つくば実験植物園の温室で展示されていました。説明によれば、フジウツギ科の落葉低木で、四国南部~九州南部の崖などで生育する日本固有種です。サポニンを含む有毒植物として知られており、古くは魚取りに枝を切って、魚をしびれさせて漁をするのに使った(魚毒)と言われています。写真のように花は筒状で薄紫色をして藤の花に形状が似ています。葉の裏や茎には軟毛が生えており、白っぽく見えます。これらが和名の由来と言われています。写真は9月10日に撮影しました。
つくば実験植物園で初秋の頃白い円錐状の花序をつけて目立ちます。説明によれば、タデ科の多年草で、春先に若芽を出して秋には2m程度の草丈になります。春先の若い芽はちぎってなめてみると酸っぱかった記憶があります。別名をスイバとかスカンポと呼ばれて古来生薬としても使われています。♪~土手のスカンポ、ジャワ更紗・・~♪と言う歌があったことを思い起こしました。和名は、この植物の薬効から小さい傷には若葉をすり潰して塗布すると止血され、傷みが取れた・・と言う事のようです。漢方などでは色々活用されていると記されていました。写真は9月10日に撮影しました。