ヒンヤリとした・・・けれども湿度のある風の吹く午後。
曇り空。
そろそろ梅雨マジか・・・の雨を連想させるような月曜日。
太陽の力が、一番強く、紫外線も強烈に降り注ぐであろう夏至まで、あと1ヶ月足らず。
風が湿度を帯びて、少し冷たい感じがするけれど、ちょっと動くと蒸し暑い。
自転車などは、気持ちがいい季節なのだろうと思う。
躑躅(つつじ)も満開(・・・いや、もうピークは過ぎたか・・・)だし、これからは、春の花から夏の花へとチェンジしていく時期。
そろそろ菖蒲(あやめ)や杜若(かきつばた)等の水生植物が見頃となる頃で、国道沿いのアヤメ園の看板が出ていたから、ピークなのだろう。
イケバナ(生花、活花・・・どちらが正しいのか分からないけれど)の手法(これも、曖昧だけれど)に、『立花(りっか)』というのがあって、中心になる花木を垂直に立てる形式とうことだけれど、菖蒲や杜若、アイリスなどは、天に向かって一直線・・・というか、そんな勢いのある姿だから、それだけでも、立花・・・という感じがする。
折り目正しい、きちんとしている、礼儀正しい・・・なんとなく(コレもよくわからないけれど)武士道的な潔さ・・・みたいなオーラのある姿であるなぁ・・・と、これらの5月の花々を見るたびに、毎年、同じことを考えてしまう。
立花は、武士の嗜み。
一流の武人たるもの、立花は、教養のひとつ。
武士道的な花といえば、『椿』などもそんな種類かもしれない。
首から、ぽとり・・・と地に落ちるから、そんなイメージがある。
公儀介錯人・拝一刀さんは、凄い刺客ぞな・・・。
仏に会えば、仏を斬る・・・。
奥さんと子供を愛する孤独な狼である。
・・・なことを書いていたら、大きな地震が発生。
揺れましたね~~~。
先の震災を思い出して、ちょっと怖かったです・・・。