茨城大学農学部の研究用の稲田には各種の水稲が植えられ、生育状況などを見ることができます。8月24日に久しぶりに行ってみると、すでに穂が垂れさがった状態のイネもありましたが、写真の「日本晴」と言うかつて日本中に植えられていた水稲は、ちょうど花を咲かせていました。今は台風の影響などを考慮して、収穫時期が八月中旬頃になっていますが、昔は、「二百十日」の頃に花を咲かせ、十月頃に収穫していたような記憶があります。
近所の茨城大学農学部の構内で珍しい花を見つけました。中国雲南省原産、ムクロジ科の落葉高木で、我が国では、関東地方以南の各地で植栽されています。秋に写真のような袋状の花をつけており、中に小さな花が咲いています。樹全体を見ると黄金の花が覆っているようにも見えます。英語名はそのような様を表現したのでしょう、「Golden-rain tree」とのこと。写真は、8月24日に撮影しました。