
二日前に子宮ガン検診に行って来たが、実は子宮ガン検診意外で
任意で是非とも調べてもらいたかったことがあった。
私は自分の血液型を知らない。
親も私の血液型に関しては「よくわからんのよ」と言うばかりであった。
母はA型で、妹もA型。ならば私もだいたいA型だろうと思うが、
キーを握る父親の血液型を全く知らないでいた。
母は再婚組なので、前の夫の血液型なんて知らなくても普通かも知れない。
で、私は物心ついたころから自然に自称A型で過ごしてきた。
注: ここから先は血液型に対して、昭和生まれの偏見が炸裂します。
そういうのがダメな方、今日はスルーしてください。
最近日本では血液型性格判断というのに対してかなり
否定的になってきたらしいが、私は昭和生まれで、血液型性格判断が
ある意味、全盛期だったかも知れない。
就職活動の面接でも血液型はどこでも聞かれたし、
それはそれで普通だとも思っていた。
私は自称A型ですごしてきたが、同じA型の妹とは性格が全く違う。
彼女は認定されたA型で、どこの本でもそう記されているように、とても几帳面だ。
原田宗典という作家の言葉で言い表すなら、
「A地点からB地点に定規をあてて、シャッと一直線に線を引くような人」
なのだ。
私は、それこそこれも自称「几帳面」だと思うが、彼女と比較して、
そこまで徹底してないかもと思うことがたびたびあった。
今は亡き祖母が自信満々に言い続けていたことがある。
それは「ケイエスちゃんは、ぜったいにB型よ!間違いない。」ということだ。
彼女自身がB型で、彼女と私の生き方が類似していることから
そう言っていたのだ。
そう言われると、B型のような気もしてくる。
私の性格を大きく分類すると、
思ったことをずばずばと口に出す(でも後でしまった!と思う)。
些細なことが全く気にならない。
でも汚い汚れはかなり気になる。
他人が何と言おうと、自分の気分次第で行動を起す。
ちょっと変わってるねと言われたことがたびたびある。
自分自身、正直言ってA,B,OそれからABの全ての分類に当てはまるような
気がして、いつかはちゃんと調べてもらおうと思っていた。
そして、チャンス到来。
Dr.Wang 「うん、調べてあげるけど、このテストは保険きかないけど?」
KS 「え。いくらかかるの?」
Dr.Wang 「えっとねー(ちょっと調べる...)75ドルだって。
献血すればただで調べてくれるじゃん。お金浮かしなよー。」
KS 「オゥ、ノゥ。だって針がパイプみたいに太いもん。」
Dr.Wang 「(ぶっ!)で、どうする?ケイエスしだいよ。」
というやり取りがあって、では白黒つけましょうという気になり、
「75ドル、払いましょう。」ということになった。
いよいよ長年の自称A型が本物のA型に認定されるのだ。
なんだかとてもドラマティックではないか。
でもねー、たかがテストで75ドルよ!高いわよ。
彼女が言うとおり、献血すればただで調べてくれるし、おまけに
ジュースまでくれるのよ。でも、あの針見た瞬間、顔がムンクの叫びみたいに
なったわよ。本当に太くて、パイプみたいなんだもん。
そして今日、その結果の電話が職場にかかってきた。
長くなってきたので結果はここで一旦切って、
次回にお知らせしようと思ったが、じらす気はさらさらないので
頑張って読んでもらおう。
さて、その結果は!
...。
私、電話をかけてきたナースが報告してきた結果に対して、
「うそでしょう?」と言ってしまいました。
『ケイエスさん、あなたの血液型はオーポジティブでしたよ。』
そう、アメリカでは血液型にポジティブ(+)ネガティブ(-)がつく。
が、そんなことは今どうでもよい。
「A型じゃないんですか?」の私の質問に対し、
「テスト結果はそうじゃないと言ってます。」ときっぱりと言われた...。
私、生まれてからずーっとO型だったのだ。
わははははは!何だか笑える。
それにしても何だ、このドラマの展開は。
今さっき妹から電話がタイムリーにあり、
さっそくこの話を聞かせたら、地面がどどどっと動くかと思うほどの
声で驚かれてしまった。
「うそでしょう?」って、そりゃ私のセリフだよ。
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