鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

困った家人・体温計とメガネ

2020-10-06 23:52:32 | Weblog

くもりがち。

着ると暑いし、脱ぐと寒い・・・???

 

家人の風邪がなかなか、治らぬようで、体温計が手離せぬようになって、始終、熱をはかっているのだけれど、37度1分だとか、そんな感じで、今のところ、3本の体温計と仲良くしている。

・・・もっとも、デジタル体温計の計測完了のアラームが聞こえないので、表示盤を確認する前に消えてしまったり、なかなか難儀しているようなので、ワンプッシュで計測かのうな非接触型赤外線体温計を購入したみた・・・ところ・・・体表の額、腕、首などの温度を測り、全部違うので、どれが正しいのか分からない!とかえって、混乱させてしまったようなのであった。

・・・やはり、昭和のひとである。

水銀体温計感覚なんだろうなぁ・・・。

(まあ、水銀のときも、常時4,5本持っていて、全部の体温計で、測ってみて、一番、納得のいく体温を表示した体温計が、本日のお気に入りとなるのであった・・・ムダなことよ)

では、水銀体温計でも、購入するか・・・と思ったけれど、水銀体温計は、既に、生産中止となった・・・。

血圧計なども、病院などでは、旧式の水銀計は、淘汰されているところも多いようで。

デジタルの時代に、完全に取り残された家人であった。

水銀のアナログとデジタルを、説明しても、全くわからないらしい。

説明しているコッチが、イライラしてくる。

要は、現在、測っている体温(なり、血圧なり)を、基準として、明日は、高いか低いかで、体調の具合をみるもので、数値で、一喜一憂していても、何の意味もないから、計測する身体の位置(額、首、腕など)を決め、計測する時間帯を決めて、変化をみるようにすればいいのでは?と提案してみたが、では、おまえも測ってみて、この体温計が、壊れているか否かを判断せよ・・・との命令で、測りたくもない体温を測るハメになる。

面倒なコトこのうえなし。

逆らうといろいろと面倒なのだが、私も、いろいろとやることもあるのだ。

実際、小豆を煮ていたので、火にかけたままだからと言って、その場を去り、そのまま忘却してくれることを乞い願った。

 

午後も、階段下から、

『メガネ失くした。文字が見えなくて困る!』

ということなので、ヤレヤレまたか・・・と階下に降りていった。

 

『外へは、持ち出していないか?最後に使った場所を覚えているか?』

と、ホワイトボードでの筆談なので、更に面倒だ。

先週末に、炬燵(こたつ)布団を出したので、炬燵布団の間とか、毎日、日課となっているアロー&スケルトン雑誌の間とか、探してみたが、見つからない。

以前、ティッシュペーパーボックスの中に入っていて、予想もしないところから、見つかったりしたことあって(このときは、なかなか見つからなくて、メガネ屋へ行って、新調した)、年に何度か、メガネを失くしたの大騒ぎになる・・・明日は、またメガネ屋へ行くことになるかもしれんな・・・と思いながら。

ふっと外して、ポイっと置く癖が治らず、置いた場所が、思い出せず・・・の繰り返しなので、家人の目線より、上に置くことはまずないだろうと思い、手近な出窓、小箪笥、炬燵回り、新聞雑誌の間など、探索したが、なかなか出てこない。

『おかしいなぁ。』

という家人。でも、全然、おかしくない。何処で外して、置いたのかさえ、覚えていれば、メガネを失くすこともない。

『メガネに脚がある訳でなし。』

 

・・・そういえば、午前中は、日の当たる向こうの部屋に居たことを思い出し、ソチラを探してみると・・・探す迄もなく、テーブルの上に、メガネは、鎮座ましましていた。

そうか、ソコにいたのか・・・。

 

『コレは、一体何でしょう?』

家人の前に差し出すメガネ。

 

・・・こんなムダな毎日の繰り返しで、私の方が、神経衰弱になってしまいそうなのだ。