最近健康食ブームに乗って毎日のように食卓を賑わす、あの「オクラ」の花です。既に掲載しました「トロロアオイ」と同じ属で、花も似ています。アフリカ北部エチオピア周辺地域原産、学名は「Abelmoschus esculentus」で、アオイ科、トロロアオイ(ハイビスカス)属の多年草(寒さに弱く、日本では一年草扱い)です。薄黄色い上品な色の花弁の内側下部のほうが赤紫色に染まっており、ハイビスカスにも似ています。花が終わると食卓に登場するあの実がなります。写真を拡大してご覧になると花の周辺に若い実が見えます。これを食材にしています。独特のぬるぬるした粘り成分に食物繊維、ミネラルなどが多く含まれており、コレステロールを下げたり、夏ばて防止などに効果があるとされています。トロロアオイの花よりやや小ぶりですが、形状や色はほぼ同じです。トロロアオイは花を食べると書きましたが、このオクラは若い実(完熟すると茶色に変色して堅くなる)を食べます。写真は近所の畑で栽培されていたものを8月19日に撮影しました。
カレンダー
最新記事
最新コメント
- orai/鬼百合(オニユリ)開花
- JIROU/シュンギク
- はる/シュンギク
- JIROU/ムシトリスミレ(虫取菫)
- 次郎/ムシトリスミレ(虫取菫)
- JIROU/リカステ・サンレイ
- さらん/リカステ・サンレイ
- JIROU/ヒビスク・アーノッティアヌス
- こでまり/ヒビスク・アーノッティアヌス
- JIROU/ワレモコウ(吾亦紅)