季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)

2009-09-21 09:30:28 | 趣味・季節の花
つくば植物園の観察路わきで、今年も彼岸を前に美しい花を咲かせていました。説明板によれば、中国原産で、「Lycoris albiflora」、ヒガンバナ科、リコリス属の多年草(球根)です。図鑑によれば、「彼岸花」と「鐘馗水仙」との交雑種のようです。写真は9月13日に撮影しました。
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ノコンギク(野紺菊)

2009-09-21 09:17:57 | 趣味・季節の花
野菊の仲間で葉一番よく見かけるかもしれません。里山でも道端にほんのり青紫色をしたこの花を見かけます。説明板によれば、本州から九州の日本や温帯アジア地域にかけて広く分布し、「Aster microcephalus var. ovatus」、キク科、シオン属の多年草です。説明板がないと区別できないほどにヨメナと似ています。図鑑によれば、花や茎に短い毛が多いのがノコンギクだそうです。素人にはわからないですね。いずれにしても、秋の野原で見る野菊として昔から親しまれ、愛でられた植物で、つくば植物園では「文化の植物」の展示コーナーに他の野菊の仲間とともに植栽されています。写真は9月13日に撮影しました。
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ナガバシラヤマギク(長葉白山菊)

2009-09-20 21:30:56 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。初めてみた野菊です。写真でお分かりのようにヤマシロギクより葉が細長いですね。説明板によれば、日本(本州)に分布し、「Aster × sekimotoi」、キク科と記されていました。サワシロギクとシラヤマギクの交雑種のようで、別名を「ヤマサワシロギク」とも言うようです。写真は9月13日に撮影しました。
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ナガバシラヤマギク(長葉白山菊)

2009-09-20 21:30:56 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。初めてみた野菊です。写真でお分かりのようにヤマシロギクより葉が細長いですね。説明板によれば、日本(本州)に分布し、「Aster × sekimotoi」、キク科と記されていました。サワシロギクとシラヤマギクの交雑種のようで、別名を「ヤマサワシロギク」とも言うようです。写真は9月13日に撮影しました。
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シロヨメナ(白嫁菜)

2009-09-19 07:04:30 | 趣味・季節の花
つくば植物園の林の下で咲いていました。別名は「ヤマシロギク(山白菊)」で、前掲の「シロヤマギク(白山菊)」と呼び方が似ていて、混乱しそうですが、写真を見ながら違いを理解してください。和名は白い色をした嫁菜ということのようです。説明板によれば、日本(本州~九州)、台湾の山の道端などに分布し、「Aster ageratoides subsp. leiophyllus」、キク科、シオン属の多年草です。写真でお分かりのように葉に繊毛がほとんどないのが特徴で、シラヤマギクと見分けることができるそうです。写真は9月13日に撮影しました。
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シラヤマギク(白山菊)

2009-09-19 06:54:27 | 趣味・季節の花
この花は以前にも掲載していますが、今回の野菊の仲間紹介で比較のために再度掲載します。説明板によれば、日本(北海道~九州)、朝鮮、中国に分布し、「Aster scaber」、キク科、シオン属の多年草です。写真でお分かりのようにこの花も白い花弁が、等間隔についていないところが野生種らしくて趣があります。葉や茎には繊毛があり、触るとざらざらしているように感じます。写真は9月13日に撮影しました。
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シブカワシロギク(渋川白菊)

2009-09-18 09:05:48 | 趣味・季節の花
つくば植物園の文化の植物展示区画で咲いていました。これも野菊の仲間です。草丈は50cmくらいで白い花です。図鑑を見ると前掲の「白沢菊」の変種だそうです。この植物は、静岡県引佐町にある渋川温泉周辺で見られることからこの和名のようです。この花も開花してしばらくすると白い花弁は淡赤紫色に変色するようです。説明板によれば、静岡県・愛知県の一部に自生し、「Aster rugulosus var. shibukawaensis」、キク科、シオン属の多年草です。写真のように花弁が整然としていないところが何となく古代の花のような感じを受けます。近年自生地での個体が激減しているとかで、保護の対象にされているようです。写真は9月13日に撮影しました。
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サワシロギク(沢白菊)

2009-09-18 08:52:54 | 趣味・季節の花
つくば植物園の各種野菊の仲間を集めたコーナーで、色々な種類の野菊が咲き始めています。すでに数種類は掲載しましたが、続きを掲載します。直径が2-3cmで白い花弁が美しい花です。秋の林の中で木漏れ日を受けて咲いていました。説明によれば、本州から九州にかけて広く分布し、「Aster rugulosus」、キク科、シオン属の多年草で、名前の通り、沢などの水辺や湿地を好む野菊の仲間です。開花して日にちがたつと少し赤紫色に変化するようです。写真は9月13日に撮影しました。
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コシガヤホシクサ(越谷星草)

