善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・花柚子その後

2018年12月30日 | 鎌倉


10月27日にまだ青い花柚子について報告しましたが、その後の花柚子の収穫について書いてみます。

12月になって、花柚子は収穫時期を迎えました。

この年は6月と秋頃に晴天が多く、小さいながら200~300個近い数の実がつきました。

(12月初めの花柚子1)


(12月初めの花柚子2)


(花柚子の実)


(ざるに盛る)


(断面)

この花柚子は世にある標準的な花柚子らしく、表皮が黄色っぽく、直径は5~6センチ、重さも60グラムほどで、種が多いのが特徴です。柚子味噌にしたり、煮物や汁物のスパイスにしたりします。
もちろんゆず湯には最適で、香りがよく、湯冷めしない他、ヒビ・アカギレにも効くそうです。

ただ、このシーズンはなりすぎたので、来年は数が少なくてもより大きな実が欲しいと思い、毎年暮れに来てくれる若い植木屋さんに枝がまばらになるように剪定をお願いしました。
剪定の結果、枝が透けて、奥の物が見えるようになりました。

(剪定の切り跡)

樹形もコンパクトで上から見るとほぼ円形です。

(二階から見た花柚子)

横から見た花柚子は次のようになり背が低く先が見通せます。

(横から見た花柚子)


次のシーズンは思惑通り実が稔るか楽しみです。



鎌倉身辺雑記・JAさがみ大船の野菜即売会

2018年12月27日 | 鎌倉

暮れになると、毎年『JAさがみ』の大船支店の小さな駐車場で野菜即売会が催されます。
JAさがみが主催しますが、実際は大船地区の農家(農協?)が全面協力しています。手作りの豚汁や味噌田楽をつくり、栽培した野菜やシクラメンを提供する近隣農家の野菜即売会なのです。

毎年この即売会には行くことにしていますが、目当ての買い物はシクラメンです。
一鉢で千円という価格は市場価格の半値以下で、見事なシクラメンが冬中楽しめるのですから何とかゲットしたいのです。


(JAさがみの折り込み広告)

9時から開催ということですが、シクラメンの即売は30鉢限定ですので15分ほど早めに会場に着くと、即売会の開催を告げるセレモニーの最中でした。

JAさがみ大船支店は江ノ電バスの小坂小学校前にある小さな銀行で、駐車場も決して大きいとは言えません。

(JAさがみ大船支店)


(即売会前のセレモニー)


(記念撮影)

即売が始まると混乱を避けるため入場の人数制限をしており、一人ずつずつ会場に入れています。皆さんお目当てのシクラメン売り場に行き自分の好みの花の色と、育ち具合を見極めています。

また、野菜売り場も人気です。

(野菜売り場1)


(野菜売り場2)


(豚汁やおこわの販売)

みかんの詰め放題は行列が出来ていました。

(みかんの詰め放題)

くじ引きは、大船支店の駐車場とは反対側の空き地でここも行列が出来ていました。

くじ引きはチラシの隅を三角に切って差し出すと一回くじを引くことが出来ます。

(くじ引き)

景品は野菜です。

(くじ引きの景品も野菜)

家に戻ってゲットしたシクラメンを撮ってみました。
ツボミが多く、だんだん姿もよくなりそうです。

(ゲットしたシクラメン)

梅干しはおばあさんの手作りで、丸のパッケージはやや減塩、四角のパッケージは通常の塩加減(12~3パーセント)ということです。
梅酒をお湯割りで飲むときに重宝しています。

(ゲットした手作り梅干し)

いよいよ暮れも押し詰まって、ようやく正月が来そうな気がしてきました。


鎌倉身辺雑記・スイセン

2018年12月23日 | 鎌倉


もう気の早いスイセンが咲き始めて春を感じさせくれます。

ご近所をまわると、スイセンがさりげなく咲いている家を多く見かけます。
近くの禅寺常楽寺でも、庭のそこかしこにスイセンが咲いています。

(常楽寺のスイセン1)


(常楽寺のスイセン2)


(常楽寺のスイセン3)


(常楽寺のスイセン4)


(八重のスイセン)

下に掲げたフサザキスイセンは通常は2~3月頃咲くのですがもう咲いた株もあります。

(フサザキスイセン1)


(フサザキスイセン2)

