鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

・・・音もなく・・・

2011-03-20 22:59:41 | Weblog
午後から、曇ってきて、お天気は、下り坂のよう・・・。


自宅に隠棲2日目。
余震は、相変らずで、カタカタ・・・ガタガタ・・・と繰り返す。

報道では、野菜、牛乳、水道水に放射性物質検出・・・。

あくまでも、『微量』。
人体に、直ちに影響を及ぼす値ではない・・・ということだけれども。

直ちに・・・ってことは、時間が経つにつれて、影響が、出ないとは言えないってことだろうし、『微量』っていうのも、なんか・・・。
過去の原発事故のデータを基に算出してるんだろうけれど、政府も、研究者も、誰も『絶対安全』と、保証してくれている訳では、ないのだし・・・。

『全く、検出されませんでした。』
・・・なんてことだと、コレは、もう誰も信じないでしょう。

『多量に検出されました。』
・・・コレだと、あまりにも信憑性がありすぎて、パニックだしなぁ・・・。

曖昧は、美しい・・・。
重大なことを包み隠すには、もってこいだと思ったり・・・。

よく考えてみれば、原発があんな状態で、30kmは、避難の対象または、自宅退避ってことになっているのだから、放射線の被害が、いまんとこ『微量』、『直ちに、人体に影響を与える値ではない・・・』って、言い方以外、どんなに事態が、重篤であろうと、そう報道する以外にないのだろうと思うし、現状では、そう報道するしかないのだろう。

その結果が、わかるのは、何年か、何十年か先の話。
福島周辺、或いは、関東に、白血病や癌や脳腫瘍の患者が増えている・・・とか・・・。
政府は、今のうちに、各県に、放射線医療の専門病院を作る準備でもしておいたほうが、よいのではないでしょうかね・・・こんなことくらいしか、提言できないけれども・・・。

今、真実を知ったところで、どうしようもない。
この土地を離れて、どこかへ移住するくらいしか、手段がなくて、それは、大多数のひとには、不可能なことなのだろうし・・・。
あとは、政府か自治体が、ヨウ素剤を配布するとか???


放射線は、音もなく・・・降り注ぐ・・・。