鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

Serge Lutens : Bas de soie

2013-09-21 22:51:00 | Weblog

朝夕・・・寒いくらい。秋・・・深まってゆく・・・。

春から使い始めて、夏が終わる頃、丁度、使い切ってしまったのが、Choe(クロエ)のEAU DE FLEURS CAPUCINE 。
なかなか清潔な香りで、ひと夏中、お世話になった。

さて、9月も半ばを過ぎて・・・。
香りも変えよう・・・と言っても、もう会社には、行っていないし、毎日使う必要は、なくなったのだけれど、水曜日(18日)に、会食の予定があったので、以前購入しておいた新しい香水の封を切った。

今日の画像。
Serge Lutens :Bas de soie:
セルジュ・ルタンスの『パ・ドゥ・ソワ』。

不思議な香りなのである。
トップは、私の好きな青っぽいガルバナム樹脂なのだけれど、1980年代・・・あのシャネルの『 °19』 の除光液のようにガツンと香る訳ではなく、割と控えめ。
そのあと、アイリスとヒヤシンスの花々がエレガントに、これも控えめに香る。
これは、私見なのだけれど、ドライ・ダウンが、なんと、チョコレート(カカオ?)のような香りで、僅かにパウダリー(粉っぽさ)を含みながら、肌に残るようで、不思議な感じがする。

ネーミングの『パ・ドゥ・ソワ』は、絹のストッキングという、ちょっと艶っぽい、意味深?な名前なのだけれど、少しだけパウダリーで、絹の肌触りに似ているかもしれない。

プライヴェート・シーンのデイリー(日中)向け・・・という解説があったけれど、夜のお食事でも、違和感がなかった・・・(但し、この日のイデタチは、淡いシルバーグレイのジーンズに、友禅アロハという砕けた格好だったので、果たして、この香りが、マッチしていたかどうかは、解らない)。

プライヴェート・シーンのデイリーという括りならば、オフィス向けではないのかもしれないが、この控えめさ(仄かに香る感じ?)だと、オフィスでもOKだろうと思う・・・しかし、今の処、会社勤めのアテは、ないので、関係ないっちゃ・・・関係ないのだけれど・・・。
どちらか・・・といえば、秋冬向けの香りだろうか・・・。春でもいいか・・・。

セルジュ・ルタンスは、難易度の高い香りが多いけれど、コレは、予想に反して、使いやすいかもしれない・・・でも、そう思っているのは、実は、私だけで、全然、マッチしていない香りを、臆面もなく使っているだけなのかも・・・。