東日本はツーディズパスという割引切符を発売し、首都圏から何と¥3500で通用二日間という安さでした。もちろん特急券などは別払いです。

横浜発で横浜線経由中央線に乗り入れる「はまかいじ」は週末のみの運転ですが新宿乗り換えより便利なためいつも大混雑です。

(はまかいじ号)

下諏訪駅まで横浜から二時間ちょっと。
下諏訪駅に降りたったら、駅のホームに御柱実物大が出迎えてくれました。

(下諏訪駅の御柱)

後からわかったことですが、下諏訪の至る所に御柱のモニュメント、もしくは実物大の御柱があって驚かされました。

(下諏訪駅前の御柱モニュメント)

特に旧中山道と大社通りの交差点には巨大なモニュメントがありました。

(中山道沿いの御柱モニュメント)


(御柱モニュメント下の実物大御柱)

実際の御柱を諏訪大社下社秋宮に見に行きました。

(諏訪大社下社秋宮の御柱)

大社の中に御柱祭の看板があり、御柱祭は7年に一度、樹齢200年ほどの樅の木を山から引き出し、諏訪大社の上社、下社それぞれの春宮と秋宮の神殿の四隅に建てる行事で、諏訪大社の最大の行事の一つといわれているそうです。
この行事が勇壮なことはマスコミなどでよく知られています。

次の造営は平成22年の4月~5月(下社の場合)とのことです。

御柱に圧倒された後、下諏訪郊外の毒沢温泉にタクシーで向かいました。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→下諏訪温泉公衆浴場巡り


津軽の旅(24)・弘前城

2009年12月16日 | 温泉

アソベの森いわき荘のシャトルバスで弘前に出ました。

市役所に近い場所で下ろしてもらい久しぶりに弘前城を見物しました。

(第31回親子のつどい)

場内に入ったすぐの場所で31回親子のつどいというイベントをやっていました。

このイベントを少し見学しました。

(杉大橋)


(南内門)


(弘前城)

弘前城は空にそびえ、観光客が写真を撮りまくっていました。

出口に戻り、タクシーでバスターミナルに向かいました。
隣接するイトーヨーカドー弘前店でお中元割引のシャイニージュースを自宅に送り空港行きのリムジンバスに乗りました。

後日届いたシャイニージュースは津軽の味がしました。

(シャイニージュース)


これで津軽の旅の2009年版は終わりです。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国秘湯巡り→定額給付金で津軽を満喫


津軽の旅(23)・百沢温泉スキー場

2009年12月14日 | 温泉

アソベの森いわき荘から近い百沢温泉スキー場まで朝の散歩をしました。
15分ぐらいかかったでしょうか?。

昨日の雨は完全に上がり、岩木山の雲が次第に晴れてきました。

(百沢温泉スキー場)

付近のりんご畑のりんごはまだ小さく酸っぱそうでした。

(りんご畑)

秋の津軽もしばらく来ていませんね。

10月の紅葉はきれいだろうな・・・。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国秘湯巡り→定額給付金で津軽を満喫


津軽の旅(22)・岩木温泉の温泉

2009年12月11日 | 温泉

山陽をはさんで岩木山神社参道の東側に岩木温泉があります。

旅館は休業中のようで温泉だけ日帰り温泉として開放しているようです。
前日、岩木山神社の参道に近い喫茶店兼そば処で聞いたら、この日の午後は温泉を営業するということで、今回の旅行の最後を飾るお湯に選びました。

(岩木温泉)

入浴料金は旅館の入り口で支払います。
廊下を折れ曲がって浴場に着くと、やや薄暗い脱衣場と浴場がありました。

(男性内湯)


(脱衣場)

