学名は「Rohdea japonica」で、中国から日本の暖かい山地の日陰に自生するユリ科の多年草です。園芸店などでは鉢に植えて観葉植物のコーナーで売られています。初夏の頃から緑の葉の根元に円筒状淡黄色の花を咲かせます。この円筒状の花は良く見ると小さな花の集合体であることがわかります。秋には赤い実房のようになり、小鳥が来て啄んでいきます。古来漢方ではオモトの根茎を使って強心剤や利尿剤に使われているようです。我が国でも江戸時代の頃から観葉植物として品種改良が進み、斑入りなどもありますね。オモトの葉と赤い実を楽しむ人は多いですが、花を忘れられないように掲載しました。写真は自宅の庭で地植えにしたものです。
美味しいトマトの季節がもう直ぐやってきます。露地物は今花が咲いています。暑い夏にせみの声を聞きながら水で冷やしたトマトを丸カジリ!いいですね。トマトは果実の皮が薄いので、完熟する時期に雨に当たると直ぐ割れてしまいます。露地物はそれもまた美味いんですよね。美味しい実がなるのを楽しみにしながら花を眺めています。