牛久自然観察の森で咲いていました。学名は「Hydrocharis dubia」で、トチカガミ科、トチカガミ属の多年生浮葉植物です。浮葉植物と言えば、既述したアサザもそうですね。比較的波が小さい船だまりや静かな沼などの岸沿いの湖沼面で見かけます。湖底に根を張り、葉を水面から少し上に出したり、水面に浮かべて(抽水植物)おり、近年湖の環境の悪化によって、分布数が少なくなって心配されている植物です。(環境省が指定する絶滅危惧種であると牛久自然観察の森の説明板に記載されていました。)葉の裏側に気泡を貯める浮き袋のようなものがあり、葉を水面に浮かべることができます。花は直径1cm程度の白い小さな花で、花弁が3枚あります。雌雄異株で、雌花と雄花に分かれるようです。写真から判別できるでしょうか。中央の花が雄花、右側の雌しべが二股に分かれたように見える花が雌花だと思います。写真は8月25日に撮影しました。
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