学名は「Oenothera speciosa」で、北米原産のアカバナ科マツイグサ属の多年草です。耐寒性があり、繁殖力も大きい事から、最近は道端でも咲いています。写真は近くの大学の農園の花壇で咲いていたものを6月上旬に撮影しました。月見草の仲間ですが、昼間に咲きピンク(桃色)をしているため、別名を「昼咲桃色月見草」と言います。
学名は「Magnolia grandiflora」で、北米が原産のモクレン科、モクレン属の常緑高木、6月頃大きな白い花を咲かせます。公園や寺院等の庭園にあり、遠くからも目だちます。巨大なハクモクレンのようにも見えますね。白い花は、芳香がありますが、高いところに咲いているので、なかなか近くで見れないことが多い花です。時間とともに花弁が開き、色が茶色のようにくすんで来ます。写真は近くの公園で6月上旬に撮影しました。たまたま花の近くまで近寄れましたので、柑橘系のさわやかな花の香りも確認できました。
日本が原産で、各地に自生しているものがあります。一般的に使われている学名は「Hydrangea macrophylla」です。現在は原種のガクアジサイを園芸品種に改良していろいろ多彩なアジサイが公園や家庭の庭で植栽される様になっています。ガクアジサイの特徴は、中央部にある小さな花の集合体を囲むように、あたかも大きい花びらのように見える装飾花があることです。これを花の周りに額縁があるように見えることから和名「額紫陽花」になったとされます。写真は近所の玄関先に咲いているもの6月7日にを撮影しました。蝶ネクタイのように見えてなかなか粋な花です。もっと原種に近いものもありますので、近いうちに花が咲いてきたら掲載します。