雨のちくもりのち晴れ・・・。
このところ・・・というより、8月頃から、なんだか、雨が多いような気がする。
温度も高くて、湿度も高い・・・梅雨時みたいなカンジで、そのせいか・・・。
腕と背中を、ダニに噛まれた。
チクチクするので、見てみたら、ぷっくり、腫れあがって、強烈な痒さ。
ダニの痒さは、一時、治まっても、時間を置いて、また痒くなり、それを1週間くらい繰り返し、ようやく終息に向かうという・・・。
常時、痒い訳ではないけれど、突然、物凄い痒みに襲われる。
そして、我慢できずに、掻きむしると、無残にも色素沈着を起こすという・・・タチの悪いモノでして・・・。
刺されないことが一番で、刺されてしまったら、搔き崩さないことが大切なんだけれど、皮下に溜っている小さな水泡を、潰すと痒みが、一気に沈下するような気がする・・・。
市販の緩い痒み止めクリームなどは、一時的に痒みを抑えるだけで、繰り返しの痒みに対するブロック効力は、ほとんどない。
あまりにも、痒いから、仕方がないので、ステロイド入りの少し強力なヤツを、買ってきた。
『フルコート』である。
昔からあるステロイド剤含有の軟膏で、ベタつきがハンパない。
・・・しかし、コレも・・・気休めでしかないことが分かった。
体質なのか・・・一度、刺されると、終息までに、やはり1週間、我慢して、我慢して、搔き崩さないようにするのは、搔き崩すよりストレスの度合いが、激しい。
一節によると・・・『搔く』という行為は、体表面についた異物を取り除きたい行為・・・らしい。
・・・そんなこんなで、それでは、ダニを防虫する方法として、様々な道具が売られている。
薬剤散布系(ダニアースとか)、燻蒸剤(バルサンなど)のダニにとっては、核爆弾級?のものから、布団専用のクリーナー(レイコップ?)などの超高額商品、布団やカーペットの裏などに置いて、捕獲するマット系もの。
電波、超音波などで、部屋に寄せ付けない電子戦力系・・・などなど様々・・・。
そう言えば、去年、大掃除(もどき)のことをしたときに、10数年前にプレゼントでいただいたお香が出てきた。
よい香りがするので、時々、焚いていたけれど、お香類もダニなどの虫避けになるそうな・・・???
平安貴族などは、衣装に香を焚きこむということをしていたけれど、衣桁に着物をかけて、香炉で燻す・・・というか・・・。
気品のある伽羅、白檀などの香木で、良い香りに燻蒸し、虫避けにもなる一石二鳥・・・。
殺さず、避けるというあたり、やはり、雅さを感じる。
因みに香道では、香を『聞く』というそうな・・・故・宮尾登美子氏の『伽羅の香』に記載があったことを思い出した(←拙ブログに既出かもしれない。重複していたらすみません)。