鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

今年の風邪治療~麻黄附子細辛湯

2020-10-13 21:41:02 | 健康・病気

曇りがちの夏日。蒸し暑い。時々晴れたり、にわか雨が降ったり。

午後の早い時間、手の親指くらいのオオスズメバチが、二階窓に、2,3度ぶつかってきた。

オオスズメバチの新女王だろうか???

 

先週末に、咽喉が痛く、去年と全く同じ時期に、風邪をひき、去年同様、1カ月近く、ひどい咳に悩まされるのかもしれない・・・などと思った。

人によって、風邪の初期症状は、違うけれど、私は、まず『咽喉』に来る。

ああ、イヤだな・・・でもなぁ・・・風邪って、ひととおり、経過しないと治らないんだよなぁ・・・。

それに、今の時期、外出先で、コホン!と咳でもしようものなら、

『こいつ、コロナ患者か?』

・・・と、周囲から、白い目で、見られるのは、必定であって、面倒だ。

 

今年の初め頃、かの新型コロナ肺炎で、中国武漢が、閉鎖されて、少し経った頃、漢方薬の『清肺排毒湯』が、新型コロナ肺炎に効果があるとか、ないとか・・・のハナシを聞いた。

そして、老人などの風邪には、『麻黄附子細辛湯』を服用すると効果があるということだった。

老人に強い薬は、飲ませられないよな・・・と思い、近所のドラッグストアで、9包入りの漢方薬を買っておいた。

 

それから暫くして、家人が、風邪気味になったので、『麻黄附子細辛湯』を服用させたところ、2日程、服用して、風邪症状が治まったので、今度は、30包入りを購入しておいた。

 

家人には、良く効いたけれど。

家人は、漢方薬と相性が良いらしく、一時的な症状は、大抵、漢方薬のエキス剤を服用している。

 

・・・でもなぁ・・・私には、あまり効かないだろうな(私には、漢方は、合わないのかも、効果が実感できないでいたし)・・・と思いつつ、気休めに、『麻黄附子細辛湯』を服用して、眠った。

翌朝、多少の咽喉の痛みと、クチの中が、カラカラになっていて(どうも、だらしなく、クチをあけて、寝ていたようで、鼻づまりでも起こしたのかもしれない)、それから、2日間、この薬を服用して、ダラダラ寝ていたら、悪くならずに、完治した。

一度、咽喉が痛くなると、悪化する一方だったのに・・・。

私にも、効果があったようだ。

 

風邪かも・・・と思ったときに、膝から下の冷感が、酷くて、足湯をして、温め、ゆるゆるの半日断食などして、殆ど食べず(空腹を感じたときは、マヌカハニーとお茶を摂った。マヌカハニーは、こういうときのため?に、ちょっとグレードを上げて、普通より高額のUMF12をストックしておいた)、眠ってばかりいた。

去年は、1か月以上も、酷い咳に悩まされ、夜も眠れず、夜間は、床の中で、you tube など見ていたのだった・・・。 

 

一般的に、風邪の初期には、『葛根湯』が、処方されることが多いけれど、虚証とよばれる虚弱体質には、合わないらしいし(ひとによって違うようなので、虚弱体質のひとでも効果の出るひともいるだろう)、風邪やインフルエンザなどのバクテリア、ヴァイラスの種類によっても、処方が変わるのだと思うのだけれど。

 

『麻黄附子細辛湯』は、老齢者向けの弱い?薬らしいので、それが効くというのは、私も、いよいよ老人なのね???