善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・龍隠庵の餅つき2012

2012年12月31日 | 鎌倉

突然ですが、円覚寺の塔頭の龍隠庵の恒例の餅つきの報告です。

2012年12月28日に、年末恒例の龍隠庵の餅つきがありました。
龍隠庵は北鎌倉の臨済宗大本山円覚寺の塔頭の一つです。
円覚寺の山門(三門)をくぐり、左手の選佛場と在家用の座禅堂居士林の間の石畳を上ります。

(円覚寺の山門)


(選佛場)


(表札の石)

ゆるい石段を上って上に上がると廻りの景色が一変します。
開けた広場の右側は龍隠庵の客殿ですが、左手には円覚寺の山門や法堂などの屋根が見えて良い景色です。

この広場に人々が集い、餅つきの最中です。

(人が群れる)

人が群れている中心は、餅つきの二つの臼です。
裏方の持ってくる蒸し上がったもち米を丁寧につぶした後、みんなで餅つきです。

(先ず餅米をこねる)

こねるための杵は先が細めの杵で、3~4人で廻りながらこねていきます。

そして餅つきです。

(もちつき1)


(もちつき2)

老いも若きも、ご婦人も子どもも参加者はそれなりに餅をつきます。

(もちつき3)


(もちつき4)

子供さんには住職や世話役の大人がアシストします。

(もちつき5)

2013年の正月用のお供え用餅を作った後は、つきたてのお餅を千切って絡み餅にして、参加者全員で頂きます。

(もちを千切る)


(絡み餅を作る)

大根おろし、きな粉、餡、ゴマ、などが定番で、その他に熱々のけんちん汁、自家製漬け物などがあります。

(みんなで食べる楽しい昼食)


(裏方1-せいろで蒸す係)


(裏方2-けんちん汁の係)


(裏方3-お供え餅の係)

龍隠庵はおよそ13年ほど前に再興されました。

住職の努力や、住職の人柄、周囲の方々のサポートもあって、今や多くの人が集まるお寺になりました。

本堂や客殿は質素なままですが、いろいろな催し物を開催し、多くの人が集い、何かを得て帰って行く場所に変身しました。


(龍隠庵本堂)



(住職)

志戸呂焼きの作陶家の心齋さんが静岡県から駆けつけ、恒例の呈茶のお茶の先生も庫裏の座敷から応援です。

(志戸呂焼作陶家-心齋さん)

今年もお茶の先生の写真を撮らせてもらいました。

(お茶の先生)

この日は一家総出の参加者も多く、もちを搗くための裏方さんも大忙しでした。
モチ米は150Kgとのことで、年々増えているそうです。

あいにく夕方から小雨がぱらつきましたが参加者は楽しく過ごしました。


日奈久温泉の旅・日奈久温泉まち歩き(1)

2012年12月28日 | 温泉

日奈久温泉に着いて、なまこ壁造りの村津邸のそばでタクシーを下り、最初に見たのが例の赤丸ポストです。
古い漆喰と石で造くられたなまこ壁の家「村津邸」の前にある赤丸ポストです。

ガイド本では車を押す老婦人と対比した写真でしたが、街の奥行きも写していてとても良い写真で素人がかなうものではありませんが、皆この場所で写真を撮ります。

(一つ目の赤丸ポスト)

この赤丸ポスト近くには写真を撮る観光客や、スケッチブックを手にした地元の老婦人がいました。

(村津邸)


(村津邸と赤丸ポスト)

ひとしきり写真を撮ってから日奈久温泉センター方面に向かうと、温泉センター前にも赤丸ポストがありました。
日奈久温泉センターは2001年に建て直され、江戸時代は肥後細川藩の藩営温泉「御前湯」とされていたそうです。

これで赤丸ポストは二本目です。

(日奈久温泉センター前の赤丸ポスト)

温泉には後からゆっくり入りに来るとして、荷物を予約した宿に預けることにして宿に向かうと手前に有名な金波楼があります。
金波楼は明治43年(1910年)8月 に開業した木造三階建ての旅館です。
これもカメラに収めて、宿に着きました。

(有形登録文化財の旅館金波楼)

予約した宿は木造三階建ての旅館泉屋です。
外装はモルタルですが、昭和の木造として内部には木造りの建具などが大切に保存されています。

(旅館泉屋)

旅館泉屋についても、金波楼同様後から詳しく報告します。

チェックインタイムには早いので、荷物をフロントに預け、後からこの場所で「日奈久温泉街あるき案内人会」の人に会うからと言い残して、お風呂セットを持って飛び出しました。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
Top→全国秘湯巡り→日奈久温泉と人吉 湯巡りの旅 2012


