鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

神無月・十三夜

2020-10-29 23:16:53 | Weblog

朝から、綺麗な秋晴れ。

本日十三夜。

仲秋の名月だった10月2日の月と今日の十三夜の月と両方をみられました(片方だけだと、片見の月ということで、縁起が悪いそうで)。

午後から、少し冷たい風が吹いてきて、陽が落ちてからは、グンと気温が下がってきましたので、ベランダから、時々、薄雲を纏う月などを、眺め、画像の月のナナメ左上の星は、火星だね。

さて、神無月・・・。

神社?の神様が、出雲に出張なさって、出雲以外は、神様の居ない神無月。

 

(たぶん、去年もかいたような気がするけれど)

 

神無月にかこまれて・井上陽水

 

ひと恋しと泣けば十三夜 月は朧淡い色具合 

雲は月を隠さぬように 優しく流れ 丸い月には流れる雲がちぎれた雲が良く似合う

 

風が騒ぐ 今や冬隣り 逃げる様に 渡り鳥がいく

列についていけない者に また来る春があるかどうは誰も知らない

ただひたすらの風任せ

 

神無月に僕は囲まれて 口笛吹く それはこだまする

青い夜の空気の中に生きているものは 涙も見せず笑いを忘れ

息をひそめて冬を待つ・・・

 

10月という季節に囲まれているのか、或いは、衛星である月に特化しているのか・・・。

列についていけない渡り鳥に、また来る春があるのかどうか・・・。

虚無的な感じのする曲ですが・・・。

寂しい秋、来るべき厳しい寒さの到来の中、渡り鳥には、また来て欲しいところです。

 

神無月・十三夜・・・ただひたすらの風(運)任せ・・・。