つくば実験植物園で、棗の木の隣に植栽されて比較して観察できるようになっています。初秋の頃に赤く実ります。写真のようにナツメより実が小さく丸いですが、種子の部分は大きいのでこの和名のようです。薬効があり、果実は咳止めに使われたり、種子の部分を不眠の症状に効果がある漢方として知られています。写真は8月30日に撮影しました。
つくば実験植物園で大きなナツメの実が赤く色づき始めていました。毎年初秋の頃に観察できます。赤い実は細長くて大きいものは3㎝程にもなります。初夏の頃に可愛い淡黄色の花をつけています。実は、干して食用にしたり、お菓子の材料にされたりしています。また、古来薬効のある植物として知られ、強壮・鎮静効果がある生薬として使われています。写真は8月30日に撮影しました。