鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

美乳考②

2012-11-20 22:52:55 | Weblog
真冬並み?寒さ・・・。


県北の牧場地帯で、ホルスタインの姿の美しさを競うコンテストが、行われて、やはりグラマラスな牛が、美牛の条件也やな・・・なんてことを、昨日のブログで、書いた。

さもありなん・・・。

同じ四足でも、馬は、地を駆け抜けるスピーディな戦士のイメージがあるし、牛は、のんびりと大地の牧草をはむおだやかな地母神的なイメージがある(・・・闘牛なんかは、また別のイメージだけれど)。易経でいうなら『坤為地』だろうか。

地母神と言えば、母なる神・・・ギリシャ神話のガイアなんかを思い出すけれども。
母神の象徴と言えば、やはりのその巨大な胸のふくらみだろう。
全身コレおっぱいだらけ・・・なんていう女神様の像も存在する(・・・そうとう不気味)。

世の中の男性は、大抵このおっぱいが、お好きな方が多い。
嫌い・・・ってひとも中にはいるだろうけれど。

後ろから女を抱いて、胸に触れて、自分の手のひらにおっぱいが治まるのが理想・・・なんて、のたもうた諸兄もおられたが、ぽってりとしたおっぱいを自分の手のひらで、包むようにして、抱きしめる・・・なんてもの、またオツな?ものなのかもしれない・・・ワタシは、女だから、そのへんよくわかんないけど。

・・・ホルスタインから易経、ギリシャ神話と、どうやって纏めようかとここまで、実は、ここまで、大変苦慮していたのだが、どうやらなんとなく先も見えてきた・・・ここからが本題。
ちょっとカライかもしれないが・・・書かせていただく。

県北で、ホルスタインの美牛コンテストのニュースを見ていて思ったのだけれど、彼の地は、福島第一原発に近い地域で、放射線量も、まだまだ相当高い。原発事故前と比べれば、たぶん10倍以上はあるんじゃないかと思う(文科省のデータが正しいモノなら・・・という条件付きだれど。たぶん絶対、過小発表しているんじゃないかと、疑り深い私などは、そう思っている)。
そんな中で、子供を育てている母親たちの母乳は、果たして大丈夫なのだろうか・・・?と常日頃から、考えているのだ。
母乳から検出されるのは、セシウムだけじゃないだろう・・・そこに蓄積する放射線は、ジワジワと細胞に、放熱して、組織を壊し、ガン化していく。

そして、その影響は、たぶんこれから、顕著になっていくに違いない・・・。

麗しき美乳(人間、牛ともに)も、いまや放射線という見えない敵と向き合わざるを得ない・・・。
美乳と放射線を関連付けるのにも、かなり無理があった・・・書いていて、つくづくそう思う。

多分、無謀なテーマだったに違いない。