つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけたとても変わったランです。説明によれば、フィリピン原産で、「Bulbophyllum carunculatum」、ラン科ブルボフィルム属の常緑多年草です。黒褐色に見えるものが唇弁だそうで、揺れ動いて虫を誘うのでしょうか？写真は10月27日に撮影しました。
つくば植物園の絶滅危惧植物花壇で咲いていました。花弁がやや広くてとても上品な感じの美しい花です。説明板によれば、奄美大島の海岸付近など（屋久島・喜界島・加計呂島・与路島徳之島等）に自生していますが、絶滅危惧Ⅱ類（VU)に指定され、「Chrysanthemum crassum」、キク科の多年草です。写真でもお分かりでしょうが、葉に厚みがあり、茎も太くて強そうです。つくば植物園のHPを見ると、リュウノウギクの系統から分化したと考えられているようです。写真は10月27日に撮影しました。
