鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

食糧危機

2011-03-25 22:58:43 | Weblog
午後からお天気下り坂。


放射線によって、水の汚染が始まって、もう甘露は、飲めぬのだろう・・・などとつらつらと考える。
水の次は、食糧か・・・。

野菜・原乳は、いち早く・・・。
そして、米は、これから作るのだろうから、コレも水と土壌が汚染されているのだし、美味しいお米の産地の東北地方は、津波の塩害、放射能汚染ともう壊滅だろう・・・。

コレまで、食糧がなくて、飢えた・・・という経験がなくて、さて・・コレからそういう経験をするのか・・・。
食糧がないのでは、ない・・・。
食糧は、あるのだけれど、食べ続ければ、何年か・・・何十年か先に、かなりの確率で、癌なんかを発生しますよ・・・っていう但し書き付である。
ある意味、ロシアン・ルーレット的な・・・。でも、食べなければ、餓死だし、食べれば、放射線を取り込むことなるという・・・どっちを選んでも、やがては、『死』にたどり着く・・・いづれは、死ぬのだから、喰っといた方がいいか・・・。

敗戦を経験して、国土が焦土と化して、食糧は何処にもない・・・という物理的なコトではなくて、コレは、もう個人の選択なのだろうか?

でも、安全なものは、たぶん・・・無くなっていくのだろう。

足りない分を諸外国から輸入すればよかろう・・・と、安易に考えるヤツは、単なるバカである。
残留農薬、輸送途中に腐敗しないように降り注がれる防腐剤・・・数え挙げればキリがない。
それに、諸外国だって、自国で、消費する分が余っているから、輸出しているだけであって、かの国々が、災害にあって、収穫がなくなれば、日本になんか、食糧を分けてくれるなんて道理がない。
国産のモノだって、安全かどうかは、疑問符がつくけれど、
どれ、自宅の庭で、家族が食べる分だけの野菜でも・・・なんて、作っていたものにだって、情け容赦なく放射線は、降り注ぐ。

朝食は、時間がないから、会社へいって、珈琲一杯。
昼前には、空腹になるから、メープルシロップをクリーム状に挟み込んだカナダ産のビスケットを2枚。
昼食は、面倒なんで、介護用流動食1本。
帰宅までの仕事中に、珈琲一杯、午前中の残りのビスケットを1枚。
まともに食事を作るって食べるのは、夕食だけ・・・。

こんな食生活をしているワタシにだって、食糧危機は、訪れる。

わずか数基の原発の事故で、コレ程、環境に影響が出る・・・ということは、チェルノブイリで、学習済みのハズなのである。
原発政策を凍結したイタリアは、賢い。それにくらべると、日本人の危機意識は、ないに等しい。

・・・だって、想定外の地震・津波でしたから・・・。

だったら、想定基準を大幅に修正するべきだったのではないだろうか・・・。
考えられる以外のことを想定できるのも人間の能力のひとつなのだから・・・。

でも、今は、食糧危機の打開策なんて、想定外なんだろう・・・。