(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)
安楽温泉は新川渓谷に沿って六軒の温泉旅館が建ち並ぶひなびた温泉場です。各旅館は湯治もしくは料理を提供する旅館を経営し、良質の温泉を安価に提供しています。
塩浸温泉からおよそ車で15分ほど下流にあり、更にその下流には妙見温泉があります。
一番上流にあるのが佐藤温泉で、現在は温泉提供を中心に運営しています。
二階建ての佐藤温泉では一階に小さな男女別浴場があり、二階には大浴場などがあります。
(佐藤温泉)
佐藤温泉の看板です。
(佐藤温泉の看板)
この日は一階の小浴場を選びました。
入浴料は200円です。
浴場は、内部の狭い土間に脱衣場と浴室が直結しており、狭い脱衣場で衣服を脱ぐと土間経由で浴室に入る仕組みになっています。
(脱衣場)
おばさんはお湯が熱いからうめてはいるように勧めてくれました。
浴室は、コンクリート造りで、半小判型浴槽があり、なるほど45度ぐらいの熱さになっていました。水道を引っ張ってうめはじめたがなかなか適温にならず、隣の打たせ湯の小さな浴槽のお湯をかぶって時間かせぎをしました。
適温になったので入ってみましたが湯口から熱い源泉が結構多く入るので、常にうめ続けなくてはならないほどでした。
お湯は、源泉名「安楽1号」で、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(低張性、中性、高温泉)で湯温は53.8度です。
きっちりした浴感の温泉で、熱いと余計に肌に食い入る感じがたまりませんでした。
(浴槽)
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