鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

道楽③

2011-10-27 21:30:05 | Weblog
朝方の冷込みが厳しくなってきた。


思わぬ金属の値上がりで、毎月毎月チマチマと爪に火を灯すように貯めてきた金貯蓄だったけれど、一旦引き出して使い始めるともうなし崩しで、預金残量も減る一方になった。

それでも・・・。
私の身のまわりには、小さなキラキラが一杯になった。
あくまでも、小さな小さなキラキラである。
人間が小さいので、丁度よいか・・・この程度で。

スカルノ夫人(デヴィさん・・・日本名は、根本直子さんと言っただろうか?字が違うかもしれないな・・・)だとか・・・あと日本でいうと誰になるのかなぁ・・・あまり思いつかないけれど、富豪の女性が身に着けている大きなダイヤモンドやエメラルドやサファイアやルビーは、それなりの風格がないと宝石に負けてしまうのである。
宝石がヒトを選ぶっていうのだろうか・・・。
普通のオバさんが、身に着けても、嫌味で、滑稽で醜いだけである。

宝石なんて、無くても、充分な生活ができるし、貧乏性の私なんかが、持ちなれないものをもっていると、なくしはしないかと、気が気でない。
もともとこういうひとは、宝石の必要などないひとだし、別に、自慢したくて、宝石を身に着けているのではない。
小さなキラキラがうれしいし、見ていて楽しいし、そういう気分にしてくれるのなら、宝石にも効用があるというものだろう。身に着ける以外の楽しみがあるのだから。

しかし・・・何事も、極めれば、極道だから、たぶん、極めるってことも、相当、難しいのだろう。
世間でいう極道・・・というのも、また違う意味があるのではないだろうか・・・なんて、思うのだけれど・・・。

資金面で、もう宝飾品を買う余裕は、ないし、しばらく、買い集めた、小さなキラキラを堪能しようかと思っている。