日奈久温泉の旅・日奈久温泉へ

2012年12月26日 | 温泉

およそ2年ほど前(2010年頃か?)NHKのテレビ放送の昼の番組で、熊本県八代市の日奈久温泉の「路地裏を案内する」という情景を見ました。それ以来、日奈久温泉の温泉銭湯に入り、日奈久温泉の路地裏を探訪することを夢見るようになりました。
赤丸ポストが印象的で、日奈久温泉にはいくつ赤丸ポストがあるのか気になります。

また、古い木造の旅館も何軒か残されており、日奈久温泉街案内人の会という高齢者のボランティア活動も活発なようでした。

この番組では、日奈久温泉の街案内人が、山頭火の装束で、黒い丸縁メガネをかけて案内していたので、山頭火と温泉がどういう関係かも気になりました。

2012年5月の連休に九州の湯巡りをするチャンスに恵まれ、日奈久温泉について情報を集めました。

(日奈久まち歩きガイド本 Copyright (C)日奈久観光案内所)

日奈久温泉観光案内所にコンタクトするとまち歩きガイド本を送ってくれました。
このガイド本の表紙に目を奪われました。

八代へのアクセスは熊本空港から直行する「スーパーばんぺいゆ号」にしました。
空港バスは熊本駅へ向かうのですが、「スーパーばんぺいゆ号」は熊本駅をパスして直接八代に向かいます。
熊本駅から八代駅に行く在来線は九州新幹線が運行されてから本数が減り全く不便になったようです。

(熊本空港駐機場所のJAL機)


(熊本空港バス停)

バス停に現れた「スーパーばんぺいゆ号」はゴルフ場にある送迎車のような印象でしたが、時間通りに走って、新八代駅(JR九州新幹線)駅に立ち寄ってから八代駅に着きました。

(スーパーばんぺいゆ号)

八代駅は渋い木造の駅舎でした。見物したい気持ちもありましたが、小雨がぱらついてきたと、日奈久温泉に急ぐ気持ちが強く、駅前のタクシーに乗り継いで日奈久に向かいました。

(JR八代駅)

タクシーの運転手さんは質問にいろいろ答えてくれたました、日奈久温泉にある赤丸ポストの場所はどこか?という質問には、温泉の方の営業所にいる仲間と連絡を取り合い、日奈久駅にもう一つの赤丸ポストがあることが判りました。

タクシーは、まち歩きガイド本にある赤丸ポストのそばまで行ってもらいました。

詳細は下記のホームページからどうぞ
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甲州湯巡りの旅(15)・モンデ酒造

2012年12月20日 | 温泉

なごみの湯を出て、笛吹川を渡るとき、南アルプスの峰に残雪があり、川のほとりの桜が散り始めていました。

石和駅方向に歩くと、モンデ酒造というワイン工場があり、見学することが出来ました。

(モンデ酒造)

団体客の後について歩くと、いろいろの機械や、貯蔵用樽、貯蔵用タンクなどがありました。

(工場見学-全体の流れ)


(工場見学-検ビン工程)


(工場見学-コルクの説明)


(工場見学-ウイスキーの仕込み樽)


(工場見学-赤ワインと白ワインの製造工程)

一通り見学した後、道路を隔てた試飲場所に案内され、試飲と共にワインの即売会場や山梨の土産物売り場がありました。

(展示即売と試飲1)


(展示即売と試飲2)

何杯かの試飲ワインで良い心持ちになり、モンデ酒造からまた歩いて石和駅に着きました。

(石和駅のかいじ号)

かいじ号は新宿に向かって快適に走り所定の時間に新宿に着き、湘南新宿ラインで明るい内に鎌倉に戻りました。

甲州はいろいろの楽しみ方が出来ますね。

モンデ酒造
モンデ酒造へリンク


詳細は下記のホームページからどうぞ
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Top→全国秘湯巡り→甲府の公衆浴場巡り2012

甲州湯巡りの旅(14)・ふえふき市のなごみの湯

2012年12月17日 | 温泉

なごみの湯も笛吹市の経営です。

場所は石和駅から笛吹川を鵜飼橋で渡った対岸にあります。
徒歩でも石和駅から15~6分でしょうか。

(なごみの湯)

なごみの湯は駐車場が広く、建物も大きく、脱衣場や浴場ももちろん広く快適な日帰り温泉施設です。
また、大きな休憩室を備えています。

(脱衣場)


(メインの浴槽)

お湯はアルカリ性の単純温泉ですが、わずかにぬるぬる感はあるものの、際だった特徴はありません。
お湯は薄い緑色で透明です。

源泉の湯温が低く(約38度とのこと)ので、加熱して、しかも循環使用しています。
入浴料金はインターネット割引券が有効です。


(大広間)


ふえふき市の温泉。
ふえふき市の温泉へリンク


詳細は下記のホームページからどうぞ
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Top→全国秘湯巡り→甲府の公衆浴場巡り2012

