秋が深まると、生け花などで使われるカナリアナスが園芸店で出回ります。通称「フォックスフェイス」とか「カナリアナス」として出回っていますが、植物図鑑で見ると、「ツノナス」で記述されていました。南アメリカ熱帯地方が原産で実が熟すとカナリア色(黄橙色)に色づき、遠くから見ると狐の顔のようなシルエットに見えますので、そのような和名になったのだろうと思われます。学名は「Solanum mammosum」、ナス科、ナス属の小低木(冬が寒い日本では温室などでのみ越年するため、園芸店では一年草として扱う場合もある)です。写真は牛久周辺の農家で栽培されて色づき始めたものを8月27日に撮影しました。ナス科らしい艶のある表皮の実ですが、実の根本に数個の角状の突起があるのが特徴です。畑で実っている状態のものを見ることは珍しいと思い掲載しました。実が連なった状態で枝ごと切って、販売されています。
カレンダー
最新記事
最新コメント
- orai/鬼百合(オニユリ)開花
- JIROU/シュンギク
- はる/シュンギク
- JIROU/ムシトリスミレ(虫取菫)
- 次郎/ムシトリスミレ(虫取菫)
- JIROU/リカステ・サンレイ
- さらん/リカステ・サンレイ
- JIROU/ヒビスク・アーノッティアヌス
- こでまり/ヒビスク・アーノッティアヌス
- JIROU/ワレモコウ(吾亦紅)