盛りを過ぎましたが今年もナガミヒナゲシが可憐に咲きました。
(ナガミヒナゲシ1)
ナガミヒナゲシは地中海地方の原産で可憐なオレンジ色の花が特徴です。
(ナガミヒナゲシ2)
(ナガミヒナゲシ3)
ここ数年来、ナガミヒナゲシは繁殖力の強さから、いろいろと取りざたされてきました。
繁殖力が強いとは、例えば砂利などの土地で駐車場に利用している場所でも十分成長し、また、自分の周りの植物に影響を及ぼし相手の植物が大きく育たないようなホルモン?を出すとも言われています(アレロパシー活性)。
繁殖力が強い理由の一つは、「種が一つの鞘から非常に数多く飛び散る」という特性があるからでしょう。
ただ今年は、取材時には、かなりの場所でナガミヒナゲシが枯れかけていました。
気候の影響か、もしくは誰かが強制的に枯らそうと試みたのか?。
(ナガミヒナゲシの枯れかけ1)
(ナガミヒナゲシの枯れかけ2)
ナガミヒナゲシの種の鞘は面白い形をしています。
(ナガミヒナゲシ-種の鞘)
Youtube 上で種子が飛び散る様を捉えた動画がありました。
ナガミヒナゲシの種子散布
今年、ナガミヒナゲシがあまり勢いがなかった原因の一つは、ここ大船でも、砂利敷きの駐車場が減って三階建ての一戸建て住宅が数多く建ったほか、時間貸し駐車場が急速に増えたという事情も影響しているのかも知れません。
(月極駐車場→時間貸し駐車場)
でも、自分の庭には入れたくない植物です。