甲州湯巡りの旅(13)・ふえふき市のみさかの湯

2012年12月13日 | 温泉

甲州湯巡りの旅を再開します。
今までは、甲府を中心に記してきました、笛吹市に移ります。

石和駅に向かうため甲府駅で普通列車に乗りました。
高尾行きでした。
懐かしい車両です。昔、横須賀線に走っていたような車両です。

(JR東日本の普通列車)

石和駅前には足湯などがありました。

笛吹市営の日帰り入浴施設は3箇所有り、今日は「みさかの湯」と「なごみの湯」に立ち寄るつもりです。

みさかの湯まではタクシーに乗りました。

(みさかの湯)

みさかの湯は周囲が果樹園で、笛吹川から近い場所にありました。

受付で入浴料金を支払うと、ロッカーのキーになるチケットをくれました。
厚い紙に穴が開いています。

脱衣場の大きめのロッカーは使いやすいものでした。もちろん、脱衣用の木の棚も使えます。

(脱衣場)

浴場も結構な規模で、メインの浴槽が窓側にあり、寝湯やジャグジー風呂、サウナもあります。

(メインの浴槽)

お湯は無色透明のアルカリ性単純温泉で、入ってみると適温でした。
源泉の湯温は59度とのこと。
特に特徴はないのですが、広い浴室は多くの人が入っていても、まばらに感じます。

(ジャグジー風呂)


(露天風呂)

露天風呂は塀にかこまれ開放感がないのですが日光に当たって気持ちよく入ることが出来ました。

ふえふき市の温泉の全体は下記で見て下さい。
ふえふき市の温泉へリンク


詳細は下記のホームページからどうぞ
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鎌倉身辺雑記・韓流カフェ HANON(韓音)

2012年12月10日 | 鎌倉

大船の繁華街の中に在る、2011年7月に開業した韓流カフェHANON(ハノン)の紹介です。

場所は大船仲通を南方向に曲がり、大船カソリック教会に向かう途中です。
大船市場という安い八百屋があり、その向かいにある秀和第7ビルの二階です。

(韓流カフェHANON)

HABON は店内の厨房で韓国家庭料理教室を併設している変わり種のカフェですから、料理の味には定評があります。

ランチのメニューはいろいろありますが、紹介するのは
1.日替わりデリプレート
2.日替わりビビンバセット
3.選べるお粥セット
の三品です。

(日替わりデリプレート)

日替わりデリプレートの内容は
 ・薬膳ごはん(白米に変更可)
 ・日替わりスープ
 ・デリプレート(お肉 お魚 チヂミ チャプチェ ナムル キムチ ミッパンチャン(箸休め)など全11種の韓国のお総菜)

(日替わりビビンバセット)

日替わりビビンバセットの内容は
 ・薬膳ごはん(白米に変更可)
 ・日替わりスープ
 ・ビビンバのナムル5種とたまご
 ・キムチ2種
 ・ミッパンチャン(箸休め)

(選べるお粥セット=黒ごまの例)

選べるお粥セットの内容は
 ・韓おかゆ(二種類から選ぶ 写真は黒ごま)
 ・ナムル2種
 ・キムチ2種
 ・ミッパンチャン(箸休め)

この他にも、
タックビビンバ(鶏の混ぜごはん)セット
スンドゥブ(純豆腐)セット
ユッケジャンセット
など、楽しいランチがあります。

ソフトドリンクは、
HOTコーヒー  ICEコーヒー 紅茶(ストレートorミルク) アイスティー(ストレートorミルク) 100%オレンジジュース等の他に
ICEホンチョ(紅酢)ドリンク  ぶどうボンボン ICEシッケ おろし梨ジュース  HOTエゴマミルクティー HOTユルム茶
など、韓流らしい飲み物があります。

また、韓国の生まっこり、韓国ビールHite(氷点)などもあります。


(まっこり)


(韓国ビールHite)

韓国伝統茶セットは、一口菓子が付いています。

(韓国伝統茶セット=チャンミ茶(バラの花茶))

紹介した写真の他に
甘い系統の
ユジャ茶(柚子茶) (ICEorHOT)
モグァ茶(カリン茶)(ICEorHOT)
スジョンガ(水晶果)(ICE)
テチュ茶(ナツメ茶)(ICEorHOT)
などもメニューに書いてありました。

店内はベージュ色に統一されていて落ち着いた雰囲気でした。

(店内の様子)


HANON(韓音)のホームページ

HANON(韓音)



鎌倉身辺雑記・今年のサザンカ

2012年12月04日 | 鎌倉

今年のサザンカはやや遅い咲き始めでしたが寒さと共に盛りを迎えています。

サザンカの花びらの、はかなげな、頼りなげな様子が好きで撮影に向かいます。

(サザンカ1)


(サザンカ2)


(サザンカ3)


(サザンカ4)

さて、八重のサザンカというのがあるのか?無いのか?。

(カンツバキ1)

はかなげな白の八重のカンツバキは実はサザンカなどと考えたりします。

(カンツバキ2)