(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)
タクシーで渡った踏切を、徒歩で、市街地に向けて渡りました。歩いていると、「華の湯」の看板がありました。
今回の旅で予定していた共同浴場です。角を折れてると直ぐに華の湯が見つかりました。
バス停のような温泉の看板が設置されています。
(華の湯)
華の湯も素泊まりではあるものの旅館兼業のようです。
玄関を入ると、受付がありました。入浴料金を支払って浴場ののれんをくぐる。
脱衣場は明るく広さも十分です。
コインの戻るコインロッカーがあり、その横には脱衣用の木製の棚がずらりと並んでいます。
(脱衣場)
浴室はタイル張りで、広い窓が浴場内を明るくしています。。
メインの浴槽はL字型で、浴室の中央には円形の泡風呂があります。
(メインの浴槽)
メインの浴槽の内容ですが、手前側には電気湯と寝湯が並んでおり、奥は普通の浴槽で、透明なお湯があふれています。
浴室内の中央にあるジャグジー風呂は、二人で入るにはやや手狭と思われますが、一人で入ると身体が浮き気味になって面白い浴槽です。
(ジャグジー槽)
お湯は肌がぬるぬるするような、ややぬる目のお湯で、アルカリ性単純温泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)です。これは、京町温泉全体に共通する泉質です。
露天風呂は石造りです。ややぬる目です。
(露天風呂)
華の湯は浴槽の種類が多く、一つ一つを試すと結構時間が掛かります。
老人が一人出てきて、脱衣場にいる野を見つけて話しかけてきました。世間話をしていたところ、他の老人も話に加わって来て、最初に話しかけてきた老人をさして「この人は99歳だが、自分で運転して毎日華の湯の通ってきている」と年齢にしては元気だと褒めあげました。
その99歳の老人はは、自分より3歳上の先輩が華の湯の隣に住んでい里のだが、その百歳を越えた老人は、家業の牛乳の配達を毎日車でしているとさらに高齢の人を褒めあげました。
帰宅後華の湯の地図をネットで調べると、確かに華の湯の近くに牛乳屋があったので、話の信憑性が強くなりました。
本当に102歳の老人が配達担当かどうかは確かめていませんが、毎日良いお湯に入るのは健康の秘訣のようです。
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