スイセンは春を感じさせてくれます。



鎌倉身辺雑記・カンツバキ

2018年12月19日 | 鎌倉


寒さも真冬並みになるとカンツバキが花が目立ってきます。
花の少ない時期なので、貴重な花です。

「這寒(這寒椿)」「立寒(立寒椿)」という言葉があるのですが、この二種について紹介します。

先ず赤の這寒(はいかん)。

この木を自宅の猫額の庭木として四十年近く育ててきました。背丈は一メートル足らずで、左右に伸びたがるのを押さえてコンパクトな樹形になってきています。

(赤の這寒)


(赤の這寒2)


(赤の這寒3)


(赤の這寒4)

でも、どう見てもカンツバキというより、サザンカに近いかも知れません。

ともかく花の少ない冬の時期に目立つ花です。

一方、大船フラワーセンターで見た立寒(たちかん)です。

園内でもツバキの密集している中にあります。分類は寒椿となっています。木の上方に伸びていって、六~七メートルという大木です。

大船フラワーセンターの分類では寒椿に分類されています。

(ピンクの立寒)


(ピンクの立寒2)


(ピンクの立寒3)

どちらの花も、共に、はかなげな花びらが特徴の花ですし、散り方も一枚一枚ひらひらと散っています。

見た目ではサザンカに近い品種と思われます。



鎌倉身辺雑記・菜の花の胡麻和え

2018年12月15日 | 鎌倉


家人とよく買い物に行く大船仲通り商店街の一角に「大船市場」という野菜のマーケットがあります。安い野菜や果物を提供してくれる名物店でいつも買い物客があふれています。

また、近くに4軒ほどの八百屋があるので、付近の食堂なども仕入れに来る場所になっています。

(大船市場)

この大船市場に、11月末頃菜花の束が並び始めました。
最初は四国からの菜花でしたが、すぐに千葉産に切り替わりました。

(千葉産の菜花1)


(千葉産の菜花2)


(別のパッケージの千葉産の菜花)


一方、我が家の猫額の庭では、毎年菜花を植えて、初春の菜の花を楽しみにしています。

種まきは10月初めでした。アサガオを植えた場所のネットを取り払い、種を蒔いたところ、一週間ほどで発芽し、間引きしながら一ヶ月半で15~20センチの株になりました。虫食いの株です。

(玄関エントランス脇の菜花-10月に芽が出たところ)


(現在の状況1)


(現在の状況2)

このあたりでは、現在20センチぐらいの成長でまだ花をつけた菜花は見かけないので、我が家は標準的と言えそうですが、日照が問題で、これから春先まで日が当たらないのでこのまま越冬しそうです。

で、千葉産の菜花を胡麻和えにしてもらいました。

この時期の初物です。

(菜花の胡麻和え)

太い茎までやわらかく、ややほろ苦い味でした。

ときどき買ってきて菜の花を味わっています。




鎌倉身辺雑記・スマートメーター

2018年12月11日 | 鎌倉


東京電力パワーグリッド株式会社という会社から「スマートメーターへの取り替え工事のお知らせ」という書類が来ました。
その書類には「東電パワーグリッド」という会社が、東京電力から分社化された会社だと書いてありました。

7月頃にも同じ書類が来たのですが、工事会社が訪問してきた時に不在していて、「次回改めて工事日を決めて通知します」という案内をもらっていたので、次は在宅しなければならないと思っていました。
で、どんな工事かを調てみると、受電のメーターのデジタル化ですが、

  検針が不要になる
  自宅と東電がわのステーションが電波でつながる  
  随時自宅の電力利用状況(実際の需要量)が供給側でモニター出来る
  供給側の都合で随時自宅の電力利用をストップ出来る

という、電力会社にとって極めて便利な変更のキーなるということがわかりました。


(送られてきた案内書の図)


書類の中の図には、テレビの予約をしている人とか、パソコンの作業中の人は要注意で、メーター切り替え時には事前に電源を落とすことが必要だとありました。

停電時間は数分(メーターの付け替え所用時間は数分)ということなのですが、ブレーカーで電源を切った方がよいということでしょう。

これは、協力しなければいけないなと工事会社に電話して、実際に来訪予定時間を聞いてみると、即刻工事担当者に連絡したらしく、正確な予定時間の返事が返ってきました。


実際の取り替えは工事は簡単に終わり、終わった後のパソコンの復旧も、モデムが回復する30秒程度が不安だっただけで何事も無く終わりました。

深夜電力用のメーター(200V用メーター)も異常なく取り替えがすんだようで、翌日もお湯が沸いていました。

(100V用メーター)


