鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

晩秋というか・・・初冬というか・・・②

2012-11-24 22:58:58 | Weblog
朝は、どんよりとした灰色の雲に覆われた空も、昼過ぎには、晩秋というか、初冬というか・・・そんな緩い力のない光が、差してきた。

冬・・・だわね。
ミルクココアのような色をしたセーターが好きで、優しい初冬の光に良く似合う。
晩秋の色に染まった街路樹から、淡い淡い木漏れ日。
冬の散歩道・・・。
そんな情景を思い出しながら、それでも、やっぱり、まだ風邪は抜けず、無為な昨日の繰り返し。

そして・・・宝飾品のカタログなどを見ている。

ダイヤモンド・ルビー・サファイア(或いは、エメラルド)と呼ばれるプレシャスな石には、原石の形状、傷、内包物などによって、価格やカット(研磨)の仕方が違うようだ
特に、ダイヤモンドなどは、内包物が価格を左右するから、内包物の多い部分は、そぎ落として、マーキスやペアシェイイプ、或いは、トリリアントなどにカットした方が、ダイヤモンドの王道であるブリリアントと真っ向勝負するよりは、石の性質も生かせるし、形としては、可愛かったりする。

宝石の中では、一番の強度を誇るダイヤモンドには、数々のカットのヴァリエーションがあるのに、ルビーやサファイアは、定型の形のデザインがほとんど・・・。

多分、コランダム系(サファイア・ルビー)は、色の濃さによっては、内包物が、目立たない(・・・というよりは、もともとが、アルミニムってことだから、内包物自体がないのかも・・・???)・・・カットしたり、そぎ落としたりして、形状を整える工程が、ダイヤモンド程、重要視されていないのかもしれない・・・と思い至った。
(たぶん、間違っていると思いますが・・・)

個人的な趣味では、ペア・シェイプという雫型(涙型、または洋ナシ型)と呼ばれる形状が一番好きだ。
それで、お財布に相談しても、どうせ、断られるに決まっているけれど、ルビーのペア・シェイプのネックレスが欲しい。

同じコランダム系でも、サファイアは、青からピンク・・・しかも、限りなくルビーに近い赤まで、鉱物の含有量の違いで、色が豊富なのに対して、ルビーは、もう赤だけ。赤くなければサファイアってことになるので、サファイアのペア・シェイプは、あるのに、ルビーのペア・シェイプは、あまり出回らないのかも・・・???

また、どうでもいいことなことをつらつら、考えてみるに、たぶん、ルビーは、ペア・シェイプにカットしてしまうと無駄が多いのではないか・・・と思い至った(・・・思い至っただけで、実際はどうなのかわかならいけれど)。
まあ、ヘタな考え休むに似たり・・・ともいいますからね。

しかし・・・ルビーのペア・シェイプ・・・私の手許に来てくれないだろうか・・・。