浴場は半円形の浴槽が女湯との境にあり、浴槽は中に仕切りがあります。
仕切りの手前が熱め、奥がぬるめになっています。

コンクリート造りの床や浴槽は、源泉の析出物で薄茶に染まっていますが掃除は行き届いていいます。

お湯はほぼ無色透明で、ぬるすべ感はあまりありませんが、じっとしていると泡が肌に着きます。
お湯の中で動くと茶色の沈殿物が湯の中に舞います。

薄暗いお風呂もなかなか良い物だとつくづく思いました。

脱衣場の壁には、一世を風靡した女優の三田佳子の写真などが掲げられています。「いのち」というテレビドラマのロケがこの旅館を中心に行なわれたことを示しています。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国共同浴場→青森県の共同浴場


津軽の旅(21)・百沢温泉湯元山陽の温泉

2009年12月08日 | 温泉

岩木山神社の境内に入ってすぐ左側に、湯元山陽の経営するそば処があります。
湯元山陽の旅館の入り口はこの奥にあり、岩木山神社の境内からでなく街道から旅館の玄関に入れるようになっています。

日帰り温泉を頼むと案内してくれます。

(湯元山陽)

浴場の場所はそば処と玄関の間です。

(男性内湯)


(脱衣場)

脱衣場も浴室もこぢんまりしており、お湯はやや緑がかった黄褐色で笹濁りです。
なめると弱い塩味で鉄分臭を鼻の奥に感じます。
浴槽の温度は適温でわずかにぬるすべ感があり、身体に炭酸の泡がつく感じがします。

分析表によれば、ナトリウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉で湯温は43.2度とのこと。
直ぐ近くなのに岩木観光ホテルの湯とは微妙に違うのに驚かされます。

「温泉は掛け流しです」という張り紙がありますが、この地区のお湯はどの旅館も掛け流しです。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国共同浴場→青森県の共同浴場


津軽の旅(20)・岩木観光ホテルの温泉

2009年12月05日 | 温泉

三本柳温泉から百沢温泉に戻る際は、若おかみらしき人が車に乗せて送ってくれました。

さて、百沢温泉の旅館のお風呂をいくつか巡ります。

先ず、岩木山神社の鳥居の真ん前の旅館で、岩木観光ホテル(温泉旅館中野)です。

(岩木観光ホテル)

日帰り温泉をお願いすると、廊下の先の方の階段をやや下った脱衣場に案内してくれました。
かなり広い脱衣場です。

(男性内湯)

浴槽はひょうたん型で、見晴らしの良い浴槽です。
ひょうたんの小さい方の浴槽に勢いよく源泉が注がれいます。

百沢温泉特有のうす茶褐色の透明なお湯です。
なめると塩味と渋みがあり、鉄分臭が口の中に残ります。
源泉の温度は高いのですが、入ってみると下流の大きな瓢箪側浴槽では適温で、明るい浴槽で快適な湯浴みを楽しみました。

(脱衣場)


詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国共同浴場→青森県の共同浴場


津軽の旅(19)・三本柳温泉旅館の温泉

2009年12月01日 | 温泉

三本柳温泉旅館は百沢温泉から2キロほど山麓に向かった場所にある一軒宿です。いわき荘からは徒歩20分~25分ほど距離です。

(三本柳温泉旅館)

日帰り温泉をお願いするとおかみさんらしき人が浴場に案内してくれました。
風呂場は小さな休憩所の前で、浴場に入ると脱衣場があり、木の脱衣用棚にプラスチックの籠が数多くあります。
客は3人ほどでした。

(男性内湯1)

お湯は自噴するやさしいお湯で、共同浴場ファンには定評のある温泉です。

お湯はまろやかな、ぬるめのお湯で、薄茶褐色の濁り湯です。
肌にまとわりつくような優しいお湯です。

分析表によると泉質はナトリウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)で、泉温は42.2度とのことですが、浴槽では40度ぐらいと思われます。
なめると金気臭があります。

(脱衣場)

大きな窓なので明るく、のんびりとします。

百沢温泉に似た泉質ですが、肌に優しい感じがしたお湯で評判の宿です。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top →全国共同浴場→青森県の共同浴場