2009-09-17 18:19:04 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中央広場にある池のほとりで咲いていました。この植物は野生絶滅種(EW)とされ、筑波実験植物園が自生地である下妻市砂沼(農業用灌漑池)から絶滅前に救出して保存・増殖の研究が行われ、元の自生地に戻して発芽に成功したと説明されていました。1938年に埼玉県越谷市で、標本が発見されて以降消滅し、茨城県砂沼で1975年に自生を発見され、筑波実験植物園(つくば植物園)で保存・増殖に成功したものです。この植物は、春の水位が低いときに発芽・定着し、初夏から夏にかけて水位が上がって水の中で成長し、再び水位が下がる秋に開花して結実を迎え、種子で越冬するという独特の環境条件がないと生育できないそうです。この環境条件を満たすのが、水田耕作地周辺の湿地や灌漑用湖沼であったようです。しかし近年の水田の放棄や宅地化などで、この条件が満たされず、野生種が絶滅の危機に陥ったと記されていました。詳細は筑波実験植物園のHP(http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/topics/2009/09ehsatake/)に詳しく紹介されています。学名は「Eriocaulon heleocharioides」、ホシクサ科と記されていました。花は茎の先端にある極く小さな星形をした白い部分です。写真は9月13日に撮影しました。世界でも珍しい極めて貴重な植物です。
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アキニレ(秋楡)

2009-09-17 07:50:29 | 趣味・季節の花
秋に花が咲く珍しい木です。写真のようにとても小さい花蕾が枝いっぱいについています。説明板によれば、本州(比較的暖かい地方)、九州・四国の他、朝鮮半島、中国、台湾等に分布し、「Ulmus parvifolia Jacq.」、ニレ科ニレ属の落葉高木です。ニレ科の中では唯一秋に花をつけることからこの和名のようです。近くの大学の構内で見かけました。関西以西では、河原などで自然に見ることができると図鑑に出ていました。通常「ニレ」と言えば春に花を咲かせる「ハルニレ」を言うそうです。写真は9月7日に撮影しました。
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アベリヤ

2009-09-16 10:08:38 | 趣味・季節の花
近くの大学の構内の垣根に使われています。夏の初めころから咲きいますが、この時期になるととても甘い香りが漂ってきます。公園や家庭の庭や垣根などでよく見かけます。花をよく観察すると、ツクバネウツギなどに似ています。説明板によれば、「Abelia × grandiflora」、スイカズラ科、ツクバネウツギ属の常緑低木です。別名は「花園衝羽根空木」と呼ばれるようです。何だかこちらの名前のほうがイメージに合っていますね。写真は9月7日に撮影しました。
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オオモクゲンジ

2009-09-16 09:42:01 | 趣味・季節の花
近くの大学の構内で大きな樹木の枝の先端にいっぱい咲いていました。独特の袋状の果実です。夏の終わりごろから黄色い小さな花が円錐状に房になって咲きます(写真では枝の先端に数個の花が残っており観察できます)が、花後に写真のような袋状の花のような形の果実を観察できます。種子は、この中にある黒い粒状のものです。写真を拡大していただくと、花のように見えるものが葉の形をした3枚のホオズキの袋のようになっているのがお分かり頂けると思います。説明板によれば、中国中部地域原産で、「Koelreuteria bipinnata Franch.」、ムクロジ科、モクゲンジ属の落葉高木です。写真は9月7日に撮影しました。
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デンドロビウム・ストラテイオテス

2009-09-15 21:16:35 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の新しい展示区画で見かけました。とても珍しいランです。このような華やかで冠のような独特の形をしたランは初めて見ました。説明板によれば、マルク諸島~ニューギニア諸島にかけての熱帯低地に自生し、「Dendrobium stratiotes」、ラン科デンドロビウム属の着生ランのようです。高温と高湿度を好む植物です。写真は8月29日に撮影しました。
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ブラックオーキッド(シンビジウム・カナリクラツム)

2009-09-15 20:21:27 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階で見かけました。詳しい説明が書かれていましたので、紹介します。『このランの本物を見る機会はそんなにないとい言ってよいでしょう。世界でも黒に最も近いランと言ってよいです。この植物はオーストラリア北部で木の上に着生しています。日本のシュンランと同じ仲間には見えない、分厚い葉をつけています。水を蓄えて乾燥を凌いでいるからです。』写真は8月22日に撮影しました。
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ナンバンキセル

2009-09-14 18:29:43 | 趣味・季節の花
つくば植物園のススキの株の根元に、ニョキっと花芽を出して咲いています。説明によれば、ススキの他にチガヤやショウガ等に寄生して育つ変わった寄生植物です。和名は写真を見ればすぐに納得できると思いますが、南蛮人が咥えるキセルに似ているからだそうです。学名は「Aeginetia indica var. gracilis」、ハマウツボ科、ナンバンギセル属の一年性の寄生植物です。写真は8月29日に撮影しました。
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