つくば実験植物園の熱帯資源温室で見かけました。写真のように実が赤茶色をしたバナナです。英名もレッド・バナナです。食用・園芸用に作出された品種であると記されていました。このバナナは、やや酸味がある甘い爽やかな食感だそうです。写真は8月30日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で各種バナナを観察できます。植物園HPの説明によれば、バナナは、インドネシア~マレーシア・ポリネシア西部に分布する大型の多年草で葉鞘は巻き重なって偽茎を形成し、木質化しない草本だと記されていました。だらりと伸びた花茎の基部に雌花群があり、先端には雄花群がついています。写真は実り始めたバナナの実です。市販のバナナには、種がありませんが、東南アジアに分布する野生種のバナナには、小豆ほどの種子があります。原種の中から種子のない物を選んで栽培品種を作って来たと言われています。写真は8月30日に撮影しました。