昨日(15日)は、某所15階展望レストランにて、月例定例の観月会。
一昨日(14日)の蛍狩りも、そうだったのだけれど、夕刻からの、とにかく陽が沈まないと始まらない夜のイヴェント続きである。
夏至をまじかに控えて、薄暮が、闇に溶けるまで、まだまだ時間のかかる19時スタート。
陽は完全におちているものの、15階の展望室から眺める市内に、闇が降りてくるには、あと30分の待ち時間があった。
『夜の7時なのに、まだまだ明るいね・・・。』
同じセリフを、2日連続で、同じ相手に言ってしまう。夏至のチカラ・・・???
太陽の力が強いのだろう。
薄暮は、白い。
緯度の高い北欧などでは、太陽すら沈まない・・・ということだから、白夜のシーズンに精神疾患を患う人が増えるというのが、なんとなくわかる気がする。
たぶん、ヒトに光が必要なように、闇もまたヒトにとっては、必要不可欠なのだろうと思う。
この世から闇がなくなったら・・・。
ヒトは、ねむらなくなるのだろうか・・・???
少なくとも・・・睡眠時間は、減るに違いない。
闇は、恐ろしい世界でもあるけれど、優しい世界でもあるようなのだ。
・・・ワタシは、このところ、この闇の時間帯に起きていることが多いから、特にそう感じるのかもしらない。
ずっと、ずっと・・・闇に沈んでいたいなどと感傷的なことを考えている。
今回の観月会。
このところ・・・ずっと月の無い観月会であった。
昨日は、二十八夜で、今日の新月を待つばかり。
しかも、宵にかけて雷雨でもあった。
メニューは、相変わらず季節の旬の野菜をふんだんに使った手の込んだ料理が次々と登場。
新ジャガ、玉葱、オクラ。鮎。
18回続いた観月会であるけれど、来月の15日は、お店の貸切で、翌々日に変更となった。
毎月15日という定例が崩れたので、相方は、物凄く落ち込んだ。
折角、18回連続したのに・・・と納得行かないらしい・・・その程度のことで、これ程ダメージ?を受ける相方は、やっぱり、偏執的なのかもしれない・・・と思ったりした観月会であった。