(200V用メーター)

スマートメーターを見ると、電力の積算数字は0でなく、若干の検査通電数値が加算されているということも良くわかりました。

最近、いろいろな会社から電力の売り込みがありますが、検針員でなく自動的にモニターが出来るということもきっかけになって、電力小売り会社が乱立しているのでしょうか?。
東電は、他社から売ってもらいたいのでしょうか?。

一方、今年の9月に発生した北海道電力のブラックアウトですが、地震によって電力の需給がアンバランスになってブラックアウトが発生したとのことですが、電力会社が強制的にある地区の供給をストップしてアンバランスを解消出来れば、こんなことは起きなかったかも知れないと思います。
北海道電力のスマートメーターの置き換え計画はどうなっているのでしょうか?。
(大きなお世話???)



鎌倉身辺雑記・純白のサザンカ

2018年12月06日 | 鎌倉


11月後半、冷え込む日もありカンツバキやサザンカがいろいろと咲き乱れています。
最近散歩していて、サザンカの木を4~5本見つけました。純白の花を咲かせています。
八重咲きです。

場所は、旧鎌倉市勤労福祉会館(レイウェル鎌倉)の跡地がマンションに変身したその南側の植栽の中です。

マンションがオープンして対して時間も経っていないので、植栽の中は植えたばかりですが、純白の花をたくさん付けている木もありありました。

(純白のサザンカ)


(サザンカの花1)


(サザンカの花2)


(サザンカの花3)


(ツボミと葉っぱ)


八重咲きで真っ白なサザンカをはじめて見ました。

もしかしたらカンツバキ?


鎌倉身辺雑記・鎌倉市秋の収穫まつり 2018

2018年12月01日 | 鎌倉


今年も秋の収穫まつりの季節を迎えました。

鎌倉市では専業農家の方々が地場野菜を栽培しています。

その収穫を祝って収穫祭りを行うのですが、会場は昨年から新装の大船中学校の体育館エントランスになりました。

ところが、今年の開催が11月25日だということを失念して、気がついたときは11時半ごろになっており、お目当ての「お米すくい」は第二回目の正午(12時から)の列に並ぶような失態でした。

もちろん、他の行事や、野菜の即売も終わりかけていて、取材できる内容は少なくなっていました。

(収穫まつり会場入り口)

宝船とは、主な農産品を舟形の模型の中に納めた縁起のよい飾り物です。

(恒例の宝船)

他の物は目もくれずにお米すくいのブースに急ぎました。行列は40人ほど続き、最後尾という看板を持った整理の係りの人から、もしかしたら数人前で終わるかも知れないけれど一応並んでもよいですと念を押されました。

(お米すくいのブースへ)


料金は1回100円です。
先ず100円で三角籤を引き、書かれた回数分だけお米を両手ですくいあげるのです。
籤には1~3の数字が書かれています。
見ていると、1回という籤は少なく、2回が多く、3回もかなりあるようです。
つまり、100円で1~3回お米をすくうというゲームです。

すくったお米は持ち帰ることが出来ます。神奈川県西部の山北米とのことです。

子どもさんもおかあさんもすくっています。

(子どもさんも)


(お母さんも)

ミカン詰め放題というゲームは、300円で農協の買い物袋に詰め放題できるというゲームです。
神奈川県では湯河原から小田原にかけて多くのみかん栽培農家があり、小田原周辺がミカンの北限といわれています。
年末頃が食べ頃の甘酸っぱいミカンで、結構愛好家がいるようです。

1回目は11時から30分ほどで終了し、13時からの順番待ちの人が並んでいました。

(ミカン詰め放題のブース)

足柄茶も神奈川県北部の山間で栽培されているお茶です。

(足柄茶-茎茶詰め放題)


(農家の野菜即売)

しかし、人気は即売会の方で、今年も多くの野菜を買っている人が目立ちました。

(農家の野菜即売2)


(農協青壮年部の焼きそばと焼き鳥のブースの行列)

このほかのブースは後片付けとか、関係者の昼食会場となっていました。

鎌倉の収穫まつりも盛況の内に終わりかけていました。