夜間、明け方など、気温が、15℃を割るようになってきて、寒くなってきています。
日中などは、20℃前後・・・と過ごしやすい気候ですが。
気温20℃前後というと、春分の日から4月頃の春めいた頃と気温的には、同じですが、春の20℃と言えば、まだストーブが必要だったりしますが、秋の20℃前後は、身体が、まだ暑さを覚えていて、暖房器具は、必要としないようです。
同じ気温だけれど、過ごし方が違うようです。
先月の中旬頃、生栗をいただいて、鬼皮など剥いて、冷凍保存しておいて、時々、栗ご飯などを楽しんでいますが、お隣の奥さんから、今度は、茹で栗をいただきました。
生栗よりも粒が大きめで、ひとつ剥いて食べてみたのですが、あまり甘くなくて、少し固め。
茹で栗は、劣化するのが早くて、時間が経つと、ダメになってしまうし、一遍にこんなに食べきれないので、、渋皮煮でも作ってみるか・・・と思いました。
もっとも・・・渋皮煮は、生栗で作るモノですが・・・。
そして、真夜中。
草木も眠る丑三つ時。
私は、包丁で、再び、栗の皮を剥くことに・・・。
茹でた栗は、渋皮ごと剥けてしまったりで、鬼皮は、柔らかくなっているから、生栗ほど、剥きづらくないのですが・・・。渋皮を傷つけずに剥くのは、なかなか大変で、渋皮が向けてしまったものは、分けておいて、裏ごしして、お砂糖を混ぜて、くりきんとん(←お正月用の栗を丸ごとにるものではなくて、裏ごしして、茶巾しぼりのようにしたもの)を作りました。
ナントカ、鬼皮の剥けた栗を、重曹で、煮て、流水で、栗本体をこすると、渋皮が剥がれます・・・を3回(或いは、4回)程度、繰り返すと、栗の実本体と紙一重に、薄い渋皮が残ります。
それをお砂糖とラム酒で、煮てみました。
ここ数日の私のおやつになりました(市販のヘンな添加物ばかりのお菓子よりは、健康的かも?)。
↓(黒いスジなどは、きちんと取らねばならないのですが、残っているあたりはご愛嬌。茹で栗なんで、チカラをいれると渋皮がとれちゃうのよね)
私は、木の実類が好きで、乾燥したナッツ(アーモンド、カシュー、ヘーゼル)は、特にすきだけれど、栗のお菓子も大好きです。
栗鼠(リス)みたいなヤツだ・・・と自分でも思いますが。
栗鼠は、栗の実やどんぐりを生のまま食べますが(当たりまえですね。リスは、火を使って加熱調理できません)、かの木の実には、栗虫という虫(蛾の幼虫みたいです)が、栗の実、どんぐりの実の柔らかいうちに、卵を産み付けて、孵化するのが10月くらいということで、栗に虫は、つきものなんですが、この生きた虫は、栗鼠の大好物のようです。
栗の実本体よりも、たんぱく質が豊富で、栗鼠にとっては、御馳走なのかもしれません。
冬眠のために、栄養をつける時期でもありますね。
私は、冬眠はしませんし、虫は嫌いですが・・・栗は、好きです。
栗は、9月のうちに加工しておく方がよさそうです(関東地方では・・・)。