真夏日一歩手前の最高気温29度。
カラリとして気持ちの良い10月始めの週末。
昨日は十五夜、今日は満月。
月がのぼり始めて、お月見とばかり、双眼鏡で、観察。
神秘的な輝き・・・。
夏は、湿度が高いから、月もぼんやり。
夏が終わりかけの9月の満月の頃は、秋雨前線に阻まれて、月の姿を見ることが出来ないコトが多いのだけれど、10月は、晴れる日も多くなって、お月見も出来よう。
子供頃、お月さまでは、うさぎさんが、お餅をついているようにみえたのだけれど、改めて、見上げてみれば、ややや!近眼だし、老眼だし、乱視だし・・・肝心のクレーターが見えないではありませんか!!!
子供頃とちがって、大人になると、じっくり月面を観察・・・なんてコトは、しなかったのです。
ああ、月が、出てるね?
・・・くらいの感覚。
なんだか、訳のわからなかった十数年間。
月などソコにあったかい?
相方から電話があって、
『月面は、ウサギさんというより、リスさんが、お餅をついているようにみえました。』
ということで・・・。
『なに???月には、リスが棲んどるのか???』
・・・裸眼では、月の影が、全くみえないので、メガネをかけてみたものの、近視ドが進んだのか、老眼が酷くなったのか・・・コレもはっきり見えぬので、演劇ステージ用9倍の双眼鏡で、月面観察など。
おお・・・綺麗だね。はっきり見えるね、クレーター。
でも、しかし・・・子供の頃みたうさぎさんは、居りませなんだ。
数十年を隔て・・・月の表面が、変わったのか、或いは、居住地からみる月面の位置、或いは、高度か・・・???
でも、リスにも見えないなぁ・・・。
もう少し、眺めていたいなぁと思って、ベランダにイスをだして、風が冷たくなってきたので、なにか羽織るものと、暖かいお茶でも飲もう・・・などと、階下で、お湯など沸かし、御茶など淹れて、ベランダに戻ると・・・月は、何処へやら・・・。
雲間にその姿を隠してしまいました。
月末の十三夜も、晴れたらいいなぁ・・・でも、その頃は、もっと寒くなっているでしょう。